社食訪問レポート

Facebookのカフェを訪れるのはこれで三度目です。最初はまだパロアルトダウンタウンにオフィスが点在していた時に訪れた怪しいカフェ。

facebook « シリコンバレーの社員食堂

その後、パロアルトのHPキャンパス跡に移った際にも訪問しています。

facebook新キャンパス « シリコンバレーの社員食堂

そして今回はメンロパークの旧サンマイクロキャンパスの社員食堂におじゃましました。前回、前々回からの成長ぶりを御覧ください。

ちょうど日曜日が母の日だったため、キャンパス入り口の看板のイイねマークが花束を握っていました。今日はマーク・ザッカーバーグCEOの誕生日なので、そのまま剥がさずに残していたのかもしれません。

 

イイね看板は観光客の名所にもなっており、ツアーバスが停まるほどの人気スポットです。

そしてこちらが今回訪れたビルの受付。気合の入ったハッカーぶりです。

キャンパス内のスペース。各ビルに看板が出ていたりして、まるで高級ショッピングモールの中庭のようです。

こちらはメキシカンレストラン

自転車通勤のお供、バイクショップ。修理やメンテからパーツの購入まで。

ハンバーガーショップ。直火炭焼です。

こちらは中庭に面したBBQコーナー。牛一匹丸ごと焼けそうなグリルです。

そしてこちらが、寿司レストラン。これ、キャンパス内の社員食堂ですよ。唯一有料だけど。

ネタも地元のレストランに負けない新鮮さです。パロアルトの名門富貴寿しがマネージしています。

こちらはカンパニーストア。もちろんグレイのパーカーも置いてあります。

 

Twitter の新キャンパスの社員食堂が凄いと聞いて行って参りました。

Twitter 社のカフェは過去に一度社員食堂レポートでご紹介(twitter « シリコンバレーの社員食堂)し、その後にもお邪魔しているのですが、編集長の独断個人的偏見ランキングではあまり上位には位置していませんでした。ファウンダーの1人がビーガンという事もあり、どうしてもそちら系に力の入ったメニューになるとの事でしたが、今年引っ越した新しいオフィスの社員食堂はかなり気合がはいっているとのこと。

早速、社員の方にお願いしてお昼時にお邪魔させて頂きました。

 

 

写真は、前のオフィスのカフェのランチです。決して悪くはないのですが、育ち盛りの編集長はもう少しこってり肉が食いたい。

で、こちらが新しいオフィスの社員食堂。テラスから温かい日差しの入る広々とした社員食堂、相当広いように見えますが、ご飯を選び終った頃にはテーブルを見つけるのに苦労するほどの満員の賑わいでした。

 

本日のメニューがこちら。もちろん全部無料です。食堂の業者はAdobe、Google、EBayなどベイエリアでも最高級の社員食堂御用達、安定したクォリティで安心のボナペティ社です。

 

食堂の各コーナーには@マークや#マークのついた名前が付けられていて、こちらは各種ピザの選べる @birdfeeder。シェフのみなさんの帽子にもTwitterの鳥のアイコンが。本日のbirdfeederコーナーからの選択肢は:

muscovy duck confit, chianti red bliss potatoes
molinari pepperoni
truffle taleggio, mushroom madness (vegetarian)

 

こちらはサンドイッチコーナーの具材。ハムだけでもこんなに沢山の種類から選ぶことができます。

 

そしてこちらは、お惣菜。ピザと並んで行列が長かったコーナーです。

 

この種類の豊富さとクォリティーですから、ほとんどの社員の方がランチはこちらで済ますそうです。サンフランシスコ市がTwitter社に破格の税制優遇を行なってこちらへの引越を決めさせた(twitter、SFミッドマーケットの新社屋をリース契約 )のには、地元ビジネスの活性化という狙いもあったようですが、残念ながら社内でこれだけのご飯が無料で食べられるとなると、地元のレストランにはあまり貢献できていないかもしれません。

こちらのカフェ、朝昼晩と3食営業ですので、独身の社員の方も安心です。

今日編集長が頂いたのは、こちらの grilled all natural chicken thigh, country baquette。これは本当に美味しかった。固めのパンとジューシーで柔らかい鶏肉、ほうれん草がナイスマッチ。

 

その他は、サラダ(2種)、ミネストローネスープ、アイスティー。「う〜む。サラダが被ってしまったな。」(井の頭ゴロー風で)

 

こちらは、今日ご案内頂いた @keita_f さんのチョイスです。こちらでもサラダが被ってます。@keita_f さんは米国の大学を卒業後、Yahooで検索を担当、現在Twitterで日本語およびアジア言語による検索APIの担当をされています。サウスベイから毎日専用シャトルでサンフランシスコのオフィスに通っていらっしゃいます。Wifi環境もあるバスでの通勤時間はメールチェックや睡眠にあてているとのこと。

 

そしてこちらが、同じくTwitter社の@Psychs さんのセレクション。お肉は、@comfortコーナーから、beef ‘osso bucco’。@Psychs さんTwitterのサードパーティクライアントではシェアNo 1のEchofonから今年Twitterに転職。現在、TwitterのiOSアプリの担当をされていらっしゃいます。

 

 

ドリンクコーナーには普通にビアサーバーが。ランチから営業中。こういう会社で働きたい。いや、働かずにビール飲んでいたい。写真を撮るのを忘れましたが、社員食堂の一角には、前のオフィスからあったDJブースが。社員のだれでもにわかDJとなって好きな曲をかけることができるそうです。その際には、必ずかけた曲名を社内ネットでシェアするのがルールだとか。

 

 

こちらは、外のテラス。当日は雨上がりでまだ椅子が濡れていたため、あまり外で食事されている人はいませんでしたが、気持ちよさそうです。

 

バルコニーの一角には畑。

ごちそうさまでした。


久しぶりの地方版取材、今日はサンノゼの1dollarscanさんにお邪魔してきました。

1dollarscanといえば、日本では本・蔵書電子書籍化サービスで有名なブックスキャン直系のUS一号店で、昨年8月にオープンしたばかりです。

このサービスは、自分が所有する本を送ると、本を裁断して1ページずつスキャナで取り込み、パソコンや電子ブックリーダーで読むことのできるPDFフォーマットに変換してくれるサービスです。

iPadやKindleなどが普及したことで新しい本は紙ではなく、電子書籍で購入して読むスタイルが普及してきましたが、すでに家にある本や、古い本で今後も電子化の予定が無い本などは、これまで通り紙で読むしかありませんでした。そこで、家庭用のスキャナを使って自分で本をスキャンし電子書籍化する、いわゆる「自炊」が一部の愛好家の間でブームとなりました。これに目をつけて、自炊代行を世界で最初にビジネスにしたのが、ブックスキャンです。

ブックスキャンが2010年の4月にサービスを開始した当初は、iPadの発売とも重なり大きな注目を浴びました。

膨らむ蔵書を捨てきれずに引っ越すたびに美人秘書から小言を言われていた編集長もこのサービスには当初から注目しており、海外からの発送では無駄に送料がかかってメリットが出ないことを歯がゆく感じていました。
そのブックスキャンがアメリカに進出すると聞いて、サービス開始を心待ちにしながらも、2つのことが気にかかっていました。

一つは、1冊100円というあのインパクトの強い価格設定をアメリカでも実現できるのか。
もう一つは、訴訟社会アメリカで著作権問題などでトラブルにならないのか。

という点です。

今回は、サンノゼで1dollarscanのサービスを運営するzLibro Inc.のPresident 中野浩司さんからご連絡を頂き、取材の運びとなりました。最初は、1dollarscanのサービスを現地の日本人にも知ってほしいと、地方版に紹介文の掲載をご依頼いただいたのですが、以前から興味を持っていた編集長、ここぞとばかりに飛びつき、押しかけて取材を行って来ました。
快く迎えて頂き、お忙しい中じっくり案内をしてくださった中野さんに感謝です。

1dollarscanはサンノゼにあるJETROのインキュベーションオフィスの一角に事務所を持っています。
ここで全米から毎日届く書籍を裁断しスキャンする作業を行なっています。編集長が取材に訪れた際にも、事務所の入口にはスーツケースに本を満載にして直接届けにきたユーザさんと出会いました。こちらのユーザさんは、月会費99ドルのプレミアム会員で毎月こうして大量の蔵書を持ち込まれてくるそうです。

ここで、1dollarscanさんの価格設定を紹介しましょう。基本は100ページが1セットで1ドル。
300ページまでの本なら、3セットで3ドルを支払うことで、送った本(送料ユーザ負担)をスキャンし、PDFを専用サーバーにアップロードしてくれます。ユーザの希望するリーダーデバイス
(iPad, Kindleなど)に最適化できる Fine Tune サービスは無料で提供されています。
ユーザは自分のアカウントにログインすることで、どこからでもこのファイルにアクセスが可能。
インターネット環境がない人にはDVDで納品のオプションもあります。というわけで、実際には1ドルでスキャンできるのは100ページまでですが、それでも普通の小説や実用書なら3ドル前後で電子化できます。これは、電子ブックリーダーで持ち歩くためにアマゾンなどから電子版を買い直すよりも安いし、自力でスキャンする手間を考えればかなり合理的です。

いつか読み直すかもしれない、もったい無い、と言った理由で本を処分できずにいた人にとっては格好のサービスでしょう。また、日常仕事で参照する必要があるがかさばるので会社に置きっぱなしにしている本や、旅先に持ってゆきたいガイドブックなども電子化してしまえば軽くて場所を取らず持ち運びに便利なだけでなく、OCR機能(文字認識)を利用することで検索ができるようになるメリットも見逃せません。日頃からパソコンを使っての情報収集に慣れてしまったせいで、紙に印刷された本が検索できない事にイライラした経験を持つ人は少なくないのではないでしょうか。

中野さんに、1dollarscanが米国でビジネスを開始するまでの成り行きをお伺いしました。
編集長(以下「編」)
「今日はお忙しい中ありがとうございます。まず中野さんがPresidentを務めるzLibro社、1dollarscan、ブックスキャンの関係について教えて下さい」

中野さん「zLibro社は私が米国の友人らとブックスキャンのサービスを米国で展開するために設立したアメリカの法人です。ブックスキャンからはノウハウの提供、人的・技術的な支援を受け、
米国で1dollarscanの名前でブックスキャンのサービスを提供しています。ブックスキャンのノウハウとビジネスモデルを受け継いでアメリカ市場に向けたサービスを展開しています。」

編「では、中野さんは元々ブックスキャンの社員だったわけではないのですね?」

中野さん「以前は商社系 SI に務め、シリコンバレーに駐在していました。その後、帰国し楽天に就職しましたが、シリコンバレー時代の友人からブックスキャンのビジネスの話しを持ちかけられ、共同出資してスタートしました。
当初は昨年の3月からサービスをスタートする予定で、法人も設立したのですが、震災などの影響で約半年遅れる結果となりました。
この期間を利用し、日本のブックスキャンでビジネスの流れを肌で学びました。現在も日本のブックスキャンのCOOも兼任しており、米国を含む世界展開を担当しています。」

編「1ドルからという低額のサービスではいかに低コストで量を裁くかがポイントになると思いますが、人件費などのコストの高いシリコンバレーでの起業は足枷になりませんか?」

中野さん「確かに、これからビジネスの規模が拡大していった場合、今のようなダウンタウンよりも家賃の安い郊外にウエアハウスを持つほうがリーズナブルになると思います。
しかし、スタートアップである現在はシリコンバレーという土地柄を最大限に利用し投資を集めたりビジネスパートナーを探してゆくことを優先しました。
また、現在はJETROさんのインキュベーションプランを利用させてもらっているのでオフィスの家賃が割安なのも助かっています。」

編「米国でのビジネスは順調ですか?黒字転換の見込みは?」

中野さん「日本でのスタート時の勢いには勝てませんが、売上も順調に伸びています。」

編「実際どれくらいのボリューム感ですか?」

中野さん「具体的な数字は言えませんが、毎日スキャナーをフル稼働させてオーダーに対応しています。」

編「どういったお客さんが多いですか?」

中野さん「全米のほぼ全ての州から注文を頂いています。これまでにForbesやTechCrunchなどで紹介されているので、そうしたメディアでサービスを知った方からのお問合せ、ご注文が多いですね。今はサービスを利用して満足して頂いたお客様からの口コミで広まった2次ユーザへ広まりつつある段階ですが、書籍の種類としては、医学書、法学書、テキストブックなどが多いですね。」

編「米国では、ブックスキャンではなくワンダラースキャンにしたのですね?」

中野さん「格安のサービスであることを印象づける名前にしたいと考え、1dollarscanにしました。」

編「日本では、出版社や著作者から私的複製の範囲を超えるのでは無いかと訴えがあったり、何かと法的解釈面でも注目されていますが、訴訟社会本場のアメリカで前例の少ないビジネスを始めるのは怖くありませんでしたか?」

中野さん「実は日本でも皆さんがマスコミの報道などから印象を受けるほどには問題になっていないんですよ。出版社と作家の皆さんが連名で同様のサービスをする会社に一斉に公開質問状を送った際にも、ブックスキャンは直ちに対応しています。公開質問状は、著作権を持つ作家がサービスの停止を希望した場合はすぐにスキャンを止めるかという内容で、これに対してブックスキャンはYESと答えました。NOと答えたり回答しなかった会社は追求を受けていますが、ブックスキャンに対してはそれ以上の申立は今のところありません。」

編「でも、実際に自分の本はスキャンしないでくれと言った作家の本をより分ける作業は大変ですよね?」

中野さん「実は作家からそのような申し出があったケースはとても少ないんです。それでも、ブックスキャンではユーザから本が送られた段階でバーコードをスキャンし、該当する作家の本であればその時点でスキャンに回さずにお客様に返却するシステムを作って徹底しています。」

ー 実際にこのシステムを見せて頂きましたが、iPhoneのカメラに本のバーコードをかざすだけで、瞬時にスキャンNGの本なのかどうかを判定してくれます。

編「アメリカだと、立ち上げ時に叩くよりも、ある程度儲かってから一気に莫大な損害賠償を請求してくるケースがありそうですね。」

中野さん「そうですね。でも、日本以上にアメリカでは個人の購入した所有物のフェアユースという概念が浸透しているため、お客様からお預かりした本をスキャンして、お客様には本をお返ししないという原則を守っている限り法的問題にはならないと解釈しています。実際には、お預かりした本は裁断しスキャンした後に処分しているので、複製ではなくメディアの変換作業にあたります。とは言っても、何があるかわからないので法律問題については常に専門の弁護士さんに相談しています。」

編「確かに、本をスキャンして電子化するという行為だけなら、だれにも損害は与えませんし、逆に本を大事にして手元に置いておきたいという行為ですから作家は喜ぶべきですよね。問題は電子化されたデータが悪意のある人によって複製され、アンダーグラウンドで流通し、正規に購買する読者が減るという可能性ですが、それは代行サービスを吊るし上げた所で、個人でもできることだし、悪意があって金儲けをしようという人ならそもそも自力でやってしまいますね。
また、紙のコピー機を使っても同じことができるわけで、スキャン代行だけを目の敵にするのはおかしいですよね。」

編「アメリカでは競合やキャットコピーのサービスは出ていませんか」

中野さん「正直物足りないくらいです。まだ、個人の蔵書をスキャンして電子化するというサービス自体の認知が少ないので、競合が増えて潜在需要を掘り起こしてくれる事を期待しているのですが、思ったほど出てきていません。低価格で品質の高いサービスを提供できることにはどこにも負けない自信がありますので、むしろ競合は歓迎します。一緒にマーケットを広げてゆきたいと思っています。」

ここで、本をスキャンする工程を実際に見学させていただきました。

まず、ユーザから送られた本はここで入荷チェックを受けます。
本に何か挟んであったり、ページの角が折ってあったりする場合はここでスキャン前の準備がなされ、お客様ごとにオーダーコードが割り振られます。

オーダーコード別にトレイに入れられた本はここから、裁断の工程に移ります。裁断の工程では、それぞれの本の装丁と印刷にあわせて最適な厚さで背表紙をカットします。

利用されている裁断機は専用機で厚さ最大2.5インチまでの本が一刀で真っ直ぐにカットされます。

背表紙をカットされた本は紙の束となり、スキャンの工程に回されます。現在サンノゼの1dollarscanのオフィスでは2台の専用スキャナがフル稼働しています。こちらのスキャナは日本のブックスキャンでも使われている日本定価200万円ほどの専用機で、毎分100枚をスキャンする超高速スキャナです。実は、このスキャナにはメーカーでも想定しなかったほどのブックスキャンでのフル稼働から得られた現場の要望がフィードバックされており、ブックスキャン専用のパーツやファームウエアが用意されているそうです。

見学中にスキャナーを操作している方が、スキャンごとにエアダスターや専用クロスで丁寧にメンテナンスしながら使われている様子に機械への愛を感じました。

各工程にはiPadが置かれ、どのオーダーが現在どの段階にあり、後どれくらいの作業が各工程に残っているのかが一目でわかるような仕組みになっていました。また、お客様に約束した納期に対して、あと何日の余裕があるかもリアルタイムに表示されるため、優先順位を考えながら効率良く作業が進められるようになっています。

なんと驚くことにこうした管理システムは日本のブックスキャンがサービスをスタートした3ヶ月後にはすでに現在の形に近いものが出来上がっており、その後もファウンダーが自らプログラムを作成、改善し常に使いやすく効率のよいシステムを追求されているのです。
この管理システムは、今でも「こんな機能があれば便利なのに」と提案すると翌日には実現されているというスピード感で進化し続けているそうです。

ブックスキャン/1dollarscanが開拓者でありながら、後発を寄せ付けず現在では120社を超える同業他社がしのぎを削る中、業界トップ独走を続けていられるのは、この徹底した合理化、急成長を見据えたスケーラブルなシステムを最初から構築していた先見性にあるのではないかと思いました。

一つの物を徹底的に合理化し、美しいほどに最適化する技術は昔から続く「ものづくり日本の」の、世界で通用する財産だと思います。ブックスキャン/1dollarscanはこれを上手に活かしてアメリカで勝負しているという点で、ウエブサービスやスマホアプリといった他人の土俵で勝負している他の日系スタートアップより将来性があると感じました。

倉庫に置かれていたお客さんから送られた本を見ると、普通の小説や実用書に混ざって、変色してボロボロになった古い本やマニアには貴重そうな当時のスター・トレックの画集など、裁断してスキャンすることが苦渋の決断だったと思われる思い入れの深そうな本も見受けられました。それでも、今後ページを紐解く度に劣化は避けられず、万が一火事にでも会えば二度と読めなくなってしまう本を、形ある今のうちに電子化して永久保存しようと決めるにはどんな心の葛藤があったのだろうと想像してしまいます。

