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久しぶりの社員食堂、今回はFileMaker社にお邪魔しました。FileMakerはAppleの百パーセント出資の子会社で、元Claris。MacやWindows、iPhoneなどで動くデータベースソフト、FileMakerやBentoの開発元です。

案内してくださったのは、同社でローカリゼーションエンジニアをされているTakaさんです。Takaさんからは、先日のファニメコンの記事を見ていて編集長が分からなかったコスプレ(キャプテンコマンドー)をメールで教えて頂いたのがきっかけで知り合い、食堂にお邪魔させて頂く事になりました。というわけで、今回の社員食堂は食堂の取材よりオタク談義で盛り上がったランチでした。

FileMakerはサンタクララのグレートアメリカに近い場所に本社ビルを持ち、約300人が働いています。三階分の吹き抜けを水が流れ落ちるオ ブジェクトがあったり、商品パッケージのポスターや置物があったり明るく開放的なイメージのオフィスでした。ランチは三階の一角にあり、小規模ながら業者 は評判の良いボナペティが入っています。屋内の他にバルコニーでも食事が取れるようになっています。


この食堂の自慢は、シェフがその場でグリルしてくれるグリルコーナーなのですが、Takaさんによると残念ながらグリルに時間がかかり過ぎるためにお昼時 は長蛇の列ができてしまい、並ぶのが嫌で外食やお弁当にしている人も多いとか。Takaさんも普段は愛妻弁当にする事が多いそうです。

今回は早めの時間に待ち合わせたので食堂はまだがら空き状態。編集長はThai Peanut, Veggie & Tofu Stir Fry with Egg Roll (翻訳:「野菜炒めかけライスと春巻き」)、TakaさんはGarden Burger w/ Grilled Spinach, Mushroom & Blue Cheese(ハンバーガー)を選びました。確かに待っている人がいないとはいえ、こんなに丁寧に一食ずつ作っていていいの、というくらいじっくり時間を かけて調理が完了。値段はそれぞれ $4.50で、アイスティーは無料だったのでお昼としてはかなり割安感があります。 せっかくなので、外のバルコニーで頂くことにしました。


Takaさんは、高校生の時に交換留学でアメリカに来て、そのまま日本に帰らず今日に至るというご経歴の持ち主で、一年の予定の交換留学の後、私立高校に 転校し大学に進学、インターンを経てFileMakerでローカリゼーションの職についたそうです。元々ビデオゲームが好きだったため、ゲーム系の雑誌の ライターを目指しており、技術系の翻訳の業務を希望して履歴書を出したところ当時急成長していたエンジニア部門から引き抜かれ、ローカリゼーションの技術 者となり、さらFileMakerから好条件で引き抜かれ現在に至るそうです。転職の際には、「ワールドカップの日韓杯では、応援のため一ヶ月近く会社を 休んで日本に帰るが良いか?」という条件を出して、快くOKを貰えたので転職を決めたとか。

その後、アメリカで当時サンディエゴに住んでいた現在の奥様と知り合い遠距離婚。現在は2歳になるお嬢様がいらっしゃるそうです。

実は、今回お邪魔した最初の目的は、Takaさんが所蔵するCONTINUEと いう、ゲームとアニメ系の情報雑誌のバックナンバーを娘に頂けるというので、それを受け取る事でした。読んでみるまで知らなかったのですが、この雑誌、毎 回ゲームやアニメに焦点をあててその制作に関わった色々な人への突っ込んだインタビューが掲載されていてとても面白い物です。貴重な本をたくさんありがと うございました。


というわけで、お昼はかなり予定時間をオーバーして、懐かしのゲームから最近のアニメまでおおいに盛り上がった後、Takaさんのキュービクルを見学させて頂きました。さすがに、オフィスに飾られたおもちゃ類がいい味だしています。なんと、Takaさんは、「これじゃないロボ」で有名なザリガニワークスの社長さんと幼なじみで一部の製品については英訳のアドバイスなどもされているそうです。写真は娘さんの誕生祝いに贈られたというた「これじゃないロボ:ピンク」。

今日のメニュー
Thai Peanut, Veggie & Tofu Stir Fry with Egg Roll $4.50
Iced Tea $0

ごちそうさまでした。

San BrunoのYouTube新本社ビル

今回はYouTubeの本社に美人秘書と二人でお邪魔してきました。YouTubeといえば、さすがに知らないという人はいないと思います。知って いるばかりではなく、かなりお世話になっている人も多いのではないでしょうか。我が家でもおもしろビデオから最新ニュースまで、家族全員で利用させていた だいています。今回はこれまでの社員食堂訪問の中で初めて、娘達にうらやましがられました。それだけ、幅広い年齢層で良いブランドイメージを持っている サービスということだと思います。

