ラッコ調査基金が絶滅の危機

モントレーベイからサンルイスオビスポの沿岸に生息するカリフォルニアシーオッターの生態調査を行っている海洋生物学者のグループが資金不足の危機を訴えている。カリフォルニアのラッコは1930年代に乱獲により絶滅の危機に瀕していたが、1977年台に絶滅の危機にある品種として保護が始まり、1990年代までは順調に個体数を伸ばしていた。ところが、1990年台に入り個体数の増加が頭打ちとなり、3000匹弱で止まってしまっている。学者のグループは毎年10%が死亡しているというラッコの死因などを調査し種族維持に努めてきたが、その調査研究費の大半は、カリフォルニア州の州税納税時の寄付金に頼っていた。カリフォルニア州の納税書にはいくつかの基金にたいする寄付を行うための寄付先のリストとチェックボックスが並んでいるが、ここに掲載されるためにはあらかじめ制定された最低寄付金額を集めなければいけない。ラッコ調査基金は25万ドルがその最低ラインだったが昨年は25万5千ドルしか集まらなかったため、今年の寄付金が昨年を割り込むようだと、来年から寄付先リストから除外されていしまい、大きな資金源を失うこととなる。

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