自宅にある捨てられない蔵書や、持ち歩いて検索して参照したい本や辞典などをiPhone, iPad, Kindleで持ち運べてどこでも読める電子書籍に変換してみたい人、サンノゼにある1dollarscanさんなら日本語も通じるし、なにより日本人スタッフによる丁寧なサービスで安心です。また、日本の書籍を日本のアマゾンにオーダーし、日本のブックスキャン宛に配達することで、格安で日本の本が読めるサービスも利用可能です。

是非、ご利用してみてください。


さて、一応社員食堂訪問レポート枠なので、「社員(さんがよく利用する)食堂」と拡大解釈した上で、中野さんが普段利用しているというオフィスの近くのベトナム料理店 A&K Noodle Houseを訪れました。ここでは、中野さんオススメのCombination Egg Noodle Large ($7.55)を頂きました。レタスとネギが大量に入ったスープに、二種類の肉団子とエビ、レバーなどの具の入ったエッグヌードルのPhoで、ボリューム満点。スープも濃すぎず美味しく頂きました。

1DollarScan

最近注目を浴びているtwitterの社員食堂にお邪魔してきました。

受付

とっつきにくくて、ハマりやすいそのサービスは、未経験の人に説明するのは難しいものの、一度始めるとなかなか止めることができません。編集長も、個人でも地方版(@Chihoubanでも活用させて頂いています。
最近では特に日本でのユーザの伸びが著しいそうで、芸能人から作家、政治家までごぞってtwitterを始めているようです。
有名人のtweetをフォローすることで、これまで見えてこなかった私生活のにおいがするつぶやきを聞くことができて、新たな一面が見えてきたりします。 マネージャや編集者というフィルタを通さずにポロッと見えてしまうその一面が必ずしも見たかった側面とは限らないところが又、twitterの面白いとこ ろでしょうか。

現在、急成長中のtwitter社の本社はサンフランシスコ市内のビルの2フロアを占有しており、約250人(急成長過ぎて正確な人数がわからないとか) が働いています。エレベータを受付のある6Fで降りると、外見の古臭いビルディングの印象とは対照的に、イマドキのWEB系企業らしいオシャレなオフィス が現れます。オフィスには個室のキュービクルが無く、グループごとに机を並べただけのシンプルなレイアウト。所々にソファやゲームコーナなどがあり、仕事 に息詰まることはなさそうです。同じように、広いフロアに机を並べただけのfacebook社では、さすがに社長の個室(ガラス張りですが)はありましたが、twitterでは、創業者であるエヴァンもビズも普通に社員と机を並べて仕事をしているそうです。

個室オフィスが無い代わりに、会議室は大きいものから小さいものまで沢山ありました。各会議室にはtwitterにちなんで、鳥の名前がついてお り、ドアにその鳥のシルエットのパネルが貼られています。新社員は入社後は鳥の名前を会議室を一致させるに皆苦労するとか。編集長も最近バードウォッチン グを始めたのですが、半分くらいしか名前がわかりませんでした。

今回、twitterオフィスを案内してくださったのは、USオフィスに三人いる日本人社員の一人でエンジニアの@niwさんです。@niwさんは、去年twitterに入社し、日本語へのローカライズやグローバライゼーションを担当されています。@niwさんは先日、JTPAのギークサロンでもこの辺の詳しい話しを聞かせてくださいましたので、興味のある方はこちらもどうぞ。
「丹羽善将氏とTwitterのローカリゼーションについて語る」開催レポート – JTPA

一人暮らしの@niwさんにとっては、無料の社員食堂は貴重な栄養源 でもあるのですが、たまに「なんじゃこりゃ?」とパスせざるを得ないメニューが出てくることがあるそうで、そういう時には外へでて外食することもあるもの の、ほぼ毎日社員食堂を利用されているそうです。メニューはメイン、サラダ、副食の穀類が用意されているものの選択肢はあまりありません。大手の社員食堂 であれば、その日の気分によって中華、ハンバーガー、パスタなど選ぶことができるのですが、みんなで並んで同じメニューを取ってゆくところは、学食を思い 出させます。とはいっても、創立者がビーガンということもあり、ベジタリアン、ビーガンの人のための選択肢は必ず用意されているそうです。

本日のランチ

今日のメニューはというと、「これはメモしていかないと絶対忘れる」という聞いたことのない料理ばかりだったのですが、家に戻ってiPhoneの写 真を見てガックリ。料理の名前の書いてあった札がちゃんと撮影できていませんでした。と、いうわけで今回は正式名はありません。ごめんなさい。チキンのグ リルっぽい何かと、キュウリのサラダ、レタスのサラダ、食べたことのなかった穀物、食べたことのなかったパン(?)みたいの。でした。(レポートとは呼べ ないお粗末さですね。反省)。味の方はとても美味しく、良い意味でその見た目を裏切られました。

がちょーん

twitterの社員食堂はGoogleやfacebook同様に何をいくら食べても無料。冷蔵庫のジュースやドリンクも無料。食後の珈琲も無料。 おつまみのお菓子類も無料です。メニューに納得がいかない人には、別のフロアにサンドウィッチバーもあり、好きな具材を選んでサンドウィッチを作る事も可 能です。

サンドウィッチバー

お菓子バー

ホットドリンクバー

@niwさんと、早めのランチをスタートしてしばらくすると、食堂に は各部署から社員がどんどん集まってきました。我々の座った丸テーブルにも後から相席する別の社員方達が加わり、各国のソーシャルメディアのトレンド等に ついて盛り上がりました。みな、日本でtwitterがfacebookよりユーザ数で優っていることや、なぜ携帯などのコミュニケーションツールが特異 な進化をしている日本で、twitterがこうも短期間で広まったかなど興味津々の様子でした。そういえば、和製twitterも一時はたくさんありまし たよね。

こうしてランチの時にたまたま隣り合わせた別の部署の社員と、色々な情報交換ができるのも社員食堂の大きなメリットの一つですね。IPO前のグーグルの社員食堂でやたらに細長い机で上下の隔てなく肘をつきあわせてランチを食べていた様子を思い出しました。

日本から引っ越して半年目の@niwさん、徒歩15分のアパートメン トからの通勤や、アメリカ生活、twitter社にもいまのことろ満足とのことですが、唯一残念なのがサンフランシスコが意外に寒いこと。今後 twitterが大きくなったら、サウスベイに引越もあるんじゃないですか?と聞いてみましたが、創立者の「twitterはサンフランシスコの会社」と いうこだわりがあるので、難しそうだとのことでした。

本日のランチ

ごちそうさまでした。

DJブース。社内イベントの際にはプロDJが。

ゲームルーム

ゲームルーム

ヨガルーム

レッドウッドシティにあるEA本社キャンパス

シリコンバレーにキャンパスがある企業のカフェテリアを訪問する、「シリコンバレー地方版:社員食堂レポート」も第二十八回を迎えました。今回は、レッドウッドシティにあるゲームソフトメーカ、Electronic Arts (EA) 社を訪問しました。
EAといえばなんと行ってもSIMSやシムシティなどのシミュレーション系のゲームが有名ですが、他にもFIFA, Maddenなどのスポーツゲームも人気く、最近ではビートルズのRock Bandなどもオッサンホイホイとして我々の世代の人気を集めています。

EAの本社はオラクルにも近いレッドウッドシティにあり、大きな三つのビルに約4,000人の社員が勤務しています。従業員数では最近まで全米 No.1のゲームソフトメーカでしたが、最近他社の統合などがあり現在は2番目となっています。会社は1982年創業と業界では歴史があり、従業員数は全 世界で9000人です。

受付のすぐ近くにEAの歴史を辿る様々なアイテムが展示されているコーナーがありました。中には発売前のゲーム機メーカから提供される開発専用機などのレアアイテムも発見。写真はSEGAのジェネシス開発機と思われます。

EAの歴史を辿るゲーム博物館

SEGAの開発機

社内を歩いていると、ところどころに最新のゲームがプレイできるようにゲームマシンとモニタが設置されいます。SIMS開発チームの入っているビル の受付は特に派手な作りになっていて、薄暗いフロアにゲームのお試し機が並び受付ブースの背後には巨大なスクリーンが最新作のビデオを流してまるて展示会 会場のブースのようです。新卒の企業訪問などは必ずここに案内して度肝を抜くそうです。こんな所に案内されて、ここが職場だと言われたらゲーム好きの学生 だったらひとたまりもありません。

最新のアーケードゲームから過去の名機までもちろん無料

受付横にある最新ゲーム体験ブース

展示会場のような受付

社内には、その他の福利厚生設備も充実しており、託児所やスポーツクラブさながらの充実したジムももちろん無料で利用する事ができます。また、ユ ニークなのはゲームやビデオのレンタルサービスがあり、社員なら最新のDVDや他社製を含めたゲームソフトを無料で借りて家に持ち帰ることができるので す。自社、他社の製品をよく知り仕事に役立てるように、と言う事だと思いますがこれはゲーム好きには単純に嬉しいですね。

自由に利用できるフィットネスジム

豊富なゲームタイトルとDVDが借りられるライブラリ

ゲームはレンタルだけではなく、自社製品を購入するためのショップもあります。もちろん、購入には社員に毎年配られるポイントを利用する事ができるので、余程のハードコアゲーマーでない限りEAに勤める間はゲーム関連の支出の心配は要らないようです。

キャンパス内には二つのカフェテリアがあり、中華からハンバーガーまで様々なメニューから選ぶ事ができます。この日は丁度月に一度の寿司の日で、日本人の板前さん二人キッチンに入って寿司を握っていました。毎月寿司の日には食堂に長い行列ができるそうです。

食堂にも最新ゲームのバナーが

日本人の板さんが寿司を握ってくれます

今回は、寿司も魅力的だったのですが、SIMS 開発チームの入っているもう一つのビルのレストランのグリルメニューから、マッシュルームハンバーガーを頂きました。写真に写っているペットボトルはここでしか見られないEAカスタムボトルです。

注文を受けてから目の前でグリルしてくれる出来立てハンバーガー

今回EAを案内して下さったのは、オンラインゲームコミュニティ、pogo.comのプロデューサーを勤める Mark Lackey さんです。Mark さんは、これまでにシリコンバレーで複数のスタートアップでウエブ開発やEコマースのQAなどの携わった経験を活かし、5年前からEAのオンラインサービ スを担当しています。プロデューサーというポジションは様々なプロジェクトで営業やマーケティングと開発チームの間に入り、プロジェクトの進行を管理する と言う重要な役目で、両者の板挟みになり調整が大変なこともあるが、プロジェクトを成功させた時の達成感たまらないと熱く語って下さいました。

pogo.comプロデューサーのMark Lackeyさん

日本にも住んでいた事があるというMarkさんは、アニメやゲームなどの日本の文化にも興味があり、日米でのゲームの違いなどについて面白い話しを 沢山聞かせてくれました。日本のゲームとアメリカのゲームには大きな違いがあり、日本向けに作られたゲームがアメリカでヒットしたり、逆にアメリカのゲー ムが日本で人気になることはあっても、アメリカのゲーム会社が日本市場をターゲットに作ったゲームで成功するのは非常に難しいそうです。EAでもこれまで に、日本市場向けにアニメっぽいキャラクターを使ったゲームが逆にアメリカでヒットしたりと、日本市場はなかなか攻略が難しいようです。

アニメ風キャラクターで日本市場をねらった「ぼくシム」

また、最近ではiPhoneのApp Storeように、ゲームソフトもパッケージの流通からデジタル配信に移り変わって行く傾向があり、これまでの小売店や流通との関係を保ちながら大きな方 向転換が迫られているそうです。今後は、ゲームソフトも映画やテレビ、ウエブなど他の様々なデジタルエンターテイメントとの間の境界が無くなり消費者の シェアを奪い合う構図が強くなっていくようです。

登録するだけで数百種類のゲームが遊べるpogo.com

新しいキャンパスに移ったfacebookの社員食堂にお邪魔してきました。

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facebookはパロアルトのダウンタウンに点在していた複数のオフィスを一カ所にまとめるために、今年ダウンタウンからは少し離れた California Ave沿いにあった、元HPのキャンパスに引っ越しました。その際にキッチンをシェフのデザインで一から作り上げ、メニューの内容も充実したと聞き、以前に前のカフェテリアを案内してくれたマークさんにお願いして、お邪魔させて貰いました。

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当日facebookを訪れてみると、入り口のレセプションにいきなり冷蔵庫があり、待っている間にコーラでもミネラルウォーターでも好きな物を勝 手に取って飲んでね。という心遣い。間もなくマークさんが現れ、食堂に案内してくれました。食堂には、メインのキッチン直結のバイキングに加え、サラダ バーコーナー、自分で作るサンドイッチコーナー、ドリンクコーナー、デザートコーナー、時刻は丁度12過ぎで多くの社員が行列を作っています。

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しかし、レジが無いためか行列はどんどん進みます。今日のメインはこちらの通り。9/11ということで、前菜からメインまで、ニューヨークの名店のシェフにちなんだメニューとなっています。せっかくなので、できるだけちょっとずつ沢山頂くことにしました。

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マークさんに紹介され、facebook唯一の日本人社員であるHiromiさんや、エンジニアのみなさんとテーブルを囲みました。皆さん、新キャ ンパスに移ってから食事はほぼ100%キャフェテリアを利用しており、確実に体重が増加しているとのこと。以前のオフィスはパロアルトのダウンタウンに あった事もあり、たまには外食をすることもあったが、新しいキャンパスになってからは、キャフェテリアのメニューが格段向上した上に、オフィスが住宅街に あるため、特別な用がない限り外食はほとんどしないそうです。社内こんな美味しい食事が無料で食べられるのですから当たり前ですね。太ったといっても、 ファストフードの外食よりは健康にも良さそうなメニューです。ランチの他、ディナーや朝食も用意されているとのことで、若い独身社員には平日は三食を社内 で済ませている人も多いとか。

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グーグルで問題になったような、家族や友人を連れて来る人が多すぎるとか、週末や家族の食料を大量にテイクアウトする人がいるというような事はあり ませんか?と聞いたところ、「みんな節度を守って利用しており、月間ゲスト人数を制限するというようなルールは今のことろ無いし必要とも思えない」とのこ と。会社の規模がグーグルほど大きくないせいもあるかもしれません。

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シェフのみなさん。カメラを向けたらこちらが逆に撮られてしまいました。

食事の後、「屋上は行った?屋上も見ておいた方が良いよ」と言われたので、マークさんに連れて行ってもらいました。屋上では、夏の間は毎日バーベ キューが行われており、キャフェテリアでの食事の代わりに屋上で青空のもとバーベキューを食べると言う選択肢もあるそうです。羨ましいですね。

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屋上バーベキューエリア

この日は、金曜日でfacebookでは、エンジニア達の間で「dress up Friday」というのがあるそうで、普通の会社だと「Casual Friday」という事で普段スーツで働いている人がカジュアルな格好で出勤したりしますが、その反対に普段カジュアルなエンジニア達が金曜日だけはスー ツにネクタイで出勤してくるそうです。実際に、「あれ?営業の人?」というばっちり決めたエンジニア達をみかけました。と、いうかシリコンバレーでは営業 でもネクタイにスーツってあまり見ませんよね。

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間仕切りの無い広いオフィスに机を並べる姿は日本風?

facebookのオフィスはHPが入っていた際は生産関係の施設だったそうで、間仕切りの無い広いフロアに、パーティションも無く机が並べられて いる様子は日本の会社のようで、シリコンバレーっぽくありません。社長のMark Zuckerberg氏(1984年生まれ現25歳)も、ガラスのパーティションはあるものの、社員と同じフロアの一角にオフィスを構えています。

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鏡張りの社長オフィス

Mark Zuckerberg氏といえば、オフィスの案内してもらっている際に、音楽ルームを見せてもらったところ、中で打ち合わせをしていた数名が出て行くのと すれ違いました。後で聞くとその中にMark Zuckerberg社長がいたとのこと。全然気がつかなかったです。残念。

facebookの旧オフィスを見学させてもらった際、オフィスの至る所の壁やドアに落書きアートがあったのが印象的で、引越しの後はどうなってし まったのか気になっていたのですが、全てでは無い物のちゃんとひっぺがして持って来ていました。パネルにして、新しいオフィスに飾られています。

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旧オフィスから持って来た落書きアート

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スナック&コーヒーコーナー、もちろん無料

久しぶりの社員食堂、今回はFileMaker社にお邪魔しました。FileMakerはAppleの百パーセント出資の子会社で、元Claris。MacやWindows、iPhoneなどで動くデータベースソフト、FileMakerやBentoの開発元です。

案内してくださったのは、同社でローカリゼーションエンジニアをされているTakaさんです。Takaさんからは、先日のファニメコンの記事を見ていて編集長が分からなかったコスプレ(キャプテンコマンドー)をメールで教えて頂いたのがきっかけで知り合い、食堂にお邪魔させて頂く事になりました。というわけで、今回の社員食堂は食堂の取材よりオタク談義で盛り上がったランチでした。

FileMakerはサンタクララのグレートアメリカに近い場所に本社ビルを持ち、約300人が働いています。三階分の吹き抜けを水が流れ落ちるオ ブジェクトがあったり、商品パッケージのポスターや置物があったり明るく開放的なイメージのオフィスでした。ランチは三階の一角にあり、小規模ながら業者 は評判の良いボナペティが入っています。屋内の他にバルコニーでも食事が取れるようになっています。


この食堂の自慢は、シェフがその場でグリルしてくれるグリルコーナーなのですが、Takaさんによると残念ながらグリルに時間がかかり過ぎるためにお昼時 は長蛇の列ができてしまい、並ぶのが嫌で外食やお弁当にしている人も多いとか。Takaさんも普段は愛妻弁当にする事が多いそうです。

今回は早めの時間に待ち合わせたので食堂はまだがら空き状態。編集長はThai Peanut, Veggie & Tofu Stir Fry with Egg Roll (翻訳:「野菜炒めかけライスと春巻き」)、TakaさんはGarden Burger w/ Grilled Spinach, Mushroom & Blue Cheese(ハンバーガー)を選びました。確かに待っている人がいないとはいえ、こんなに丁寧に一食ずつ作っていていいの、というくらいじっくり時間を かけて調理が完了。値段はそれぞれ $4.50で、アイスティーは無料だったのでお昼としてはかなり割安感があります。 せっかくなので、外のバルコニーで頂くことにしました。


Takaさんは、高校生の時に交換留学でアメリカに来て、そのまま日本に帰らず今日に至るというご経歴の持ち主で、一年の予定の交換留学の後、私立高校に 転校し大学に進学、インターンを経てFileMakerでローカリゼーションの職についたそうです。元々ビデオゲームが好きだったため、ゲーム系の雑誌の ライターを目指しており、技術系の翻訳の業務を希望して履歴書を出したところ当時急成長していたエンジニア部門から引き抜かれ、ローカリゼーションの技術 者となり、さらFileMakerから好条件で引き抜かれ現在に至るそうです。転職の際には、「ワールドカップの日韓杯では、応援のため一ヶ月近く会社を 休んで日本に帰るが良いか?」という条件を出して、快くOKを貰えたので転職を決めたとか。