YouTubeと言えば2005年2月に当時PayPalの従業員だったエンジニア二人が思いつきで起業、セコイヤキャピタルからの投資を受けて成 長し、2006年10月にはGoogleに16億ドルで買収されるという、シリコンバレーエンジニアが夢に見るサクセスストーリーの王道を行っている企業 です。わずか4年前には存在しなかったなんで、信じられませんね。今ではビデオ共有サイトは雨後のタケノコの用に乱立していますが、YouTubeはいま だに圧倒的なユーザ数を誇っています。

そんなYouTubeを案内してくれたのは、同社のエンジニア福澤伴子さんです。福澤さんとは某パーティで初めてお会いし、YouTubeにお勤めされていると聞いて速攻で取材を申し込んだところ快諾していただきました。
当日もお忙しい中、ご協力頂きありがとうございました。福澤さんはアメリカで大学院を卒業の後、そのまま残ってアメリカでソフトウエアエンジニアとして働 いており、今年の8月からGoogle社員としてSan BrunoのYouTubeオフィスでバックエンド関連を担当されています。
YouTubeは現在はGoogleの傘下にあるため、YouTube社員=Google社員というわけで福澤さんも難関と有名なGoogleの入社試験と面接をクリアして採用され、YouTubeグループに配属が決まったそうです。格好いいです。

食堂外のテーブルのパラソルもYouTubeカラーの赤と白

さて、YouTubeのキャンパスですが、設立当初のSan Mateoのオフィスから、Google 買収直後にサンフランシスコ空港にほど近いSan Brunoに引っ越し、今年に入って同じSan BrunoのCherry Avenueで道を挟んだ反対側の建物に移っています。お目当ての社員食堂「evolution」はこの一階部分にあり、中庭に連結していて天気の良い日 には外でランチを頂く事が出来るようになっています。現在このオフィスに勤務するのは約300人で、食堂も300人を賄うのにちょうど良いコンパクトなサ イズ。
運営はGoogle本社と同じボナペティ社が入っていますので味も素材も本社に退けをとりません。規模が小さいために、メニューの選択肢は少ないのです が、毎日テーマにそったメインコースの他に、サラダバー、スープバー、食後のデザートにアイスクリームやケーキまでが用意され、Googleと同じですべ て食べ放題無料です。

本日のランチ。これだけ取ってもモチロンただ。お代わり自由。

今日のメインは、チキンのシャワルマ、ラムとビーフのコッファでした。編集長は、これに野菜炒めとライス、ミネストローネスープ、シーザースサラダ、ラズベリーのアイスクリームを追加。明らかに食い過ぎです。
福澤さんは基本的には毎日社員食堂を利用し、飽きてくるとマウンテンビューのGoogle本社キャンパスに行くそうで、羨ましい限りです。本社には YouTubeグループのメンバーのための出張オフィスがあり、どちらに出勤しても、何時に出勤しても、しなくても構わないとのこと。
「やることさちゃんとやっていれば、どこで、いつ働いてもあまりうるさく言われない」というフレキシブルな出勤体系はシリコンバレーのエンジニアにとって は一般的ですが、GoogleとYouTubeの社員食堂の好きな方で毎日食事が出来るなんて矢張り羨ましく感じてしまいます。

中庭のバスケットボールコートの壁にはYouTubeのペイントが、絵心のある社員の仕業?

YouTubeのオフィス内は赤と白を基調としたインテリアで統一されており、天井の高いオフィスの所々で床に埋め込まれたプランターから木がが生えてい たり、広いオフィスの移動用にスクーターやキックボード、自転車などがそこら中に置かれているそうです。また、地下のジムには25mx3コースのプールま であるとのこと。世界中から集めた優秀なエンジニアにこうした環境を与え、うまい飯を喰わせたらいいものが出来ない筈が無いといったところでしょうか。

お土産はお約束のGoogleアイス

最近では、ニコニコ動画のようにビデオに吹き出しのようなコメントをつけたり、コメントをクリックする事で次に再生するビデオを選択できるというインタラクティブな機能も加わり、ますます面白くなってゆくYouTube。
毎分ごとに十何時間分というビデオがアップロードされ、その数は1億本に近く一日にYouTubeのビデオが占有するインターネットのバンド帯域は 2001年のインターネット全体の帯域に相当し、一日百万ドルのコストがかかっていると言われています。運営するだけでこれだけのコストがかかる上に、動 画の著作権者との法的な問題も耐えないYouTube、今後の黒字化も含めてどう成長してゆくのかとても楽しみです。

