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2009年06月05日

グーグルがヤフーなどの競合他社からの引き抜きを禁止していた事が明らかに

企業間での人材の引き抜きで、共謀があった可能性を捜査していた連邦公正取引委員会は、Googleが「これらの会社から人材を引き抜いてはいけない」とする「Do not touch list」でリクルータに対して競合他社からの引き抜きを禁止していたことを明らかにした。Do not touch list には YahooやGenentechなどの名前が挙がっており、リストは定期的に更新されていたという。
企業が、取引関係のある会社や、同業者とのトラブルを避けるために特定の会社から人材を引き抜かないようにすることは珍しくなく、違法性もないが、複数の企業間で同意の上で特定の会社からの人材を採用しないように共謀していた場合は、反トラスト法に抵触する可能性があるという。リストの存在は元グーグルのリクルータも認めており、禁止リストは主に、それらの会社への礼儀としてとらえられていたという。
Yahooのリクルータは、Yahooではそのようなリストは存在せず、GoogleやMicrosoftからも引き抜きを実施しており、自由競争であるべきだとしている。

投稿者 Editor : 2009年06月05日 07:50



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