その後、アメリカで当時サンディエゴに住んでいた現在の奥様と知り合い遠距離婚。現在は2歳になるお嬢様がいらっしゃるそうです。

実は、今回お邪魔した最初の目的は、Takaさんが所蔵するCONTINUEと いう、ゲームとアニメ系の情報雑誌のバックナンバーを娘に頂けるというので、それを受け取る事でした。読んでみるまで知らなかったのですが、この雑誌、毎 回ゲームやアニメに焦点をあててその制作に関わった色々な人への突っ込んだインタビューが掲載されていてとても面白い物です。貴重な本をたくさんありがと うございました。


というわけで、お昼はかなり予定時間をオーバーして、懐かしのゲームから最近のアニメまでおおいに盛り上がった後、Takaさんのキュービクルを見学させて頂きました。さすがに、オフィスに飾られたおもちゃ類がいい味だしています。なんと、Takaさんは、「これじゃないロボ」で有名なザリガニワークスの社長さんと幼なじみで一部の製品については英訳のアドバイスなどもされているそうです。写真は娘さんの誕生祝いに贈られたというた「これじゃないロボ:ピンク」。

今日のメニュー
Thai Peanut, Veggie & Tofu Stir Fry with Egg Roll $4.50
Iced Tea $0

ごちそうさまでした。

社員食堂訪問シリーズの第25回は、パロアルトのfacebook本社のキャフェテリアにお邪魔してきました。

あまり知られてはいませんが、facebookの社員食堂は外部の食堂業者を利用しない自社運営で、朝昼晩と自由利用できて無料です。当然キャフェ テリアにレジはなく好きなメニューを好きなだけプレートに乗せて、冷蔵庫から好きなドリンクを取って好きなだけ食べる事が出来ます。パロアルトのダウンタ ウンという立地からキャフェテリアは無いものと勝手に想像していたのですが、美味しいキャフェテリアがあると聞いて早速お邪魔してきました。

フェイスブックのメインビル

facebookのキャンパスはパロアルトのダウンタウン、ユニバーシティアベニュー沿いにあります。急成長した会社だけあり、当初入っていたビル には収まりきらずに現在は周辺のビルに各部門が点在している状態で、キャフェテリアもユニバーシティアベニューのはずれの、ビルの三つのフロアを利用して 独立して存在しています。昼時になると、ダウンタウンの各所にあるfacebookのオフィスから社員達がこの建物に続々と集まり、ランチの一時を過ごし ています。

キャフェテリアのビルは、外から見るとお店の看板もfacebookの看板も出ておらず、ガラス張りのため隠れ家レストランかと間違って入ってくる人がいるため、出入り口は社員証でロックされている他、セキュリティが配備されています。

今回、食堂を案内してくれたソフトウエアエンジニアのマークさんに連れられてコンクリ打ちっぱなしのおしゃれなキャフェテリアに入ると、厨房は地下一階に あります。ここで、トレーにプレートを乗せて、好きなメニューを選んで行く分けですが、あまり選択肢は広くありません。この日は、各種ピザ、五穀米、白 米、炒麺、ラムのシチュー、ジャガイモの煮転がし(みたいの)などがあった他、メインはなんとローストラビット。うさぎちゃんです。まさか、 facebookで初めてのうさぎを食べる事になると思いませんでした。

この他、デザートにはモンゴリアン・ライスプリンと、大企業や食堂業者ではさすがに味会う事が出来なそうななかなか挑戦的というかユニークなメ ニューです。またコーヒーやドリンク、サラダバーもあり、こちらももちろん無料です。キャフェテリアの他にも各オフィスにミニキッチンがあり、仕事中のお やつや夜食は、キャフェテリアまでこなくても済むようになっています。

キャフェテリアは一日三食を提供しており、その気になればfacebook社員はウィークディは食費要らず過ごす事が可能です。特に、若い社員は深 夜まで残業する人も多くディナータイムもかなり利用率が高いとのこと。また、ハッピーアワーにはアルコールも出されます。マークさんにどれくらいの頻度で キャフェを利用するか聞いたところ、
「出社すると、ついキャフェを利用し、美味しい上に無料で食べ放題ということもあって、つい食べ過ぎてしまうのでできるだけホームオフィスから働くように している」とのことでした。グーグルに就職すると15パウンド太るという「グーグル15」と同じ贅沢な悩みですね。でも、パロアルトダウンタウンですから 食事をするところは周りにいくらでもあるわけですが、外で食べればチップだなんだで15ドル前後は軽く行ってしまうことを考えると、ありがたい話です。

食事の後、マークさんに点在するいくつかのオフィス内を案内してもらいました。facebookのメインオフィスに入って驚くのは、社内の壁からド アから、階段まで至る所に描かれたアートです。これは、グラフィティアーティストであるDavid Choeさんを雇って、夜間の人の少ない時間を使って一ヶ月以上に渡って仕上げてもらったそうですが、ニューヨークの地下鉄かというほど、至る所にスプ レーでの落書き(失礼、もとい)アートがあり、エレベーターのドアなんて落書きに埋もれて開くまで分からない程です。

メインビルの非常階段のドア

エレベータ

この他、オフィスの中には、rainbow roomと名付けられたゲームルームがあり、最新のゲームやドラムセット、エレキギターなどの楽器が置かれており、仕事で疲れたらゲームやバンド演奏でストレスが解消できるようです。

もうすぐ、パロアルトのダウンタウンを離れ、元HPのキャンパスに入る予定のfacebookですが、できればこのオフィスの雰囲気とグラフィティ アートは引越し先でも続けてほしいですね。若干24歳の若きMark Zuckerberg社長が率い、学生や若者達を中心に広まっているfacebookですから、まず中の人から楽しまなければいけません。

本日のメニュー
ローストラビット
ラムシチュー
五穀米
モンゴリアンライスプリン

コーヒー

全部無料

ごちそうさまでした

さて、グーグルジャパンの社員食堂を訪問することができただけでも、今回の出張の高い航空券代はペイしたと喜んでいたころですが、実は今回はもう一社、あの日本の社員食堂におじゃましてきました。

その会社とは、日本人ならオンラインショッピングで一度は必ずお世話になったことがある、あの楽天です。

楽天は昨年本社を品川シーサイドの楽天タワーに移してから、グーグルに対抗して社員食堂を無料化したと聞き、是非訪問したいと思っていたところ、運 良く中の人をご紹介頂き、カフェテリア委員会のご担当者高橋佳代子さんとファシリティ管理グループの小川史行さんにご案内いただけるという機会に恵まれま した。

当日は、上記の社員食堂のご担当者様に加え、楽天の取締役自ら食堂をご案内いただくという、超VIP待遇。あー、地方版やっててよかった。持つべきものは人脈ですね。

グッドデザイン賞に選ばれた巨大スクリーンのある受付

当日、グッドデザイン賞にも選ばれたという楽天の受付前でシリコンバレーからやってきた社員食堂探検隊の面々と集合し、おのぼりさんよろしく写真を撮りまくっていると、取締役常務執行役員の安武弘晃さんが直々に迎えに来てくださいました。

社内に入るのと、食堂に入るのと、食堂でゲスト待遇でランチを頂くために全部で三つの入館証を胸に、楽天タワー入りです。エレベータの中には三木谷 社長サイン入りの社訓のポスター。エレベータを降りると、フロアには真紅のカーペット。すでにここはふつうの日本の会社ではないことを感じさせます。

楽天は2007年の9月に六本木のオフィスから品川シーサイドの24階建ての現オフィスに移っています。この新しいオフィスに移る際に、三木谷社長はグーグルを越える社員食堂を作ることを指示、これを受けて社員有志によるカフェテリア委員会が結成されたのでした。

毎日手書きの献立表には、カロリーや塩分などの成分情報から、美肌お勧めメユーまで

カフェテリア委員会は、全社員から自発的に集まった10数人によるグループで、週に一回、一時間ほどのミーティングを持ち、社員食堂の運用やメニューなど で改善すべき点がないか話し合いをします。委員会の意見や方針は選任のフードコーディネータを通して食堂を運営する西洋フーズコンパスグループのスタッフ に伝えられます。

若い社員の多い楽天では、一日三食を近所のコンビニやレストランで済ます人も多く、社員の健康管理のためにも美味しくて、バランスのとれたメニューを無料で提供することは大きな意味を持っています。

カフェテリア委員会のメンバーで今回案内をしてくれた、高橋佳代子さんは、栄養士と調理師の免許を持ち、食と健康に強い関心があり、委員会の中でも積極的にメニューや食材の選定など中心になって活動されています。

パスタコーナー

TULLY’S のコーヒー(有料)

カレーは中村屋

だしからしっかり取っているという自慢のそばコーナー

社員食堂には、麺類、カレー、すし、丼物などのコーナーの他に、今日のスペシャル、お総菜やサラダのバフェ、ドリンクコーナーなど、毎日食べても飽きがこず、栄養のバランスも考慮されたメニューが並んでいます。

デニッシュ、お菓子(有料)

もちろん、選択肢が広い分、なにを選ぶかで栄養バランス異なってきますが、できるだけ野菜が取りやすいように、お総菜コーナーには調理野菜と生野菜が必ず並ぶなど配慮されています。

無料と言っても、限られた予算のなかでは贅沢はできないので、有料の高級食材メニューも用意されています。この日は新鮮な海の幸を豊富に使ったちらし寿司が700円出だされていました。

お寿司コーナー。高級食材は有料

社員食堂を無料化することで、最初に心配されたのは「食べ過ぎによる体重増加」です。実際に、無料化直後は、ラーメンとカレー、定食とうどんなど、 食べきれないほどの量を取る人も見られたそうですが、しばらくしてみると逆に、「自分で食べられる分だけを取ることができる」ため、「残すのがもったいな いからつい全部食べる」という食べ方が減り、食事量を管理しやすいと女子社員にも好評だそうです。

カフェテリア委員会の努力により、社員食堂は大好評で、社員の利用率も高くランチ時には2000人を越える社員が食堂を利用するそうです。その中には当然三木谷社長も含まれ、昼時には社員に混ざって食堂の列に並ぶ社長の姿がみられるそうです。

また、早起きの社員や残業する社員のために食堂は始業前と夜間も営業しています。朝食と夕食は有料ですが、それぞれ平均で150人、400人の利用 者があるそうです。また、夕食時には生ビールや焼酎も出されるので、ちょっとしたプロジェクトの打ち上げなら、ここで済ませてしまうことができます。

編集長的にはこれさえあればOK

今回頂いたランチの写真を掲載します。編集長を含め、一緒に食事したみなさんの取り合わせをそれぞれ撮影させて貰いました。残念なら食堂の入った時間が遅 かったため、一口ステーキや鮭のシチューは売り切れでしたが、DELIコーナーから「本日の栄養士バランスセット」を参考に盛りつけてみました。その他、 スパゲティや親子丼など、外に出て食事するのと同等の広い選択肢がありながら、栄養や健康に配慮された食事ができるのは嬉しいですね。

栄養士が選んだ本日のお勧め取り合わせ

パスタとサラダ

親子丼、ロールキャベツ、サラダ

親子丼とサラダ

さて、食事の後に社内の施設を案内して頂きました。

びっくりしたのは、こちらです。楽天には毎週行われる全社朝礼のためにビルのフロア一つをまるごと朝礼専用のスペースとして確保されています。ここ には、一角にステージがあり、あとはひたすら3000を超えるパイプ椅子が並べられています。フロアの中心にエレベータホールがあり、直接ステージが見え ない死角ができてしまうため、各所にプロジェクタースクリーンが用意されています。毎週の朝礼は各プロジェクトの進捗状況の報告等の他、三木谷社長からの 訓示があります。多忙な三木谷社長ですが、出張先からでも朝礼だけは欠かさないようにしているそうで、ちょうどこの週はニューヨークからのライブ朝礼が行 われたそうです。

どこまでも続く椅子椅子椅子(写真はフロアのほんの一角)

また、別のフロアには社員専用のフィットネスジムがありました。こちらも三木谷社長による、事業として利益を出すようにという指示により有料会員制 で運営されています。ジムにはトレーニングマシンの他、マッサージ、サウナ、エクセサイズジムなど設備も充実。マシンは特注による楽天カラーの赤仕様と なっていました。

赤いマシーンは、楽天仕様


本日のメニュー:無料

無料:ごちそうさまでした。

日本へ行く用事があったので、この機会に前から訪問したかったグーグルの日本法人の社員食堂にお邪魔してきました。グーグルの日本本社といえば、渋谷のセ ルリアンタワーです。

今回は、別件でお邪魔したついでに、日本のグーグルでリクルータをしていらっしゃる千谷 裕子さん(美人!)にお願いして食堂を訪問させて頂きました。

ちなみに編集長、訪問当日の午前中に人間ドックがバッティングしてしまい、あわやグーグルの社員食堂訪問のチャンスを逃すか、といったところだった のですが、目をつぶってバリウム一気飲みして口の周りに白い粉を付けたまま病院から走って到着、なんとかランチタイムに駆け込みで間に合いました。

グーグルはご存知の通り、美味しくて無料の社員食堂で有名ですが、ここセルリアンタワーでは、ビル全体で火器の使用が禁止されているため、食堂での調理が残念ながらできません。そこで、外部からケータリングで持ち込まれたメニューがビュッフェ形式で食堂で出されます。

食堂は社員数に対してやや小さめで、できるだけ多くの社員の方が利用できるようにテーブルと椅子がぎっしり詰まっています。渋谷ですから、一歩外に 出れば 食事をするところには困らない環境にありますが、それでも無料でかつ美味しいランチが社内で食べられるとあって、内勤の社員の方による利用率は高いようで す。


テーブルの上には、サラダから揚げ物、麺類、ご飯類、お味噌汁、そしてこの日のメインはとりもも肉とピーマンのトーチ炒め(90kcal)に、厚揚げとチ ンゲン菜の煮物(72kcal)。どれも美味しそうです。アメリカの社員食堂には望めない、日本人の心のメニューですね。無料なんだから、足りなければま た取りに戻れば良いと知りつつ、つい山盛りにしてしまいます。特に編集長は人間ドックのために昨夜からバリウム以外何も腹に入れていないので、つい取り過 ぎてしまいます。やっぱり日本人はご飯にみそ汁ですよね。
あーあ、メタボ警告されたばかりなのにしっかり完食してしまいました。

グーグルの社員食堂には、この他ドリンクの自動販売機(もちろん無料!)や、スナックなども用意されていました。そして、食堂の片隅に編集長が見つけたのは・・・。
カラオケマシーン!

さらに、受付横のミーティングスペースにはたたみルームも。

マウンテンビューのグーグルで見た一風変わった社風が、日本の文化の中ではどう受け入れられ、ローカライズされているのかとても興味があったのです が、想像以上に違和感無く取り入れられていました。それには、社員の皆さんの平均年 齢が若く、日本のオフィスに必ずいそうな「頭の固い上司」風の人が全く見かけられなかったせいもあるかもしれません。

今日のメニュー:

ご飯
わかめのお味噌汁
やきそば
厚揚げ
春巻き
サラダ二種類
とりもも肉とピーマンのトーチ炒め
ウーロン茶
お菓子

全て無料。
ごちそうさまでした。

San BrunoのYouTube新本社ビル

今回はYouTubeの本社に美人秘書と二人でお邪魔してきました。YouTubeといえば、さすがに知らないという人はいないと思います。知って いるばかりではなく、かなりお世話になっている人も多いのではないでしょうか。我が家でもおもしろビデオから最新ニュースまで、家族全員で利用させていた だいています。今回はこれまでの社員食堂訪問の中で初めて、娘達にうらやましがられました。それだけ、幅広い年齢層で良いブランドイメージを持っている サービスということだと思います。

YouTubeと言えば2005年2月に当時PayPalの従業員だったエンジニア二人が思いつきで起業、セコイヤキャピタルからの投資を受けて成 長し、2006年10月にはGoogleに16億ドルで買収されるという、シリコンバレーエンジニアが夢に見るサクセスストーリーの王道を行っている企業 です。わずか4年前には存在しなかったなんで、信じられませんね。今ではビデオ共有サイトは雨後のタケノコの用に乱立していますが、YouTubeはいま だに圧倒的なユーザ数を誇っています。

そんなYouTubeを案内してくれたのは、同社のエンジニア福澤伴子さんです。福澤さんとは某パーティで初めてお会いし、YouTubeにお勤めされていると聞いて速攻で取材を申し込んだところ快諾していただきました。
当日もお忙しい中、ご協力頂きありがとうございました。福澤さんはアメリカで大学院を卒業の後、そのまま残ってアメリカでソフトウエアエンジニアとして働 いており、今年の8月からGoogle社員としてSan BrunoのYouTubeオフィスでバックエンド関連を担当されています。
YouTubeは現在はGoogleの傘下にあるため、YouTube社員=Google社員というわけで福澤さんも難関と有名なGoogleの入社試験と面接をクリアして採用され、YouTubeグループに配属が決まったそうです。格好いいです。

食堂外のテーブルのパラソルもYouTubeカラーの赤と白

さて、YouTubeのキャンパスですが、設立当初のSan Mateoのオフィスから、Google 買収直後にサンフランシスコ空港にほど近いSan Brunoに引っ越し、今年に入って同じSan BrunoのCherry Avenueで道を挟んだ反対側の建物に移っています。お目当ての社員食堂「evolution」はこの一階部分にあり、中庭に連結していて天気の良い日 には外でランチを頂く事が出来るようになっています。現在このオフィスに勤務するのは約300人で、食堂も300人を賄うのにちょうど良いコンパクトなサ イズ。
運営はGoogle本社と同じボナペティ社が入っていますので味も素材も本社に退けをとりません。規模が小さいために、メニューの選択肢は少ないのです が、毎日テーマにそったメインコースの他に、サラダバー、スープバー、食後のデザートにアイスクリームやケーキまでが用意され、Googleと同じですべ て食べ放題無料です。

本日のランチ。これだけ取ってもモチロンただ。お代わり自由。

今日のメインは、チキンのシャワルマ、ラムとビーフのコッファでした。編集長は、これに野菜炒めとライス、ミネストローネスープ、シーザースサラダ、ラズベリーのアイスクリームを追加。明らかに食い過ぎです。
福澤さんは基本的には毎日社員食堂を利用し、飽きてくるとマウンテンビューのGoogle本社キャンパスに行くそうで、羨ましい限りです。本社には YouTubeグループのメンバーのための出張オフィスがあり、どちらに出勤しても、何時に出勤しても、しなくても構わないとのこと。
「やることさちゃんとやっていれば、どこで、いつ働いてもあまりうるさく言われない」というフレキシブルな出勤体系はシリコンバレーのエンジニアにとって は一般的ですが、GoogleとYouTubeの社員食堂の好きな方で毎日食事が出来るなんて矢張り羨ましく感じてしまいます。

中庭のバスケットボールコートの壁にはYouTubeのペイントが、絵心のある社員の仕業?

YouTubeのオフィス内は赤と白を基調としたインテリアで統一されており、天井の高いオフィスの所々で床に埋め込まれたプランターから木がが生えてい たり、広いオフィスの移動用にスクーターやキックボード、自転車などがそこら中に置かれているそうです。また、地下のジムには25mx3コースのプールま であるとのこと。世界中から集めた優秀なエンジニアにこうした環境を与え、うまい飯を喰わせたらいいものが出来ない筈が無いといったところでしょうか。

お土産はお約束のGoogleアイス

最近では、ニコニコ動画のようにビデオに吹き出しのようなコメントをつけたり、コメントをクリックする事で次に再生するビデオを選択できるというインタラクティブな機能も加わり、ますます面白くなってゆくYouTube。
毎分ごとに十何時間分というビデオがアップロードされ、その数は1億本に近く一日にYouTubeのビデオが占有するインターネットのバンド帯域は 2001年のインターネット全体の帯域に相当し、一日百万ドルのコストがかかっていると言われています。運営するだけでこれだけのコストがかかる上に、動 画の著作権者との法的な問題も耐えないYouTube、今後の黒字化も含めてどう成長してゆくのかとても楽しみです。


今回は半導体メーカ、アルテラの本社キャンパスにお伺いしてきました。アルテラはプログラマブル・ロジックと言って出荷時には特定の回路が無く、ユーザが 自由に内部回路をプログラムできるタイプの集積回路を製造、販売するメーカです。あまり一般には名前が知られていませんが、みなさんがお使いの電子機器か ら産業用機器まで多くの製品の中で使用されている半導体です。

今回は、このアルテラでテクニカルプログラムマネージャを務める木村武夫さんと、アドバンスド・コンポーネント・アプリケーションエンジニアを務め る仮屋喜正さんにサンノゼにあるキャンパスと食堂を案内して頂きました。MontagueとZankerの交差点に近いInnovation Driveに位置するアルテラのキャンパスは4つのビルからなり、総勢800名近い社員の方が働かれています。木村さんと仮屋さんはこの800名の中に たった二人しかいない日本人社員だそうです。シリコンバレーのエンジニアの人口比率を考えると日本人がもう少しいてもよさそうな感じがしますが、日本アル テラが優秀なため、本社には日本人スタッフがあまり必要にならないそうです。お二人の場合も、日本とは直接関係のないセクションで働かれています。


1983年に創業したアルテラ社は現在は全世界で2600人の従業員を持ち、イギリス、マレーシア、カナダに開発拠点がある他、全世界にセールスオフィスを持っています。

サンノゼのアルテラ社は、キャンパス内に様々な植物を育てていることでも有名でこれまでに何度も園芸関係の賞を受賞しており、季節ごとにキャンパス 内で色とりどりの草花が楽しめるそうです。特に秋の紅葉は美しいとのこと。季節を感じることの少ないこの地域では緑に包まれたキャンパスはうれしいです ね。

アルテラは自社工場を持たないファブレスのメーカですが、キャンパスの一部には、生産工場から上がってきた製品のテストなどを行うためのミニ工場(作業場)がありオシロスコープや半田こての並ぶ作業台を見るとようやく半導体メーカなんだということを思い出させられます。


食堂に入っていた業者はグッケンハイマーでした。金曜日の11時半ということもあり、まだ食堂はガラガラです。編集長は、フィッシュアンドチップスとチリ ビーンズのスープを頂きました。木村さんはマサラチキン、仮屋さんはサーモンのハンバーグです。今回はゲスト用の食券をご用意下さっており、ご馳走になっ てしまいました。ありがとうございました。今日は、天気もよく、アルテラキャンパス自慢の中庭でランチを頂きました。メタボ街道まっしぐらの編集長は、 フィッシュアンドチップスという脂っこいメニューを選んだことを悔やみながらもおいしいので完食。仮屋さんがハンバーガーコーナーでオーダーしたサーモン バーガーはメニューにはないアイテムで調理に時間がかかっていましたが、とてもおいしそうでした。以前はバッファローバーガーも食べることができたそうで す。


食事をしながら色々とお話をしたのですが、木村さんは7歳の時にご両親の仕事関係でシカゴへ引越し、そのままアメリカの教育を受けてこちらで大学を卒業し た後、モトローラに就職。日本に転勤になった後、日本でアルテラに転職し、米国勤務を希望してこちらに戻ってこられたそうです。現在は、各国のユーザと社 内の開発部門の橋渡しをするリエゾン的なお仕事で、時差のせいで時間外勤務が多くなってしまうものの、やりがいのある仕事とのことでした。もうすぐパパに なるそうです。


仮屋さんは日本で大学卒業後、アメリカに渡り、アメリカの大学も卒業、KDDI等を経て現在のアルテラに入社したそうです。サニーベールにマイホームを 買ってから日曜大工に目覚め、ある日スプリンクラーの埋設工事を自分でやっていたところ、地中のガス管に穴を開けてしまい、PG&Eを呼んで深夜 に及ぶ緊急工事をした話など、面白すぎてこれだけで一回ネタにしたいくらいでした。半田ごてを使った昔ながらのハードウエアエンジニアリングと、ハードウ エアツールを使った最新式のエンジニアリングの両方に精通しており、ラップトップパソコンの修理などもこなしてしまうそうです。

今回は、話に盛り上がりすぎて、気がついたら2時を回っていました。お忙しいなかお時間を頂き、ありがとうございました。

今日のメニュー
フィッシュアンドチップス $5.95
チリビーンズスープ $1.50

ご馳走様でした。

社員食堂企画もこれで第二十回目となります。ここまで続けてくる事ができたのも、この企画に協力してくださった皆さんと、レポートを読んでくださっている読者の皆さんのおかげです。ありがとうございます。


さて、栄えある第二十回目に訪れたのは、レッドウッドシティにあるオープンウェーブの本社キャンパスです。オープンウェーブは携帯電話向けの組み込みソフ トウエア等を作っている会社で、あまり一般消費者が社名を目にする機会は多くないのでご存知の無い方もいらっしゃるかも知れません。日本だと、AUの携帯 電話などにオープンウェーブのソフトウエアが入っているため、AUユーザの方は電源起動時にオープンウェーブのロゴを見ているはずです。

これまでの携帯電話はパソコンと違って、画面が小さく処理能力にも制限があったため携帯専用のサイトを専用ブラウザで閲覧するのが一般的でした。ま だ携帯電話では文字表示が中心だった頃からこの規格をいち早く提唱し、専用ソフトウエアを開発、提供していきたのがオープンウェーブです。

今回、オープンウェーブの社員食堂を案内してくださったのは、同社でプロジェクトマネージャを務める馬越さんです。馬越さんとは、子供の年齢やシリ コンバレーに来た時期が近いため、これまでも何度かすれ違ってきたのですが、先日行われたグーグルのイベントで声をかけて頂き、ようやくお会いしてゆっく りお話をする事ができました。

馬越さんから事前に、「うちの社員食堂は本当にショボイですから、掲載するかどうかは来てみてから決めてください」と念を押されいてたので、一体ど んな掘っ建て小屋と屋台の食堂かと楽しみにして伺ったのですが、実際には全く持って普通の立派な食堂でした。みなさん、謙遜し過ぎです。同じ理由で編集長 を呼んでくれるのを躊躇している人がいたら、今すぐご連絡下さい。元々社員食堂に過大な期待は持っていませんし、そもそも編集長は味音痴なので全然問題あ りません。

さて、前置きが長くなりましたがオープンウェーブ社のカフェテリアに入っていた業者は、グッケンハイマーでした。おさらいしますと、ベイエリアの3 大社食業者は、ボナペティ、アラマーク、グッケンハイマーの3社で、自社運営で無い限りほとんどの場合このいづれかの業者が入っています。グッケンハイ マーと言えば、Cadence社の食堂も同じでした。

今日のメニューは以下の通り:

The Broiler: Catfish Poor Boy with Spicy Slaw and Your Choice of Side : $5.95
Market Bistro: Apricot Dijon Chicken with Herbed Cous Cous Parsfied Carrots and Fresh Bread : $6.96
Exhibition: Sesame Chicken Wrap with Asian Vegetables and Thai Peanut Sauce : $6.95
Pizza Pizzaz: Hawaiian Pizza with Diced Ham, Pineapple: $5.75
Road to Rmaine: Cheese, Croutons and Sliced Apple and a Red Wine Vinaigrette.

このなかから編集長は0.37秒ほど真剣に迷ったあげく、アプリコット・ディジョン・チキンをチョイス。

見た目的には「照り焼チキンとクスクスにブロッコリー添え」なんですが、一応 Apricot Dijon ChickenとHerbed Cous Cous というと、2ドル分くらい高級になった感じがします。これにパンを添えて$6.96。レジのおばちゃんが、パンを別料金で計算していたみたいで、飲み物と 合わせて10ドルを超えてしまいました。ま、それでも外食してチップ払ったと思えばそんなもんですが。馬越さんはランチは基本的には愛妻弁当持参派なので あまり、社員食堂は利用しないそうなのですが、今日は編集長に付き合いで、セサミチキンラップ、こちらも野菜たっぷり&胡麻ソースで美味しそうでした。

食事の間は、馬越さんとニッポンの携帯事情やiPhoneのこれからと言ったお堅い話から、アメリカで育つ子供の日本語教育についてなど、話が合い食堂が混む前にということで早めに入ったにも関わらず、出る頃には周りの人はみな食事を終え食堂は閑散としていました。

今日のメニュー(レシート失くした)
Apricot Dijon Chicken with Herbed Cous Cous Parsfied Carrots and Fresh Bread : $6.96
追加パン: $??
ソフトドリンク: ??

ごちそうさまでした。

社員食堂第19回目は、ネットオークションで有名な ebay です。


ebay は昔から社内が明るい雰囲気で福利厚生も充実していると聞いていたので、社員食堂もきっと素晴らしいだろうと期待していたのですが、全く期待を裏切らない内容でした。

ebayのヘッドクォーターが位置するのはサンノゼのHamiltonとBascomの交差点近くに位置するWhitman Campus。 最初は空港の近くのN. 1’st沿いにあるのがHQだと思っていたのですが、あちらはPayPal部隊になるそうです。 たしかに、Whitman Campusの方が、キャンパスと呼ぶに相応しく多くのビルが集合しています。ユニークなのはそれぞれのビルに、collectibles, toys, motors のように ebay の商品カテゴリと同じ名称が付けられていること。各キャンパスの玄関にはその名称に合わせたアイコンもついています。ちなみに、今回社員食堂を案内してく ださった、アンドレアさんが働くのは、Collectibleビル。最近辞任した元CEO、メグ・ウィットマン女史もこちらのビルにオフィスを持っていた そうです。

さて、お目当ての食堂はjewerlyビル内にありました。食堂内の様子も各コーナーにポップな看板がつけられ、全体的に明るいカラーで楽しい雰囲気です。

余談ですが、シリコンバレーの社員食堂にはグーグル、アップルなどの自社運営を除いて、食堂業者が入っているケースがほとんどです。このエリアで は、ボナペティ、アラマーク、グッケンハイマーの3社が有名で、ほとんどの社員食堂にはこの三社のどれかの業者が入っています。そして、素材の内容やレシ ピも業者によって異なり、ランチの単価も変わってくるわけですが、多くの会社では、一食分の料金に対して会社側一部キックインすることで、社員の負担を軽 減させています。

ebayでは、この中でも編集長が個人的にお気に入りのボナペティが入っていました。各社の具体的な料金設定は知りませんが、ボナペティはこれまで 使われていた他の会社を見ても、高級の部類に入るのではないかと思います。アンドレアさんは、社員食堂にしてはちょっと高めとおっしゃっていましたが、ボ ナペティがこの値段ならOKと思います。

ebayの社員食堂のメニューはこちらのボナペティの専用ページで公開されており、一般からでも見ることができます。
Bon Appetit – Ebay

今回頂いたのは、マーケット・フィッシュのコーナーからサーモンバーガとほうれん草のサラダ。サーモンと野菜で作ったパテにタルタルソースとスプラ ウトを挟んだハンバーガー。全粒粉のバンズともぴったりで大当たりでした。注文してからパティが焼きあがるまで5分近く待たされましたが、そこがまた準備 済みのネタを盛り付けるだけの食堂とは違って本格的です。

焼きあがるのを待っている間、他のコーナーを除いてみるとチルドケースの中には、美味しそうなNYサーロインステーキとマグロのお刺身が。焼き加減から調理法までオーダ可能です。

食事が終わってから、社内のebayグッズショップと、新しくできた中庭のイベントコーナーを案内してもらいました。イベントコーナーには、ビーチ バレーのコートの他、卓球やビリヤード、テーブルサッカーなどの台、と大型バーベキューグリルが用意されていて、社内の部署や友人グループで予約をすると 屋外の大型パーティもできるそうです。

また、グッズショップでは「これはちょっとレアアイテムなんでは!ebayでプレミアムつきで高く売れるかも」と思わせる、色々なebayグッズが所狭しと並べられていました。お土産に喜ばれそうです。

今回ご案内してくださったのは、マーケティングとユーザーインターフェイスの管理をされているアンドレアさんです。アンドレアさんは以前日本の福岡 で2年間ほど高校の英語教師をしていたことがあるそうで、ベイエリアの美味しい日本レストランについて情報交換したのですが、日本人にも勝るほどベイエリ ア日系レストラン事情に詳しいのにはびっくりしました。アンドレアさんは、現在「美味しい冷やし中華」が食べられるお店を探しているそうです。

今日のメニュー
サーモンバーガーとほうれん草のサラダ $7.50
ソフトドリンク 無料

ごちそうさまでした。


社員食堂訪問レポートもとうとう十八回を迎えました。シリコンバレーで18社の社員食堂で食事をした人もあまりいないのではないでしょうか。今回は、サン ラクララのMarvell本社キャンパスにお伺いしてきました。Marvellというと半導体業界の人なら知らない人はいない大企業ですが、一般の人の間 ではあまり名前が知られていないかもしれません。うちの美人秘書も237から見える大きなMarvellのビル郡を見て「あれ、何の会社」なんて思ってい たクチです。Marvellは半導体メーカで、電子機器の内部で様々な機能を制御するプロセッサを開発しています。ハードディスクのプロセッサチップでは 圧倒的なシェアを誇るほか、最近ではiPhoneのBluetoothチップやPSPのWifiチップなども提供しています。表には見えないもののほとん どの家庭にMarvellのチップが搭載された電子機器があるわけです。

101を超え、Great Americaを通り過ぎしばらく行った左側の元3Com キャンパスがMarvellの本社です。駐車場に車を停めて受付に入るとまずそのバブリーな豪華さに驚かされます。鮮やかな色の熱帯魚が泳ぐ壁一面の巨大 水槽、無駄に広い受付に置かれたヴェルサーチの数百万円のソファセット。バブル全盛期のシリコンバレーそのままでここだけまだバブルがはじけていないかの ようです。

こんなMarvellに編集長を招待してくださったのは、アプリケーション開発を担当しているエンジニアのSさんです。Sさんは地方版を読んで、 「是非うちの社員食堂にも」とメールを下さいました。こうした読者のみなさんのご協力でこの企画は支えられています。ありがたいです。

Marvellがバブリーなのは受付だけではありませんでした。なんと、Googleだけかと思っていた「全品食い放題無料」です。社員食堂にレジ というものがありません。中華から、イタリアン、ハンバーガー、サラダバー、エスニックまで何を選んでいくら食べても無料。スタバなみのコーヒースタンド で何を飲んでも無料。朝食も無料、夕食も無料。その気になれば三食社員食堂で平日食費ゼロ生活も可能です。
無料だからといって、キャフェのメニューも手を抜いてはいません。写真はメインのキャフェの今日の各コーナーのスペシャルです。

手前から:
チキンサラダのボウル(サラダバー)
ハラペーニョとサワークリームのソフトタコス(ベジタリアン)
スローローステッドBBQポークのサンドウィッチとコールスロー(グローバル)
インディアンベルペッパーとチキンのホワイトカレーソース、ココナツライス(クラシック)
上海風野菜炒め、豆腐と白菜、ブロッコリの炒め物、ラムのシチュー、スパイシーチキン(中華)[写真]
このほかにもヌードルやタコス専門のキャフェが別棟にもあり、一日三食社員食堂で済ませても飽きることはなさそうです。いえ、無料のランチに飽きるなんて贅沢できません。


Marvellが無料で社員に提供しているのは食事だけではなく、本格的なトレーニングジムから、フィットネスクラブまで参加自由でもちろん無料。 これで、馬鹿でかいキャンパスを移動するためにセグウエィが置いてあれば半導体業界のグーグルと呼んでもよかったところです。こうして快適な職場を作るこ とで、優秀な社員を集め、定着率を高めて会社が競争力を高めてゆくのですね。

今回、編集長がいただいたのは、Sさんお勧めの中華コーナー”Pacific Rim”から、「中華お好み定食全部のせ」と付け合せにジャガイモの煮付けを頂きました。オイシカッタ。

今日のメニュー:
上海風野菜炒め $0
豆腐と白菜、ブロッコリの炒め物 $0
棒々鶏(バンバンジー) $0
ライス $0
ジャガイモの煮付け $0
チャイニーズブレックファストティー $0
カプチーノ $0
(全部無料)

ご馳走様でした

大規模レイオフやマイクロソフトの買収オファーなどで連日騒がれている渦中の会社の社員食堂にお邪魔してきました。今回案内してくれたのは、メディア系のサービスを担当しているエンジニアで和食通でもあるブライアンです。

Yahooのメインキャンパスは、Mathilda Aveを北に進み101と237を超え、Firstと交差するところにあります。101から見えるミッションカレッジ横のビルが目立つので、あれが本社と 思っている人も多いようですが、Jerry YangやDavid Filoがいるヘッドクォーターはこちらになります。今回、編集長も間違えてミッションカレッジキャンパスに行ってしまうところでした。
キャンパスに着いて、メインビルの前から携帯でブライアンに電話して待っていると、ものの数分でどこからともなくセキュリティが現れ、職務質問をされまし た。ここで待ち合わせなんだと答えると、先にレセプションで登録を済ませろと言われました。オープンなキャンパスが多いシリコンバレーでは珍しい厳重な警 戒です。これも、時期的にいろいろな騒動のせいなのかと思ったら、ブライアンによると近所にレストランが少ないので、Yahooのキャフェに無断で入って くる外部の人が多く問題になり、ランチ前後のセキュリティが厳しくなったそうです。無断で侵入したくなるキャフェはどんなクォリティなのか期待がつのりま す。

メインビルディングから、芝生の中庭を横断したところが、Yahooのキャンパスで一番大きいURL’s Cafeです。食堂の名称を確認しておこうとググってみたら(あ、ヤフればよかった)なんと、レストランクチコミサイトのyelpにもエントリーがあり、7つもレビューが投稿されていました。Yahooのカフェにはここの他にも、dot’s cafe など同じようにインターネットにちなんだ名前が付けられているそうです。
壁一面をが窓になっている明るいキャフェでは、買収問題などどこ吹く風といった様子で社員のみなさんが楽しそうに昼食をとっていました。メニューもアジア系、イタリアン、サンドウィッチ、ピザ、サラダバーなど豊富で食欲をそそるいい匂いが充満しています。

今日のチョイスはブライアンのお勧めでアジア・エスニックコーナーのスペシャル、マサラカレーセットを頂きました。二種類のカレーとライスの種類を選ぶことができ、ナンが2枚ついて$5.25。 飲み物はドリンクバーがレジの外にあり、何を取っても無料です。
飲み物無料といえば、キャフェ内の無料ソフトドリンクコーナーに加え、各ビルディング内にはスタバのようなコーヒースタンドがあり、キャラメルマキアート だの、ヘーゼル・ラテだの、流行りのフレーバーコーヒーが淹れたてで全部無料だそうです。オフィスでコーヒー無料くらい当たり前ですが、ちゃんとした淹れ たてのコーヒーがいつでも無料で飲めるのは嬉しいですね。
カレーのほうは、5ドルという良心価格の割には十分なボリュームで良く煮込まれており、美味しく頂きました。これなら毎日でもOKです。実際、Yahoo のメインキャンパスの周りにはレストランが少ないこともあり、ブライアンを含め毎日の食事をキャフェで済ますという人が多いそうです。このバリエーション と味なら、毎日でもいけそうです。

さて、念願のYahoo訪問がようやく決まった翌日に別のYahooの中の人から編集長にメールがあり編集長を招待してくださいました。偶然にも明 日訪問予定ですが、是非合流しましょうということになり、ミッションカレッジのキャンパスから駆けつけてくれたのは、Yahooの中枢、検索エンジン部門 で働く女性ソフトウエアエンジニアの松本さんです。検索エンジン部門のエンジニアとあっては、本業で検索順位に毎日悩まされている編集長としては、あんな ことや、こんなことなど小一時間問い詰めたいことが沢山あったのですが、予想通り検索アルゴリズムに関するテクノロジーについては社外秘とのことで、教え てもらえませんでした。残念。でも、シリコンバレーを代表するインターネット企業で日本の女性がバリバリ働いている姿は格好いいです。最近は日本のメディ アでもよくシリコンバレーで活躍するエンジニアが取り上げられますが、もっと松本さんのような女性を取り上げて、日本の女性エンジニアにもハイテクの聖地 でどんどん挑戦して欲しいと思います。

実はYahooの食堂もSunやオラクルと同じで、ボナペティという業者が入っているのですが、ブライアンによると一時ラスベガスの有名レストラン に就職が決まっている若いシェフがインターンで6ヶ月ほど別のビルのキャフェでメキシカンを担当していたことがあり、ボナペティが食材は提供するから好き なメニューを作ってという事で、毎日のようにユニークでかつ美味しいメキシカン料理が食べられた時期があり、そのころは毎日昼飯時になると社員がそのキャ フェに殺到し、12時過ぎにはスペシャルが全て売り切れという時期が続いたそうです。是非そのときに呼んで欲しかったものです。

Googleとライバルとしてあげられることの多いYahooですが、社員食堂に限って言えば、Googleの全品無料で食材にこだわった自社レストラン には到底勝てないものの、シリコンバレーの社員食堂としてはかなりいい線行っている方だと思いました。社員の皆さんもGoogleを敵対視しているのかと 思ったら、Googleのサービスも活用していたりして、現場社員レベルでは周りが想像するほどライバル関係でも無いようです。社員食堂で周りを見渡した ときの社員の皆さんの顔ぶれも、Geekっぽいけどオシャレという人が多く、どことなくGoogleのそれに近いように感じました。近々ミッションキャン パスのキャフェにもお邪魔する予定です。こちらのレポートもオタノシミニ。

今日のメニュー

マサラカレーセット:$5.25
ソフトドリンク:無料
お持ち帰りのチャイラテ:無料

ご馳走様でした。

おいしい生牡蠣がいただけるというので、またまたのこのこやってきました。

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グーグル社員食堂

相変わらず、最強です。 下の写真を見てください。 豪華すぎて舌を噛みそうで料理の名前を覚えられませんでした。

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見てくださいこれ。 高級レストランにディナーにいったわけではありませんよ。 社員食堂。 しかも無料。 やっぱりグーグル最強。

詳細はまた近々レポートしたいと思いますのでお楽しみに。

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ひっさびさに社員食堂に行ってきました。 どれくらい久しぶりかというと、前回のルネサスが去年の9月、その前のCadenceは 2005年の2月なので10ヶ月ぶりになります。 今回訪問したのは、サニーベールにあるAMD本社のMicrochip Cafe。 ご案内してくださったのは、レイアウトデザイナのLizさんです。 当日待ち合わせの本社受付に行って見ると、そこにはF1のフェラーリの実 車が展示されていました。 F1の実車は何度か近くでみる機会がありましたが、フェラーリをこんなに間近で、他に受付嬢しかいない広い受付でじっくり見れるのはめったに無い機会。 受付嬢さえいなかったらコックピットの座り心地を試したいところでした。

amd10.jpg現 在プロジェクトの大詰めで休日出勤や深夜残業が重なり大忙しという、Lizさんに社内を軽く案内させてもらった後、お目当ての食堂、Microchip Cafeへ。 AMDの社員食堂は、グッケンハイマーという業者が入っています。 グッケンハイマーはボナペティと並んでハイエンドのキャフェテリア業者 で、内容にも期待できます。 Lizさんによると、隔週水曜日には日本人の寿司職人が来て、寿司を握ってくれるというので水曜日に伺ったのですが、残念な がら最初の訪問では寿司が無い水曜日だったので、2週続けてお伺いすることになりました。 お忙しいなか2週続けて案内してくれたLizさんに感謝です。

第一週にお伺いした際には、厚めのナン生地にお好みでツナやチキン、野菜を巻いてから鉄板で焼いたトルティアラップ(みたいの)。 Lizさんのオ ススメで、チキンにマスタード、アボガド、オニオン、トマトを巻いて皮がパリパリになるまで焼いてもらいました。 これ、本気で美味しかったです。  ジューシーな中身とパリパリの皮の混ざった食感が良かったです。 このほか、本日のスープからチリビーンズのスープ、アイスティーを頂いて $8.50(くらい)。 確かに外にでるのと同じ位の値段になってしまいますが、内容的には十分コストパフォーマンス高いと思いました。

ちなみに、AMDの社員食堂は受付を通らなくても入れるエリアにあるので、公けに一般に開放されているのかどうかは分かりませんが、入ろうと思えば誰でも入ることができます。 そういう意味ではこの値段はおトクかも。

第二週は、Lizさんのご招待に甘えて夏休み中の子供とカミサンをつれて家族で寿司ランチにお伺いしました。 残念ながら、いつもお寿司を握ってく れるというYukiさんは、お休みで代打のシェフだったのですが、カリフォルニアロール3巻に、寿司4個がついた、デラックス寿司コンボ($6.95)に アラカルトでスパイシーツナロールをつけて頂きました。 これまた、普通に美味しいお寿司で日本人以外の従業員の皆さんにも人気が高いようで寿司コーナー だけ行列ができていました。

AMDの食堂にはこのほか、サラダバー、サンドイッチバー、ベジタリアンコーナー、ピザコーナーなど豊富なセレクションがあり、ここなら毎日食堂で もしばらくは飽きそうにありません。 桜の木に囲まれたテラスと、外から日差しがたっぷり入る明るいキャフェテリアは忙しい一日のランチブレイクにぴった りの落ち着ける空間でした。

今日のメニュー
第一週:
チキンと、アボガドのトルティアラップ
チリスープ
アイスティー

第二週:
寿司コンボとスパイシーツナロール(編集長)
ピザ(なっち)
寿司コンボ(みい)
寿司コンボとアラカルト(美人秘書)

ご馳走様でした。

「シリコンバレー地方版」といえば「社食企画」というほど、ダントツで訪問者が多い企画。
編集長が朝の忙しい時間を割いてコツコツ翻訳して載せたニュース記事よりも…

それもこれも、これまたお忙しい時間を割いてランチに付き合ってくださった各企業の皆様のお陰と感謝しております。

さて、その「社食企画」が帰ってまいりました!!
ちょ~久々の社食訪問。前回第14回目のCadence訪問レポートから1年半以上ぶり。
今回はすっかり隠居生活に突入し「レポート書くのは秘書ねー」とのたまう編集長に成り代わって、執筆料に何をねだろうかと思案中の美人秘書がお送りいたしまーす。

>今日は「ヤキドリ」をいただきました。 「ヤキトリ」ではない時点で嫌な予感がしていたのですが、受け取ってみてビックリでした。 巨大な肉片、根がついたままのネギ・・・「こういう解釈もあったのか」と感嘆させられました。映画で例えると、ティム・バートン監督の「猿の惑星」に通じるものがあります。味は・・・聞かないでください。

>トンクツラーメンは水曜の定番のようです。 先週は、サンプルの札には「トンカス」と書いてました。 豚の靴と豚の粕、どっちも遠慮したいものです。

>昨日は、「ハンバー」をいただきました。 ドミグラスソースで出てくるのが一般的なハンバーグですが、ハンバーは違いました。ココナッツミルクベースの、タイ風ソースがかかっていました。 下のごはんにも染みていて、その部分はモロにタイ風味でした。これはこれで有りじゃないか、と、不覚にも思ってしまいました、今日のメニュー「バクチョイ」「ボクチョイ」というのが非常に気になりますが…

これらのメールを下さったのは、今回社食を案内してくださったのはAさん。
San JoseにあるRenesasという会社にお勤めです。
ルネサスは、300品種を 超えるマイコン製品を提供している世界最大のマイコンベンダーです。 「マイコン」というとパソコンの一世代前の昔のコンピュータをイメージされる方もい らっしゃるかと思いますが、ルネサスのマイコンは様々な電子機器に組み込まれたマイクロコンピュータです。 最近のおりこうさんな電化製品にはルネサスの マイコンが中に入っていたりするんですね。

こんなメールを読まされたら「一体どんなものを食べさせる社食なんだ!」と興味津々!!
このRenesasの社食は「Cafe Royale」というお店が入っていて、社員以外の方も受付で「カフェにランチ食べに来ました」と言うとカフェビジター用の入館証を受け取ってカフェで食事ができるというので、さっそく行って参りました。
でも今回はAさんの案内付きで。

上記のようなメールをいただいて勝手に想像していたのは、日本によくある、キレイとかオシャレとかとは縁遠い定食屋さん。
そう、「男女7人」でさんま&しのぶが大騒ぎしながらよく食事していた、あんな感じの定食屋さん。
頭に三角巾かぶったおばちゃんに「どん」っと無愛想に出されたコップは洗ってあるにもかかわらず曇っちゃってる、みたいな、そんなイメージを抱いていました。

ところがどっこい。

Cafe Royale @ Renesasはとってもこじゃれた社員食堂でした!
壁の色はオフィスの入り口から同じ雰囲気を保って青や紫で塗られていて、そこにまたヴィンテージポスターなんかが飾られているので、社食というよりもまさに「カフェ」か「ダイナー」と呼びたい気分。
まあ、良く見るとその他細かいインテリアに関しては色々思うところもありましたが、大まかなデザインをした人と、細かくいじった人が違うのかもしれませんね。

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お店に入ると左手のテーブルに本日のメニューのサンプルが並べられています。
事前にメニューを教えていただいていて心は決まっていたのですが、実際に見るとちょっと迷います。
Aさんに「これは無難でしょう。これは…冒険かなぁ」と色々ご指南いただきつつ、結局私は心決めていた「Galbi&Gabche」にしました。
これは見たところ日本語で言う「カルビ&チャプチェ」のようです。

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ガルビはオーダーするとその場で焼いてくれます。
炎を上げるグリルでガルビが焼かれると、良い匂い~。おなかがグーです。
この匂いは会社中に漂っているそうで、ランチを食べる前からお腹がいっぱいになってしまうというなんともダイエットにピッタリの会社で、ぜひ雇ってほしくなりました。
ただ、この日はガルビだったのでまだ良かったかもしれませんが、メニューによってはグリル物が「サバ」という日もあるそうで…そうなると焼き魚を食べなれないガイジンの社員の方たちは結構つらいものがあるでしょうね…お察しします。
編集長は「Make your own stir fry」をオーダー。
これはよくモールにある「モンゴリアンBBQ」のように、自分の好きな野菜やお肉、ヌードルを選んでその場で炒めてもらう物。
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お会計を済ませて席に着く前に、お箸やナプキンをもらおうとカウンターに立ち寄ると、そこには珍しい物が。
それは韓国風のお漬物!!
これは「ガルビ&ガブチェ」に良く合いそうだと思い、少しずつお皿の端っこに乗せました。
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さて問題のお味は…
ネーミングに惹かれて選んだメニューでしたが、あまりにもフツーにおいしかったです。
たぶん元はたくあんみたいなものだろうと思われるお漬物がピリカラ仕立てで甘いガルビに良く合う!!
ガブチェも脂っこすぎず、甘すぎず、味が良く馴染んでいました。

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お店を切り盛りしているHannaさんは韓国の方らしいので当たり前ですね。
Hannaさんも明るくて元気な方ですが、それ以上に、朝帰りでハイパー状態になっていた息子さんのStevenも、相当面白かったです。
とても気さくなお二人。時にはお客さんの希望を聞いてメニューに取り入れてくれることもあるそうなので、「こんなの作って欲しいな~」というのがあったらぜひお願いしてみてはいかがでしょうか。

編集長がオーダーしたモンゴリアンBBQ風ヌードルもおいしかったようです。
ただチリペッパーを入れすぎた上に豆板醤をかけすぎて大汗かきながら食べてました。アホです。これは本人のミスであってお店の責任ではありません。
このメニューは「Make your own」なので素材もソースも自分で選ぶので。
でも「今度は辛いの入れないでまた食べたい」とお気に入りの様子でした。

社員の方が声をそろえておっしゃっていたのは、「日本食(特に麺類)に注意」ということでした。
いくらシェフとはいえ、得意不得意があるのでしょう。
でも、そこまで言われるとぜひ次回日本の麺類がメニューに登場したときにまた来たいわ、と思ってしまう私って結構チャレンジャー?
次回は「トンクツラーメン」(または「トンカスラーメン」)、もしくはタイ風ハンバーを食べてみたいです。
そして今後、もっともっとみんなの予想をいろんな意味で覆す料理を「Cafe Royale」に期待したいと思います。
社外の人でも気軽に入れるので(受付を通ることをお忘れなく!)ぜひ皆さんもご利用ください。
それからAさん、貴重な情報&案内、ありがとうございました。

本日のメニューから

Galbi w/rice & Gabche $5.50

Make your own stir fry $5.50

ice tea $0.50 (2時までお代わりし放題。)

*社員の方は割引クーポンを利用できるそうです。
ご馳走様でしたっ。
***オマケ***

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品切れになるとサンプルのところに置かれる札だそうです。カワイイですね。

全世界で4000人余、シリコンバレー本社キャンパスだけでも2000人の社員の働くケイデンス社では、主に半導体の設計に必要なソフトウエアやエ ミュレーションを行なうハードウエアを開発、販売しています。 パソコンから携帯電話まで、いまやほとんどの家電製品にその中枢として使用されている半導 体チップの設計に不可欠な開発環境を、トータルで提供している会社で業界シェアナンバー1です。世間にある一般消費者向け電化製品の90%には Cadence社のソフトウエアが製造工程のどこかで使われているそうです。 消費者に直接製品を提供しているわけではありませんが、製品や会社の社会へ の貢献度が高く、フォーチューン誌の “America’s Most Admired Companies” Top10に 2003, 2004年と続けて選ばれています。 シリコンバレーの「シリコン(半導体)」たる所以みたいな部分ですね。

南さんはこのケイデンス社でセールスディレクターとしてお勤めされています。 今までシリコンバレーて働く多くの優秀な日本人エンジニアにお会いす る機会がありましたが、営業部門でアメリカ人の部下を統括し日本人が活躍されているというのはなんか嬉しいですね。 南さんは、「アメリカで働きたい」と いう強い意志の元、一年間アメリカのビジネススクールに通い、技術職から見事に営業職に転換され、希望通りアメリカでの就職を実現されたそうです。 南さ んのお話があまり興味深いのでつい、本来の食堂の取材がおろそかになってしまいました。

ケイデンス本社キャンパスにはビルディングが10棟あり、キャフェは二箇所あります。 南さんは普段は外食かご自宅でランチだそうですが、今回は両 方の社員食堂を案内していただきました。 最初に訪れた社員食堂では、本日のインド料理ランチ(写真)を頂きました。 今回目新しかったのは、食堂に入っ ている業者がいままで他の社員食堂で見たことのない、Guckenheimerと いう業者だったことです。 これは、少し今までと違ったランチにありつけるかな? と期待したのですが内容のほうは他の2社とさして違いありませんでし た。 サンドイッチコーナー、パスタ、サラダバーなどから好きなランチを選ぶ一般的社員食堂です。 ただ、普通社員食堂だと大衆受けする無難な味付けにな りがちですが、今日のタンドリーチキンとソースはかなりインディアンな味付けでした。 編集長的にはオッケーでしたが、これだと苦手な人もいるんじゃない かな。

ケイデンスでは社員食堂のほか、ユニークな社員サービスとして、無料コンシェルジェサービスがあるそうです。 これは、社員が「結婚記念日に花束と ディナーの予約を」とか「来月の家族旅行のホテルと飛行機の手配を」なんてリクエストをすると忙しい社員の代わりに手配を代行してくれるサービスで、無料 で自由に使えるそうです。 他の会社にもあるのかもしれませんが、これはなかなか嬉しいサービスですね。

2箇所目のカフェではランチタイムを大幅に過ぎていたため、ほとんど閉店準備状態だったのですが、無料のホットティーを頂きながら、南さんとアメリ カの公立学校の教育事情についての話で熱く盛り上がってしまい、気がついたら2時半でした。 お仕事中、随分長いことお時間を割いていただきありがとうご ざいました。

今日のメニュー

インディアンランチスペシャル(タンドリーチキン、ライスとナンの定食) $5.25
アイスティー $0
ホットティー $0

ご馳走様でした。



ハードディスク発祥の地でカレーライスを食ってきた

IBM、IBMと言っていましたが、良く考えたら去年の一月に日立に買収されてから正式にはHGST(日立・グローバル・ストアレジ・テクノロジー ズ)である、旧IBM(HITACHI)のサンノゼハードディスク工場にお邪魔してきました。 シリコンバレーがその名で有名になる以前からあった歴史の あるキャンパスで、ハードディスク発祥の地としても有名です。 101を82につながる Blossom Hillで降りるといまでも交通標識に「Cottle IBM」と出ています。

かつて、全盛期には1万人の従業員が3シフトで日夜ハードディスクを生産した広大な敷地のキャンパスは、今は約三分の一の面積となっていますが、そ れでもこれまで訪問した各社のキャンパスの中で最大規模を誇ります。 最近ではハードディスク工場で働いていた従業員が癌になったことでIBMを訴えてい る裁判が進行中なことでも有名です。

ハードディスク開発部門を日立に売ったことで、このキャンパスは日立の所有となり中で働く社員もほとんどがそのまま日立の従業員となりました。 メ インゲートの横にもIBMより大きくHitachiの看板が掲げられています。 しかし、建物、社員、食堂を含め中身はほとんどIBMのまま。 ハード ディスク発祥の地のモニュメントとして有名なオブジェも健在です。

広大なキャンパスと膨大な社員を抱える社員食堂はその大きさでも、これまでの社員食堂と比べて飛びぬけて広いものでした。 建物のつくりが古いことと、広大な空間に長方形のテーブルが並んでいる様子は、日本人のイメージする「社員食堂」に最も近いかもしれません。

メニューのセレクションも豊富で、これまで紹介した食堂にあった類のコーナーはほとんどカバーしている上に、日立から来た多くの日本人従業員のため に、日本食コーナーもちゃんと用意されていました。 この「日本食コーナー」、今日のメニューはポークカレーだったんですが、まさに「社員食堂の味」。  他のコーナーにはちゃんと陶器のお皿もあるのですが、プラスチックの容器に自分で好きな量のご飯を盛って、カレーと福神漬けをかけて値段は重量売りの1オ ンス21 セント。 今回はこれに、サラダバーから1オンス32セントのシーザースサラダを頂いて日本の社員食堂風、カレーライス定食としました。

食べてみるとこのカレーライス。 良くも悪くも社員食堂の味そのまんまです。 なんだかホッとする味でした。 料金は重量精算なので、レジの秤に乗 せてそれぞれ料金を支払います。 写真の分量で編集長のカレーは約4ドルでした。 これにサラダとアイスティーをつけて $7.51。 せっかくカレーが純日本社員食堂風なのに、お会計はちょっとインフレ・シリコンバレー価格ですね。

今回、ご案内いただいたのは編集長が個人的にも親しくしていただいている鈴木さんです。 鈴木さんとは去年の夏に日帰りでヨセミテハーフドーム登頂 という無謀な企画でも色々とお世話になりました。 ソフトウエアのほかにもメカから日曜大工まで何事にも素晴らしいセンスと技術をお持ちで、先日も手作り のオリジナル焼き鳥マシーンで美味しい紫蘇豚焼きを頂きました。

本日のメニューから

カレーライス
シーザースサラダ
アイスティー

計 $7.51

ご馳走様でした。

今回は社員食堂シリーズで初めて非ハイテク企業である会計事務所、KPMG のシリコンバレーオフィスへお邪魔してきました。 実はここの社員食堂、「本当にショボいっすから」と何度か断られていたのですが、「本当にショボかった ら、番外編ショボい社員食堂で紹介しますから」と無理にお願いしてお伺いしたのですが、結果は・・・「普通」でした。 どうも皆さん自社の社員食堂を謙遜 しすぎるのか、または編集長の基準が低すぎるのかわかりませんが、KPMGの食堂は至って普通。 日本の学食、社員食堂と比較したら全然格が上といった感 じです。 日本の大学のキャンパスにこの食堂をそのまま持っていったら、学生の人気ナンバーワンになるかもしれません。 少なくとも編集長の母校にはこん なちゃんとした飯をだす食堂はありませんでした。

これまで、オラクル、グーグル、アップルとレベルの高い食堂を最初に紹介しすぎたせいで、みなさんなにか勘違いをされているようですが、所詮社員食堂ですよ。 5ドル前後で忙しい社員が昼飯を済ませる場所にあまり多くを期待するのは間違いです。

と、いうわけで今日もちゃっかりよその社員食堂でおいしくランチを頂いてきました。 KPMG は 1987年、ピート・マーウィック・インターナショナル(PMI)とクラインベルド・メイン・ゲーデラー(KMG) が合併して生まれた国際規模の会計事務所で世界150ヶ国に事務所を持っています。 今日お邪魔したシリコンバレーオフィスでは約400人のスタッフがシ リコンバレーの企業の税務、会計をサポートしています。 KPMGは世界中にオフィスを持ち、各国の税務システムに精通しているため、ボーダレス時代の多 国籍企業の会計処理をグローバルな視点からサポートできるのが特徴となっています。

KPMGのシリコンバレーオフィスには軽食を取ることができる喫茶コーナーと朝食と昼食を提供する食堂があります。 社員食堂は、たしかにサイズは こじんまりとしていましたが、サラダバー、サンドイッチバー、グリル、オーヴン、パスタ等のコーナーから自分の好みのメニューを選べるなど、内容は他の社 員食堂に引けをとらず、単価も3~4ドル台が中心となっていました。 お昼時にお邪魔したのですが、マウンテンビューのダウンタウンに近いという土地柄の せいか、社員食堂を訪れる社員の方は少なく、食堂で昼食を取っていたのは他に3組程度でした。

今回頂いたのは、Grecco’s Oven のコーナーから Grilled Mediterranean Flatbreads です。 これは薄いピザ生地でグリルした野菜をはさんだヘルシーな地中海料理です。 この他、本日のスープから野菜のパンプキンスープを頂きました。 プ ラスチックのプレートと食器はちょっとチープな印象がありますが、料理の方は手抜きは感じられません。 本日も美味しく完食させていただきました。

今回食堂をご案内いただいたのは、日本から駐在で来られている宮原雄一さんです。 宮原雄一さんは主にシリコンバレーの日系企業を対象に米国での法 人税務処理のサポートを行なっています。 会計事務所で日本から駐在というと不思議な感じがしますが、日本との連結決算や本社子会社関係にあるシリコンバ レーの日系企業では、日米両国の税制に精通してかつ、ただでさえ分かりにくい税制システムを日本語で分かりやすく説明しサポートできる会計事務所と担当者 へのニーズが強く、宮原さんは日本にいたころ同様に残業と休日出勤が多いというほどお忙しいそうです。

本日のメニューから:
Grilled Mediterranean Flatbreads $3.79
Today’s Soup (small) $1.85
Drink $.30

ご馳走様でした。

チョット時間が空いてしまいましたが久しぶりに社員食堂へ取材に行ってきました。 第11回は日立データシステム(HDS)のサンタクララ本社キャ ンパスです。 ご案内してくださった手塚さん曰く、「美味しそうな社員食堂ばかり紹介されていますが、中にはウチのようにチットもたいしたこと無い社員食 堂もあるという代表で」と、いうことでしたが、とんでもありません。 全然オッケーです。 皆さん社員食堂に求める食の基準が高いのか、こういうコメント を良く聞きますが、本当に不味い飯に出会った事は一度もありません。 もし、「本当にウチの社員食堂は不味いです」という方がいらっしゃったら是非ご連絡 ください。 編集長が味見して本当に不味かったら、「番外編:不味い社員食堂シリーズ」として社名を出さずに紹介させていただきます。

本社キャンパスのメインビル内にある社員食堂「Hi Cafe」では、朝食(7時から10時)と昼食(11時15分から2時)、スナック(2時から3時)の営業を行なっており、日替わりのメニューを毎週オン ラインで確認することができます。 食堂にはお好みでメイン、グリル、バフェ、to GO、のコーナーがありこの他に、シェフが目の前で調理してくれるエキシビションというコーナーがあります。 実はこのエキシビションコーナーのシェフが 食堂の名物で、いつもしかめっ面ながら手際よく謎のアジア料理を調理してくれるそうです。 一緒に食事をさせていただいた矢川さんはこのシェフのファン で、ほぼ毎日彼の料理を主食としているそうです。 残念ながら今日はパフォーマンス系の調理はありませんでしたが、「ムッツリ」顔は拝ませていただきまし た。 このシェフとの付き合いが長い矢川さんは、ムッツリ顔の下に潜む彼の表情を読み取れるまでになったそうです。

で、編集長が今日頂いたのは「ポレンタとラムと野菜たっぷりのシチュー」です。 ポレンタはトウモロコシの粉で作ったイタリアの料理で、イタリア版 のグリッツって感じです。 これに柔らかいラム肉がたっぷり入ったシチューが良く合い、パンですくいながら美味しく頂きました。 できればお代わりした かったくらいです。 こんなメニューが毎日食べられるのに、昼はほとんど外に食べに行くという手塚さんは贅沢です!

外のテラスで食事の後、名物シェフを拝みにもういちど食堂の中に入ると、日本人のグループがちょうど食事を終えたところでした。 皆さん、本社から 駐在でこられている優秀な研究員の方で、今日はちょうどミーティングがありそのままみんなで食事となったそうです。 ちょっと席にお邪魔して色々お話をお 伺いさせていただきました。

HDSは日本の日立製作所の大型記憶装置、ディスクアレイを販売するアメリカの本社です。 私達のパソコンに搭載されているハードディスクの 1000倍(テラバイト)、百万倍(ペタバイト)という大容量の記憶装置を、銀行や交通機関の発券システムなど、大規模なデータベースが必要なシステムに 向けて販売とサービスを行なっています。 日立ではこの分野に早くから注目し研究開発を続けていたおかげで、現在では世界的にもトップシェアを誇り、HP やSUNなどにも OEM供給をおこなっているそうです。 ユーザの声を大事にする研究開発の姿勢は今も変わらず、約500人の社員が営業、マーケティング活動を行なってい るHDS本社には、常時30人前後の研究員の方が日本から技術サポートと研究開発のために現地に駐在されています。

食事の後、実際にこれらの装置が置かれているラボを見学させていただきましたが、数千万円から数億円という冷蔵庫のような装置がズラっと並んだ姿は 圧巻でした。 企業のデータセンターではこうした装置を運用してお金には換えることの出来ない大事なデータを保存しているわけです。 顧客情報からマルチ メディアまでありとあらゆる情報がデジタル化されている今日、それを安全に保存していつでも瞬時にアクセス可能な状態にしてくれているわけです。

本日のメニューから

Lamb Stew w. Currants, Spinach, Orange & Sage over Soft Polenta $4.85
Iced Tea $0.75

ご馳走様でした。

(写真下:ビジネスデベロップメントディレクターの手塚さんとSANソリューションラボの研究員の皆さん)

社員食堂企画記念すべき第 10回目はチップメーカのザイリンクス本社にお邪魔しました。 今回案内をしてくれたのは編集長と個人的にも親しくさせていただいているシリコンバレーの 先輩、久村俊之さんです。 Fortune 誌の「アメリカで働きたい会社ベスト 100」で毎回 10位以内にランクされ、2004年にはなんと第 4位という人気の会社、XILINXではどんな食事が出るのでしょうか。

サンノゼの本社キャンパスにある社員食堂、Crossroads Cafe は朝食とランチに会わせて営業しています。 朝食タイムは午前 7時半から 10時。 日替わりでパンケーキやオムレツなどが $2.50で提供されます。 ランチは 11時半から午後2時まで。 お好みに合わせてグリル、中華、サラダバー、サンドイッチバー、オーブンなどからその日のスペシャルメニューを選択できま す。 どれを選んでも大体 5ドル以下でボリュームたっぷり。 その他目立っていたのはデザートコーナー。 フルーツやヨーグルトなどのデザートが選べるほか、Dreyer’s のアイスクリームマシンから自分でソフトクリームを盛り付けできます。 これは他の会社では見かけませんでした。

編集長は中華定番のブロッコリビーフ、チャーハン、ヤキソバをたんまりとお皿に盛り付け、 $4.75。 久村さんは迷った挙句、グリルコーナーからシュリンプのカバブです。 二本の串にシュリンプとズッキーニ、パプリカなどが刺さっているもの をグリルコーナーで目の前で焼いてくれます。 これにライスをつけたものが、本日のメニューでは一番高価な $5.50。 ドリンクは 20ozで $1.25でした。

また、スタバなみに多品種のコーヒーコーナーでは、バルーンも販売しており、「Congratulations!」「Happy Birthday」「No.1」「Welcome」などと書かれた風船が購入できるので社内で急にお祝い事があった際に便利そうです。

今日は雨模様との予報でしたが、おおハズレの良いお天気となったので、外のテラスで気持ちよくランチを頂くことにしました。 ブロッコリビーフは本 格中華とはいかないまでも、モールのフードコートよりは全然マシ。 ブロッコリもこちらでは「生かよ!」というケースが多いのですが、十分火が通っていて 美味しかったです。 毎日安価で美味しいお昼ご飯が食べられて羨ましい限りですが、久村さんは普段は自宅に戻って食事をされるとのこと。 さすがに永年勤 めると飽きてしまうそうです。

ザイリンクスは家電品などで利用されるチップのメーカですが、自社では製造を行っていません。 半導体業界で初めて製造工場を持たないチップメーカ というビジネスモデルを確立したのがザイリンクスです。 ザイリンクスで設計開発を行ったチップは外部で製造され、それをザイリンクスが販売するという形 式をとっているため、従業員 2000人という広いキャンパスにも製造部門はありません。 ザイリンクスのチップはコンピュータに搭載されているCPUとは違い、様々な目的で利用でき るようにユーザがプログラムすることによってカスタマイズできるようになっています。 利用目的や置く場所によって形状やサイズを変えられる組み立て式家 具って感じでしょうか。

久村さんは開発の最終工程となるテープアウトという課程で、チップ製造に使用する原版を管理するグループのマネージャをされています。 全ての部下 の誕生日をカレンダーに記し、かならずお祝いをするように心がけるなど、良い会社にして良い上司ありという感じでした。 この他この不景気に全くレイオフ をしていない姿勢なども「働きたい会社ベスト 100」で 4位に選ばれる理由の一つでしょう。

今日のメニューから

Beef Broccoli, Vegatable Chowmen and Vegetarian Fried Rice $4.75
Iced Tea $1.25

ご馳走様でした。

サンの社員食堂で川原さんと飯を食いながら「こんなのあったら面白いかな」と盛り上がったのがきっかけで、情報発信というより個人的な興味メインで スタートした、「シリコンバレー社員食堂おじゃま企画」。 スタートから約一ヶ月の間に十社もの異なる社員食堂で昼飯を食べるというハイペースで進んでい ます。 これも皆、えたいの知れない「編集長」という怪しい人物の勝手な企画に快く協力してくださった皆さんのおかげです。 メール交換で協力を快諾して くださり社員食堂で始めてあったという人も沢山います。 皆さん、本当にありがとうございました。

食事の内容については、最初にお断りしておりますとおり編集長はグルメでもなんでも無いのであまり気にしていません。 多くの人と楽しい会話をしな がら喋るだけで、カップラーメンだって美味しく頂けちゃいます。 ですから、取材を依頼したときに「いえ、ウチの社員食堂はまずいっすから・・・」なんて 間違っても気にしないで下さい。 ここだけの話ですが、そもそも食事の内容そのものには最初からあまり期待していません。 嬉しい誤算はたくさんありまし たけどね。 編集長が興味を持っているのは飯のクォリティーではなく、社員食堂を通じてその会社のコーポレートカルチャーを垣間見ること、そして多くの人 に出会うことです。 もちろん記事としての食堂の取材とレポートもそれなりにやっているつもりです。

十件の社員食堂を回って気づいたことは、多くの食文化を持つ従業員に対して平等に受け入れられる味とメニューを準備することの大変さです。 結局万 人受けする内容になるのは仕方の無いことで、ユニークな料理で勝負する町のレストランとは条件が違いすぎます。 ところが、「万人受けする無難な味」とい うのはえてして「飽きやすい」という性格も合わせ持っており、長く勤める人ほど、社員食堂を利用しなくなる傾向があるのも理解できます。 また、アメリカ ナイズされた外国料理というものは本国の人にとっては耐え難いというケースが多いようで、日本人が「なーんちゃってジャパニーズ」が苦手なのと一緒で、 せっかく多国籍メニューを用意しているのに外人社員は自国の料理には近づかないという傾向も見られました。

社員食堂に入って中を見渡すと、アメリカ白人らしき社員の方が多く感じられます。 最初はシリコンバレーの大企業ともなると、町ですれ違う人種構成 比からは随分偏りがある社員構成だな、と思っていましたが実際のところは、「万人受けする無難な味」の社員食堂で毎日同じような飯を食っても飽きない人た ちが社員食堂に残っているのだと分かり、妙に納得してしまいました。 (アメリカ白人の味覚を馬鹿にしているわけではありません。 念のため。 (^^ゞ  )

各社の社員食堂ではできるだけ、他には無い特徴を探してレポートしていますが、実はこれまでの半分以上は同じ業者が食堂に入っています。 もちろん 会社ごとにシェフは違うし、スタイルも異なりますが、センターキッチンから運ばれてくる素材は同じ、レシピも同じならできる料理に大差が無いのは止むを得 ないことでしょう。 それでもそこで食事をする社員のみなさんの空気は一つとして同じではありません。 食堂の活気、品位、社員の服装、上下関係などほん の小一時間社員食堂にいるだけでなんとなくその会社の匂いが分かるから不思議です。

世の中に社員食堂を理由に会社を選ぶ人はいないと思いますが、社員食堂を通して感じる会社の雰囲気は職種や業績だけでは絶対に分からない会社を見る 重要な何かを語っていると思います。 これから転職を考えられている方は、一度社員食堂で先輩社員にまざって昼飯を食べてみるといいかもしれません。

というわけで、編集長の社員食堂ネットワーキング活動を続けつつ皆様にシリコンバレーの様々な社員食堂を紹介してゆくためにこれからも、東西奔走を 続けて行きたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。 どんなショボイ社員食堂でも、どんな不味いメニューでも大歓迎です。 気にせずお誘い頂けれ ばスケジュールと胃袋の都合が着く限り何処へでもお伺いいたします。

(その1の続きです)

富士通の社員食堂が素晴らしいのは谷シェフの料理だけではありません。 、女性ワーカーのためのto go向けのサイド・ディッシュや充実のお菓子コーナーにはトレーダージョーズのスナックに混じって日本人には嬉しいなつかしのお菓子が並んでいます。 編 集長はボンタンアメ、オールレーズン、ビスコ、チョコボール、きのこの山などを見逃しませんでした。 赤いきつねや緑のたぬきまで置いてあります。 うー ん。 お菓子のセレクションが泣かせますね。 サラダコーナーにはサラダバーの他に谷シェフオリジナルドレッシングであえられたお持ち帰りサラダコーナー があり、蕎麦サラダ、豆腐サラダなどを選ぶことができます。 またお弁当コーナーのカツサンドは日本人以外の社員にも大好評とのこと。

このように、Zestでは社員の立場にたった嬉しいサービスが盛りだくさんです。 今回ランチをご一緒させていただいたFUJITSU.COMの WEBサイト管理をされているMikiさんは、「食器がちゃんとした陶器に変わったこと、本格的で美味しいデザートが食べられることやサイドディッシュ コーナーなどとても気に入っている」とおっしゃっていました。 また今後の企画として、独身社員や家に帰って夕食の支度をしなければいけない社員のために 簡単に調理するだけの素材を詰め合わせたお持ち帰り夕食パックなども計画しているそうです。 忙しい社員のみなさんには嬉しいアイデアですね。

ここで編集長から強く提案。 こんな社員食堂をサニーベールの真ん中に持っていて社員だけに限定しておくのは勿体無い。 社外の人にもランチ会員制 度を設けて社員食堂を開放するべきです。 部外者が施設内に入ることになるためセキュリティの問題なども考慮しなければいけないとは思いますが、顔写真入 りのランチ会員証なんかを作ってくれたら、編集長は必ず第一号に申し込みます。 社員食堂を持たない規模の会社に勤められている方、社員食堂はあるけれ ど、本物の和食ランチに飢えている方、沢山いらっしゃるのではないでしょうか。 本社キャンパスの施設管理ディレクターをされている吉田さん! よろしく お願いします。 実現したら毎日のように昼飯食べに行きますよ。

また、Zest Internationalの母体となる Cross Cultural Communications International 社(TEL. 408-221-6934)では今後、シリコンバレーのほかの日系企業の社員食堂へもコンサルティングサービスを展開して行く予定だそうです。 社員食堂 に不満のあなた。 会社側にちょっとプッシュしてみてはどうでしょうか?

今回はシリコンバレーで日系初の社員食堂ベンダーを実現した Cross Cultural Communications International 社の岡田さんのご案内で5日からリニューアルで営業を開始した富士通の社員食堂である Zest International Cusine にお邪魔してきました。 富士通の社員食堂にはこの4月5日から日系のフードベンダーが入り、料理とサービスが格段に向上したことは一部の日本人コミュニ ティの間で噂になっていましたが、実際に行って確認してきました。 富士通最強。 なんてったって、料理長を務めるのはキャンベルにあった有名フランス料 理店 Le Zest のオーナーシェフだった谷さん(写真)です。 しかも日本人には嬉しい「本物の」和食メニューが充実しています。 いままでにも何度か「なーんちゃって ジャパニーズ」なメニューには遭遇しましたが、Zest International が提供する和食は、味にうるさいと言われる富士通の日本人エグゼクティブも大満足だそうです。 同社の広報部のマイクさんによれば、「限られた予算でこれ だけ美味しいメニューを提供するのはマジックだ」というほどです。

ちょっと今週のメニューをご紹介しましょう。 和食コーナーからは
(月) A.チキンから揚げ定食 B. コロッケカレー
(火)A. とんかつ定食 B. かき揚げうどん
(水)A. 親子丼 B. コロッケカレー
(木)A.サーモン照り焼き定食 B. 海老天ぷらそば
(金)ビュッフェスタイルランチ
これにミディアムソーダか緑茶つきで $5.35

そして谷シェフの十八番、洋食コーナーからは
(月)白身魚のホワイトワインソース、トマトときのこ添え
(火)チキン コードンブル、グリーン野菜添え、 ライトレモン バターソース
(水)ツナ&トマト メルトサンドウッチ
(木)ビーフストロガノフ w/ バスマティライス
(金) ビュッフェスタイルランチ
コレ全部 $4.95です。 どうです、一日だけ招待するといわれたら悩むでしょ? 編集長は日程を決めるのにここ数ヶ月で一番頭を使いました。 (普段よっぽど使ってないんですね)

編集長は迷った挙句に決められず、谷シェフお勧めのビーフストロガノフと海老天ぷらそばを両方頂いてしまいました。 味は大満足です。 社員の9割 を占める日本人以外の社員の嗜好に合わせて少し濃い目の味付けということですが、関東出身の編集長としては全然オッケー。 これで「ちゃんと普通に」美味 しい。 「普通」と書いてしまうと「な~んだ」、といわれそうですが、普通に美味しいのって大変なことですよね。 毎日の社員食堂だからこだわりの食材だ の料理法がどうのこうのといううんちくより、「普通に美味しい」ことは重要です。  しかも和食に至っては「ちゃんと普通に美味しい」。 ちゃんと普通に 美味しくて毎日でも食べられる店がベイエリアに何件ありますか? ちょっと懲りすぎだったり、ちょっとアメリカナイズされていたり、ということが無く、そ のまま日本の立派な食堂でランチに出てきてもおかしくないメニューを、アメリカの限られた食材と社員食堂という限られた予算で実現しているのはまさにマ ジックです。

二食分も食べてぱんぱんのお腹のところに、追加で谷シェフ自慢のカスタードプリンをデザートに頂きさらに大満足。 食べた量でも社員食堂企画ナンバーワンです。

これだけ充実の和食ですが、富士通キャンパスで働く社員の内、日本人は約1割。 日本人向けのメニューに他の国の人からの反応が最初は心配されたそ うですが、蓋を開けば日本人以外の外国人にもヘルシーで美味しい和食コーナーが大好評だそうです。 Zestでは今後和食に限らずインターナショナルなメ ニューを展開してゆくとの事、今後も楽しみです。

谷シェフと岡田さんはメニューの充実だけではなく、忙しい富士通社員の皆さんに便利な様々な新しいアイデアで社員食堂に活気を呼び戻しています。 充実のお菓子コーナー、お弁当コーナーは第二部でご紹介します。

社員食堂シリーズ八回目はサンノゼダウンタウンに本社ビルを構えるアドビシステムズ社の社員食堂 CAFE ADOBE にお邪魔してきました。 今回はシリコンバレーの日本人企業家を支援する団体、 SVJENの外村仁(ほかむら ひとし)さん(これまでに何度か地方版に『某Hさん』として登場していただいています)のご紹介で、アドビのソフトウエアエンジニアである松原晶子(まつ ばらあきこ)さんにご案内していただきました。 しかも今回はアドビ広報のステイシーさんが食事の後、丁寧にカフェテリアの運営や社内の施設について説明 してくださいました。 (しかもプレス向けのお土産セットまで貰ってラッキー。)

社員への福利厚生が充実していることで知られるアドビは社員食堂を初め社内の施設や職場環境も非常に優れており、就職したい会社ランキングの上位に 毎回ランクされています。 社内には今回訪問したメインの社員食堂のほか、遅い時間まで営業している軽食中心の喫茶コーナーや社員専用のトレーニングジ ム、バスケットボールコートなどが用意されています。 トレーニングジムはロッカールームから受付まで高級フィットネスクラブのようでした。

メインの社員食堂 ADOBE CAFE では釜焼きオーブン、グリルコーナー、サンドイッチバー、サラダバーなどが用意されています。 各コーナーでお持ち帰りが可能で忙しい社員の方はそのまま オフィスに持ち帰って仕事の続きをしながら食事をとることも可能です。 ドリンクはスタバのコーヒー以外は全て無料。 食事も 5ドル台前後が中心となっていました。 週に一度には寿司コーナーもオープンするそうです。

今回選んだメニューはメキシカングリルコーナーからローステッドベジタブルのサラダです。 アミーゴシェフが目の前でお好みのメニューをローストし てくれます。 シャッターチャンスを逃しましたがフライパンから炎を上げつつ 3人分の調理を並行して進めるシェフさんの手際が良く格好よかったです。 これにお好みでチーズとシラントロをかけてトルティアを添えて出来上がり。 今 日はお天気も良かったので外のテラスで頂きました。 今回は外村さんと松原さんのほかにも日本から取材でいらしていたニューズウィーク日本版の副編集長 や、アドビの日本人女性エンジニアの高橋さん、佐敷さんも参加され大勢で太陽の下食べるご飯は格別でした。

食事の後、松原さんに社内を案内していただいたのですが、さすがにデザイン業界を市場とするソフトを生み出している会社のせいか社内のデコレーショ ンがとてもオシャレです。 奇抜に飾り付けているわけではないのですが、センスの良さが感じられました。 社内の廊下を歩いているのに高級ホテルのロビー のような錯覚を感じます。

実は編集長、以前からサンノゼ空港に着陸する飛行機がビルの上すれすれを飛ぶのであそこの上の方のオフィスで働く人は怖いだろうなと思っていたので すが、今回案内して下さった松原さんのオフィスが 12階とのことでしたので、無理にお願いして窓から飛行機が接近する様子を見せてもらいました。 下から見ると機長さんと目が合いそうなくらいスレスレを 飛んでいるように見えましたが、実際にオフィスの窓から見ると思ったほど接近しては感じられませんでした。 それでも 9/11 の直後は飛行機が接近する度に怖い思いをされたそうです。

今日のメニューから

Roasted Vegetable Salad $5.10
Drink (Iced Tea) $0.00
Drink (Coffee) $0.00

ご馳走様でした。

今回は社員食堂お邪魔企画シリーズ初の日系企業であるソニーのサンノゼキャンパスにお伺いしてきました。 本社キャンパスでは無いのも今回が初めて です。 「ソニー全体の本社は日本だしアメリカも本社もここではないからたいしたことはありませんが」と予め前置きがあったのですが、ちっとも他に引けを 取らない充実の社員食堂でした。 日系企業だけに、「あじの開き定食」とか「さばの味噌煮」とか「漬物バー」なんて期待していたのですが、残念ながら特に 和食にこだわったメニュー内容ではありませんでした。 聞けばこのキャンパスで働く約1000人の内、日本人は1割にも満たないそうで料理のメニューも多 国籍です。

この社員食堂、Palm Court は朝から開いているので朝食も取ることが出来ます。 朝食メニューはパンケーキやソーセージ、オムレツなどの日替わりで $3.50。 ランチの方はお好みで、グリル、フィッシュ、オーブン、クラシック、グローバルアクセント、グローバルの6コーナーから日替わりメニューを 選ぶかサンドイッチバーでお好みのサンドイッチをセルフで作ることが出来ます。 頂いてきた週間メニューを眺めていたら、明日のグローバルアクセントがと んかつでした。 残念。 金曜日には「弁当ボックス」もメニューに加わるようです。

今日頂いたのは、オーブンのコーナーからグリルド・ベジタブルとチェダーチーズのカルツォーネ。 編集長のような親父には「野菜炒めとチーズのピザ 生地包み」と書いたほうがピンとくるかもしれません。 これにピザソースをかけて $5.25です。 メニューにVマークが付いていたので何かと思ったら、食堂のメニューにはそれぞれ V(ベジタリアン)、LF(ローファット)、LC(ローカーブ)と記号で記されていてダイエットに気をつけている人には親切な気遣いです。

今回ソニーの食堂を案内して下さったのは、同社で取扱説明書などのドキュメント関連のプロジェクトを管理されている滝沢龍哉さんです。 駐在で日本 から来られてもうすぐ3年になるそうで、最近では昼飯は家に帰って食べているそうです。 日本の本社には800人を収容する巨大社員食堂があるそうで、今 度番外編として機会があったらお邪魔させて頂くことにしました。 日本とこちらの社員食堂で大きく違うのは、日本ではほぼ日本人だけを対象にメニューを用 意すればよいが、ここでは多国籍、他民族の社員を相手にしなければいけないという点です。 限られたスペースと素材で多様な食文化に対応するのには限度が あるため、特に日本以外のアジア系の社員の方は食堂のメニューでは満足できずに自宅からお弁当持参でレンジで暖めて食べている姿が多く見られました。

ソニーの社員食堂でもうひとつ他社と違っていたのは、食堂につけっぱなしのテレビが何台も置いてあることでした。 実際にテレビを見ながら食事をしている人はあまりいないようでしたが、日本の定食屋さんを思い出します。 あとは週間マンガでも置いてあれば完璧ですね。

滝澤さんに社内を案内してもらった後、帰りがけに入り口の横に1976年製のトリニトロンカラーテレビとベータマックスが置いてあるのを見つけまし た。 テレビはスイッチをバチンと入れてチャンネルをがちゃがちゃ回すとちゃんと絵が出ました。 世界初の携帯トランジスタラジオ、カラーテレビ、ウォー クマン、プレステなど常に家電業界を引っ張ってきたソニー。 高品質な Made In Japan のブランドイメージを世界市場で築きあげたのもソニー。 気が付いてみると家中電化製品はソニーだらけなんて家も多いんではないでしょうか。 今後もどん な先進的でクールな製品が出てくるか楽しみです。

今日のメニューから

Grilled Vegetable and Cheddar Cheese Calzone $5.25
Drink (Iced Tea) $0.70

ご馳走様でした。

今回はクパチーノにあるアップルコンピュータ本社キャンパス内の社員食堂、Café Macs にお邪魔してきました。 ご案内頂いたのはマッキントッシュの日本語環境の発展に重大な役割を果たしている木田泰夫さんです。 今回のランチは木田さんの 奥様と3歳になる娘さん、地方版からは美人秘書(別名カミサン)同伴で暖かい日差しの中テラスのテーブルでお食事を頂いてきました。 木田さんの奥様はシ リコンバレーで子供を育てる母親と子供のコミュニティグループさくらクラブで発行されているニュースレターの編集スタッフをボランティアでやっていらっ しゃいます。

実はこの企画でこれまでお伺いした各社の社員食堂は全て出入りの業者が運営するものでした。 同じようにアップルにも以前は業者が入っていました が、スティーブジョブスがCEOに戻ってから社員食堂を自社運営に切り替え、会社の一部所として独立採算で運用されているそうです。 従って食堂で働く シェフのみなさんもみんなアップル社員。 メニューの内容にもジョブスが直接指示を出したりするそうです。  自社運営に切り替わってからメニューも充実 し、それまでは外食していた多くの社員も社内の食堂を利用するようになったそうです。 石釜焼きのピザあり(とてもおいしいそうです)、サンドイッチ バー、トルティアラップバー、スムージーコーナー、ハンバーガー、パスタなど内容がとても充実しています。

その中でも和食好きで有名なジョブスのおかげで日本料理コーナーは充実していました。 寿司コーナーでは日本人のみどりさんと高橋さんがいて寿司を 握ってくれます。 みどりさんはジョブスの指令でニューヨークまで蕎麦の修行にも行かれたそうです。 そんな蕎麦コーナーに今日のお目当てのメニューがあ りました。 某Hさんから

『Appleに行くならぜひ、Jobsは実はソバの味が分かってないことを如実にしめす「サシミソバ」を食ってきてください。後悔することまちがいなしです。』

とオススメ(?)されていた 「刺身蕎麦」 。 その名のとおり、冷たいかけ蕎麦の上にマグロやサーモンの刺身が並べられています。 どうやら、刺身は蕎麦のつゆにつけて食べるようです。 編集長は 好奇心とネタのためにこの刺身蕎麦のメニューから色々なお刺身が少しずつ乗せられた「コンビネーション・ソバ」を選びました。 6切れのお刺身の乗せられ た蕎麦とこちらで作られているオリジナルの麺ツユに大根おろしつきで10ドルでした。 これまでで価格面でも最高です。 独立採算でやりくりする以上、手 間をかけたメニューはそれだけ価格に反映してしまうのでしょう。

美人秘書は刺身蕎麦に果敢にチャレンジする編集長を傍目に、トルティアラップコーナーへ。 4種類の中からほうれん草のトルティアを選び、チキン、 ライス、レタス、ワカモレ、シラントロを入れてロールしてもらいました。 こっちはこれで5ドル。 編集長のソバの半額なのになぜか勝負をする前から負け た気分。 さらに美人秘書はスムージーコーナーでマンゴスムージをオーダ。 これは3ドル。 編集長の紅茶はタダだったので合計二人で18ドルになりまし た。

お味のほうですが、意外にも刺身蕎麦は編集長にとっては「オッケー」な味でした。 さすがに蕎麦と刺身は別々に食べましたが、ワサビと大根おろしの 入った麺ツユにつけられえた刺身も悪くないもんです。 どうやら和食の心を理解していないのは、編集長もジョブスと一緒のようです。 この麺ツユですが、 ソバを食べる人にはベジタリアンもいるという配慮からカツオダシはとらずに昆布だけでダシをとっているそうです。 成る程、一般のレストランとちがって様 々な食の基準を持つ社員に対応するためには色々と大変な面もあるんですね。 またアップルの社員食堂では狂牛病直後に牛肉を使ったメニューの販売を一切中 止し、新しく検査と管理の徹底した農場を見つけて初めて牛肉の取り扱いを再開したそうです。

食事の後、奥様同士は育児のネタなどで盛り上がり、木田さんにはアップルの事を色々教えてもらい、そして日本で住んでいたのがお互いかなり近所だったことがわかり、地元ネタでまた盛り上がり、気がついたら娘達を学校に迎えに行かなければならない時間になっていました。

本日のメニューから

コンビネーション・サシミソバ $10
トルティアラップ $5
マンゴ・スムージ $3
ドリンク $0

ご馳走様でした。

* アップル社は施設内での写真撮影を禁止しているため、事前に広報部に撮影許可を申し込んだのでいたのですが担当者と連絡がつかず当日になってしまったため、今回は施設の写真はありません。 後日許可が取れたらまた写真を撮りに行って来ようと思います。

社員食堂企画も第四回を迎え、とうとうゴージャスランチにありつきました。 ビストロですよ、ビストロ。 社員食堂と呼ぶには申し訳ない風格。 明 かりを落とした落ち着いたテーブルでローストターキーです。 これでテーブルの向こうに座っているのが妙齢のご婦人だったりしたら、ちょっと取材を忘れて 昼間からワインでも傾けたくなるような雰囲気でしたが、残念ながらそうはいかず、無精ひげの良く似合うオッサン(失礼!)と愉快なお話に花を咲かせつつお 昼を頂いてきました。
・・・・と、書こうと思ったら、下書きを読んだご本人から 『オッサンですか… ちなみにこの無精ひげ実は先週から生やしてまして。本当は、ナイスな若者 なんですよ。:) (添付見てくださいね)妻には、この髭あんまり好評ではないのですが…”オッサン”なんて書いてあると、もう読んでくれなくなります よ!!!”無精ひげのよく似合うオッサン同士で愉快な…”にしましょう』と、おひげさっぱり、イケメン写真が添付されたメールを頂きました。 奥様大変失 礼しました。 お詫びして訂正します。 (^^ゞ

グレイトアメリカとグレイトモールを結ぶ Tasmanを走るとどこまで行っても右にも左にもCISCO、ゴールデンゲートブリッジを模ったロゴマークと同社の看板と薄茶色と薄緑を基調にしたビル が延々と続くのはご存知の方も多いのではないでしょうか。 おそらく、一箇所に集まったキャンパスとしての広さはシリコンバレーでも随一でしょう。 キャ ンパスと呼ぶよりシスコ村と呼んだほうがピンときます。 このシスコ村には全部で7つの食堂があるそうで、社員食堂シリーズのネタが尽きてきたらあと6回 はシスコで引っ張れそうです。 な~んて書くと今回お忙しいなか案内してくださった金子さんに「いー加減にしてクレー」と言われそうなので内緒にしておき ます。

この7つの食堂の中でも最もグレードが高いのが、「ビストロ」です。 ちょっと年配のいい感じのシェフが目の前で肉を切り分け、好みのサイドと共に 盛り付けてくれました。 編集長はターキーにマッシュドポテトとほうれん草を頼んだのですが、生憎ほうれん草を切らしており、後からわざわざテーブルまで ゆでたてのほうれん草を運んできてくれました。 お値段の方もそれなりで、ターキープレートが$6.25、パンが$0.65、ドリンク(紅茶)が25セン トと、その辺のレストラン並のお会計となってしまいましたが、内容と雰囲気を引き算すればまだ割安感が残ります。 他の食堂ではもっと安価でランチが食べ られるそうですから、どちらかというと「今日はちょっぴりリッチに」なんて時向きかもしれません。 なんたって7つも食堂があるんですから、一つぐらいハ イエンドなのがあってもいいかも。

シスコのジョン・チャンバースCEOは毎月その月が誕生日の社員を食事会に招待してくれたりと、中々気さくな方だそうです。

金子さんは高校と大学をアメリカで卒業された後、日本で就職され現在はシスコの本社でファイアウォール関係の製品サポートのお仕事をされていらっ しゃいます。 食事のあと、ヘッドクォーターがあるビルの一階にあるショールーム「エグゼクティブ・ブリーフィング・センター」に展示されているシスコ製 品を見ながら、編集長にもわかり易くいろいろと説明してくださいました。

シスコ社はいわゆる「トータル・ネットワーク・ソリューション・プロバイダー」だそうで、これだけだとなんのことやら曖昧な感じもしますが、コン ピュータのネットワークトラフィックの交通整理とセキュリティに必要な機器を初めとして様々な製品をインターネットが普及し始めた当初から世に送り出して います。 最近では LinkSys を買収したので、電気屋さんでシスコのロゴマークを目にされた方もあるかもしれません。 オフィス内のLANから広域のネットワーク、インターネットまで 様々な情報が世界中に蜘蛛の巣のように張り巡らされたネットワークを経て通信するなか、その要所要所で交通整理をしたり、不正アクセスを防止するための関 所のような役割をしているのがシスコ製品たちです。 編集長が更新した地方版をみなさんのコンピュータで見る過程でも、そのデータは目に見えないところで たくさんのシスコの製品を通っているわけです。

本日のメニューから:
ターキープレート $6.25
パン       $0.65
ドリンク $0.25

ご馳走様でした。

いままでお伺いした社員食堂はどこもそれぞれおいしかったし、そもそも編集長は味にはうるさいほうではないので格付けはしない方針で来たのですが、 今回だけは例外です。 ズバリ、グーグル最強。 これまでにも、『社員食堂企画をやるならグーグルは外せない』とか、『グーグルで食べずにシリコンバレー の社員食堂を語る無かれ』、と噂には聞いていたのですが、実際おうかがいしてみて予想以上でした。 社員食堂に限らず、グーグルはびっくりすることが一杯 です。

検索エンジンで有名な誰もがお世話になっている Google。 ドットコムバブル崩壊もどこ吹く風の急成長を成し遂げ、今一番シリコンバレーで活気にあふれていると言われる Google。 もうすぐIPOで投資家の注目の的ともなっている Google。 今回はそんな Googleのマウンテンビュー本社キャンパスを同社のサーバ製品の品質管理をされている、フェルナンド・ブラガンザさんに案内していただきました。 料 理の鉄人シェフを雇っているとか、食材は全てオーガニックとか事前にいろいろ聞いていたので、今回は特にお腹をすかせてお邪魔したのですが、とても食いき れませんでした。

フェルナンドさんに案内されて食堂に入ると、すでに他の会社とはかなり違った空気が流れています。 その理由のひとつはテーブルの配置が他の社員食 堂の4~5人掛けの丸テーブルとは異なり、学食のように長いテーブルが何本も並べられています。 そこで平社員からエグゼクティヴまで並んで食事をするこ とで普段関係のない他部署の社員とも交流が持てるようにとの配慮だそうです。 充実の社員食堂のせいで誰も外に食事に行く人はいないので食堂は大混雑、熱 気に溢れている感じでした。

グーグルの食堂はアップル同様、外部の業者任せではなくすべて社内で運営されています。 従ってシェフのみなさんもお皿を洗っている人もみんなグー グル社員。 ストックオプションのおかげでうまく行けば数ヵ月後にはIPOでボロ儲け。 料理の内容もこだわりがあり、使用する食材は全てオーガニック。  グリルコーナーの魚は前の晩取れた魚をハワイから空輸したり、牛肉も最高級の契約農場から購入。 ボストンで活きのいいロブスターが取れた次の日はロブ スタースペシャルがあったりと、すでに社員食堂の域を大幅に乗り越えています。 そして、なんともびっくりなのが、これが全部食べ放題で無料ということで す。 ステーキ食おうが、ハワイから空輸された魚をグリルしてもらおうが、手作りのデザートもドリンクもみーんなタダ。 ちなみに丸いセラミックのお皿は ちゃんと赤・青・緑・黄色とグーグルカラー。

どうりで何か違うと思ったら、レジ待ちの行列が無いんです。 みんなテーブルとフードコートを自由に行き来して、自分のお皿にこれでもかというほど 料理を山盛りにしています。 中華、タイ、メキシカン、イタリアン、ハンバーガー、サンドイッチ、サラダ、グリル、スープバー、好きなところから好きなも のを好きなだけ取ってそのままテーブルに運ぶ。 足りなければもう一ラウンド。 編集長もアジア系コーナーから中華、タイヌードル、インドカレー、ライス サラダなどを盛り付けてしまったら、もうお皿に他のものを乗せるスペースがなくなってしまいました。 んでもって旨い。 味音痴の編集長にもわかるほどう まい。 新鮮。 食べ終えて腹を擦っていると、「取材に来たのなら是非デザートも食べてゆけ」とテーブルで隣に座っていた女性エンジニアが勧めるので、も う一度戻ってカスタードタルトを貰ってきました。 これまた旨い。 彼女はグーグルで働き始めた最初の1年で15パウンドも体重が増えてしまったそうで す。 聞けばそれはほとんどの社員が通る道だそうで、編集長もこんなところで働いていたら半年で体重が倍になりそうです。 とはいっても、食材も料理もヘ ルシー志向なので、慣れてくれば逆に外のファストフードよりずっと健康的とのこと。

食堂は夜も開いているので、熱心に残業する社員は夕食もここで済ませることができます。 中には一人暮らしで家に帰って食事をつくるのが面倒なので毎晩食堂で夕食をとってから帰宅する社員もいるそうです。

グーグルがすごかったのは社員食堂だけではありませんでした。 食事の後キャンパスを案内してもらったのですが、全てのビルの全てのフロアにスナッ クとドリンクのコーナーがあり、これももちろん無料。 また社内には共有スペースが贅沢に取られ、そこには卓球台やビリヤード台、ピアノなどがおかれてい ます。 各ビルの1階にはセグウェイ置き場があり、キャンパス内の移動に自由に使っていいとか。 シアトルのマイクロソフトに行ったときもキャンパスの各 所にピンボール台やアーケードゲームマシンが置かれていてびっくりしましたが、グーグルはその上を行っています。

これだけ恵まれた職場環境だとなかなか抜けられないようで、もちろんほとんどの社員はグーグルを愛する熱血社員なのですが、キャリアアップのステッ プとして数年のつもりでグーグルに就職したのに食堂に後ろ髪を引かれ止められなくなっているという人もいるそうです。 フェルナンドさんも「会社が社員を 大事にしてくれるということや、快適な職場環境で仕事できることは素晴らしいが、数年いるとスポイルされているような危機感を感じることがある」と語って いました。 編集長だったら喜んでスポイルされちゃいますけどね。

本日のメニューから

ちょっとずつ色々 $0
カスタードタルト $0
ドリンク $0

ご馳走様でした。

社員食堂お邪魔企画第3回は、レッドウッドシティーにあるオラクルの本社キャンパスにお邪魔してきました。 今回ご案内頂いたのは同社で国際税務を務められている Grace Chu さんです。 ご協力ありがとうございました。

オラクルといえば、編集長が密かに憧れているあのラリー・エリソンのオラクルです。 ガルフストリームやセスナを所有し自ら飛行機を飛ばすかと思 えば、豪華ヨット Sakura号を所有し世界のヨットレースにも参戦。 車のコレクションも半端ではなく NSXを4台持っていたり、フェラーリをこれまでに2台「スピードの出しすぎ」で潰した経歴があったり。 同じハイテク成金でも、ここまで気持ちよく贅沢 をして豪華な生活をエンジョイしつつ、アメリカで2番目に大きなソフトウエア会社を経営する姿を尊敬しています。 日本文化に強い興味があり、ウッドサイ ドの自宅は日本以外では最大の日本式建築物とも言われているそうです。

レッドウッドシティのマリーンワールド跡地に建てられたオラクルのキャンパスは、人工池を中心に6つの円形のビルとその周辺に散らばるビルから構成され、それぞれのビルに社員食堂が用意されているほか、花屋、ジム、ネイルサロン、マッサージ施設などもあるそうです。

社員食堂はそれぞれの建物で趣向が違っていて、インド料理から日本料理(風)、中華、イタリアン、アメリカン、地中海料理など、同社で働く色々な 国からの社員が好みのスタイルを選んで食事をとることが出来るようになっています。 しかし、有り勝ちな話ですが日本人にとってはちょっと”?”な日本料 理だったりするようで、日本人以外の方は結構和食食堂にも入っていましたが、あまり日本人にはお勧めできないとのことです。 外国の料理を自国流に取り入 れるのはどこの国でもあることですね。

これらの社員食堂は一部を除いて外部からの出入りが自由なため、オラクル周辺にオフィスを持ちながら、社員食堂の無い小規模な会社の社員などが昼飯に利用することもあるそうです。

今回ランチに頂いたのは、グレイスさんが「お客さんを連れてゆくには一番無難」とお勧めのビルディング300の社員食堂で、サイズも料理のセレク ションも最も大きいそうです。 中ではパスタコーナー、魚・肉のグリルコーナー、ベーカリー、サラダバーなどを選ぶことができます。 グリルコーナーでは ショーケースの生肉、生魚から注文して目の前で焼いてもらうことも出来ます。 今回、頂いたのはパスタコーナーから、本日のパスタ(ラザニア)と茄子のサ ラダにガーリックトーストがついて $6.98。 手違いでテイクアウト用のボックスに盛られてしまいました(写真)。 食後のコーヒーはスモールカップが 69セントでした。

オラクルというと大企業ではありながら、一般消費者向けの製品が無いためあまり何をする会社か知らない方も多いようです。 オラクルでは企業や政 府向けの大規模データベースを専門とする会社で、1977年にラリー・エリソンが世界で最初のリレーショナル・データベースを登場させて依頼、他の追従を 許さず金融機関、政府、航空会社を初めとするセキュリティと信頼性を最重要視するユーザを対象に常に最新のテクノロジを導入したデータベースを提供してい ます。

食事の後、グレイスさんに他のビルの食堂やキャンパスを案内して頂きました。 食堂のメニューだけではなく、よく見るとビルの内装やタイルなど、それぞれのビルにテーマがあり贅沢かつお洒落に作られているという印象を受けました。

本日のメニューから:
本日のパスタ(ラザニア)と茄子のサラダ、ガーリックトースト $6.98
コーヒー(small) $0.60

ご馳走様でした

社員食堂巡り企画、第二弾の今回はグラフィックチップのメーカであるnVIDIA(エヌヴィディア)本社キャンパスの社員食堂、n’th street cafe にお邪魔してきました。 2年前にサンタクララ市の San Tomas に面した敷地に建てられた本社ビルはまだ新築の香りがしそうなハイテクビルです。 nVIDIAはコンピュータやゲーム機に搭載されているグラフィックプ ロセッサの製造メーカで、コンピュータのグラフィック処理能力を高めるグラフィックカードやマイクロソフトのXBOXにも搭載されています。

今回、nVIDIAの社員食堂を案内してくださったのは、同社でOEMプログラムマネージャを務める今野純さんです。 お忙しい中、編集長の個人的興味丸出しな企画にご協力いただきありがとうございました。

nVIDIA 社はシリコンバレーでも特に社員が熱心に働くことで有名で、San Tomasでその横を通り過ぎるとき、何時であろうとオフィスの明かりが消えているところを見たことがありません。 いわゆる不夜城ってやつですね。 忙 しい時期などはシフト交代で24時間プロジェクトが稼動していることも珍しく無いそうです。 そんなモーレツ社員たちのエネルギーの源ともなるキャフェテ リアですが、矢張り内容も充実していました。

ハンバーガー、ピザ、サラダ、パスタ、中華などの定番メニューに加え、その日のスペシャルとして寿司バーや風水メニュー(?)も選択可能。 忙しい 社員のためにサラダバーと併設されているサンドイッチバーでは好きなパンにお好みの具を選んではさみ、お会計は重量で。 そのままオフィスに持ち帰って仕 事の続きをしながら食べられるという合理的メニュー。 サンドイッチの具もローストビーフからターキーまで色とりどりでした。

今回、ご馳走になったのは 写真の Grilled Flank Steak Salad。 アボガドベースのドレッシングとジャガイモ、タマネギ、クルトンが乗せられたシーザースサラダに贅沢にステーキの切り身が乗せられてたった の5ドル。 nVIDIAでは社員は一食につき 5ドルまでは会社が負担してくれるそうなので、社員にとっては実質タダ! 2年前にこの新キャンパスに移る前はケータリングの食事で選択肢が少ない代わり に全額会社負担だったそうですが、こちらに移ってからは5ドルを超える分は自己負担に変わったそうです。 それでも、これだけ充実のメニューがほとんど5 ドル以下なので、文句ありませんね。 飲み物はソーダ、コーヒー紅茶が飲み放題で無料でした。

私はこのサラダに、今野さんいわく「日本から来たばかりの人にはあまりお勧めしていません」というニンジンのスープ(12ozカップで2ドル)を付けて合計7ドルの豪華ランチを頂きました。 ちなみにスープの方はとっても美味しかったです。 コールドでもいけたかも。

今野さんは、商社としてシリコンバレー駐在中にこちらの生活が気に入り、こちらで現地採用されたいわゆる「脱藩組み」でnVIDIAでは4年目、 OEMプロジェクトを管理する OEM PROGRAM MANAGER という重要なお仕事をされています。 ハイテク音痴な編集長に丁寧にグラフィックプロセッサの仕組みと市場について説明していただきました。 最近では、 パソコンの性能が高まるにつれて、アプリケーションへのビジュアル面の要求も高くなり、CPUへの負担を軽減するために多くのグラフィック描画機能がグラ フィックプロセッサへ依存してきているそうです。 すなわち、昔は三次元の物体を画面でクルクル回そうと思ったら、影や反射の処理をCPUが一生懸命計算 して描画していたのを、最近では「こういう物体をこういう角度で回すから、よろしくね」とCPUにお願いされると、nVIDIAのグラフィックプロセッサ が「はいよっ、後はまかせときなっ!」と残りの処理をやってくれるわけです。 便利ですねー。 私もそんなコプロセッサが欲しい今日この頃。

本日のメニュー

Grilled Flank Steak Salad $5.00
Carrot Soup (12oz) $2.00
Iced Tea $0.00 (free drink)

ご馳走様でした。

実は先日 Looking Glass の開発者である日本人のプログラマ、Kawaharaさんを訪ねてサンマイクロシステムズの本社キャンパスに行ってきたのですが、その際に SUN の社員食堂でお昼ご飯を食べてきました。 そこで思いついたのですが、シリコンバレーの大手企業はそれぞれオリジナリティーと企業カラーの感じられるユ ニークなカフェテリアがあると聞きます。 で、編集長が実際に社員食堂に潜入して昼飯を食べてきてそれをレポートしちゃおうという美味しい企画です。 と りあえず第一回は SUN の食堂です。 本来ならカフェテリアといった方がぴったりなのですが、地方版では地味に 「社員食堂」 と呼ぶことにします。

今回お邪魔したのはサンタクララにあるサンマイクロシステムズの本社キャンパス内にある社員食堂です。 広い食堂の内部はさながらショッピングモー ルのフードコートといった雰囲気で、イタリアン、メキシカン、ハンバーガーから中華まで好きな食事を選らぶことができます。 また、定番メニューでは無い が定期的に寿司バーも登場するそうです。 各コーナーではコックさんから板さんまで専属のシェフが頼んだ料理を目の前で取り分けてくれるます。 みな社員 食堂のおじさんというよりは、シェフと呼んだほうがぴったりしそうなユニホームで本格的です。

迷った挙句、編集長がいただいたのは照り焼きチキンとタマネギがたっぷり入ったサンドイッチの Hot Panini(写真)。このボリュームに好きなサラダを添えて $5.25. さすが社員食堂、お得感があります。 昔はジュースなどのドリンクは無料だったそうですが、そればバブルの頃のお話。 22オンスのソーダ が $1.15でした。

で、食事は屋内のテーブルか外のテラスで食べることができます。 この日は3月初旬とはいえは暑いくらいの陽気だったので、外のテーブルで頂きまし た。 サンノゼ国際空港を離陸した飛行機が真上を通るので、時折轟音に会話を中止しなければならないのが少し残念ですが、あとはバッチリ。 サンドイッチ もサラダもとても美味しく大満足でした。

食堂で「例のお約束のモノ」必ずあるはずと、キョロキョロ見回していたら、やっぱりありました。 ドリンクコーナーの紅茶タンクの横に Java Coffee。 基本ですね。 この本社キャンパスはその大部分が JAVA プラットホームとその開発部隊となっています。

本日のメニューから:
HOT PANINI SANDWICH (TERIYAKI-CHICKEN) $5.25
ICED TEA (22oz) $1.15

ご馳走様でした。

食事のあと、腹ごなしに広い SUN のキャンパスを散歩しました。 バスケットボールのコートあり、ビーチバレーのコートあり、芝生や緑の空間が贅沢に取られたキャンパスと、この地に昔から あった時計台などの歴史的建造物と調和するようにデザインされた建物。 バブル絶頂期に建てられただけあって、とても贅沢なキャンパスです。 ところが残 念ながら建設の途中で資金繰りに行き詰まり、キャンパスの奥には建設途中のまま外装だけで中断となった建物が残されていました。 現在も厳しい経営状態は 続き、レイオフされた社員の空き部屋も見られましたが、それでも平社員でも個室のキュービクルが与えられるというこの職場環境は素晴らしいものです。  「日本のエンジニアの人に見せたら贅沢で怒られちゃいそうですね」と言うと、川原さんは、「日本のように必要最低限の環境で【根性】の二文字にすがって開 発をするのも良いが、こうした環境で気持ちよく、そして効率よく開発ができることは、結局は高い生産性として会社にも帰ってくる。 日本の会社にもこれを 贅沢として否定しないで見習って欲しい」と話してくれました。