今回はクパチーノにあるアップルコンピュータ本社キャンパス内の社員食堂、Café Macs にお邪魔してきました。 ご案内頂いたのはマッキントッシュの日本語環境の発展に重大な役割を果たしている木田泰夫さんです。 今回のランチは木田さんの 奥様と3歳になる娘さん、地方版からは美人秘書(別名カミサン)同伴で暖かい日差しの中テラスのテーブルでお食事を頂いてきました。 木田さんの奥様はシ リコンバレーで子供を育てる母親と子供のコミュニティグループさくらクラブで発行されているニュースレターの編集スタッフをボランティアでやっていらっ しゃいます。

実はこの企画でこれまでお伺いした各社の社員食堂は全て出入りの業者が運営するものでした。 同じようにアップルにも以前は業者が入っていました が、スティーブジョブスがCEOに戻ってから社員食堂を自社運営に切り替え、会社の一部所として独立採算で運用されているそうです。 従って食堂で働く シェフのみなさんもみんなアップル社員。 メニューの内容にもジョブスが直接指示を出したりするそうです。  自社運営に切り替わってからメニューも充実 し、それまでは外食していた多くの社員も社内の食堂を利用するようになったそうです。 石釜焼きのピザあり(とてもおいしいそうです)、サンドイッチ バー、トルティアラップバー、スムージーコーナー、ハンバーガー、パスタなど内容がとても充実しています。

その中でも和食好きで有名なジョブスのおかげで日本料理コーナーは充実していました。 寿司コーナーでは日本人のみどりさんと高橋さんがいて寿司を 握ってくれます。 みどりさんはジョブスの指令でニューヨークまで蕎麦の修行にも行かれたそうです。 そんな蕎麦コーナーに今日のお目当てのメニューがあ りました。 某Hさんから

『Appleに行くならぜひ、Jobsは実はソバの味が分かってないことを如実にしめす「サシミソバ」を食ってきてください。後悔することまちがいなしです。』

とオススメ(?)されていた 「刺身蕎麦」 。 その名のとおり、冷たいかけ蕎麦の上にマグロやサーモンの刺身が並べられています。 どうやら、刺身は蕎麦のつゆにつけて食べるようです。 編集長は 好奇心とネタのためにこの刺身蕎麦のメニューから色々なお刺身が少しずつ乗せられた「コンビネーション・ソバ」を選びました。 6切れのお刺身の乗せられ た蕎麦とこちらで作られているオリジナルの麺ツユに大根おろしつきで10ドルでした。 これまでで価格面でも最高です。 独立採算でやりくりする以上、手 間をかけたメニューはそれだけ価格に反映してしまうのでしょう。

美人秘書は刺身蕎麦に果敢にチャレンジする編集長を傍目に、トルティアラップコーナーへ。 4種類の中からほうれん草のトルティアを選び、チキン、 ライス、レタス、ワカモレ、シラントロを入れてロールしてもらいました。 こっちはこれで5ドル。 編集長のソバの半額なのになぜか勝負をする前から負け た気分。 さらに美人秘書はスムージーコーナーでマンゴスムージをオーダ。 これは3ドル。 編集長の紅茶はタダだったので合計二人で18ドルになりまし た。

お味のほうですが、意外にも刺身蕎麦は編集長にとっては「オッケー」な味でした。 さすがに蕎麦と刺身は別々に食べましたが、ワサビと大根おろしの 入った麺ツユにつけられえた刺身も悪くないもんです。 どうやら和食の心を理解していないのは、編集長もジョブスと一緒のようです。 この麺ツユですが、 ソバを食べる人にはベジタリアンもいるという配慮からカツオダシはとらずに昆布だけでダシをとっているそうです。 成る程、一般のレストランとちがって様 々な食の基準を持つ社員に対応するためには色々と大変な面もあるんですね。 またアップルの社員食堂では狂牛病直後に牛肉を使ったメニューの販売を一切中 止し、新しく検査と管理の徹底した農場を見つけて初めて牛肉の取り扱いを再開したそうです。

食事の後、奥様同士は育児のネタなどで盛り上がり、木田さんにはアップルの事を色々教えてもらい、そして日本で住んでいたのがお互いかなり近所だったことがわかり、地元ネタでまた盛り上がり、気がついたら娘達を学校に迎えに行かなければならない時間になっていました。

本日のメニューから

コンビネーション・サシミソバ $10
トルティアラップ $5
マンゴ・スムージ $3
ドリンク $0

ご馳走様でした。

* アップル社は施設内での写真撮影を禁止しているため、事前に広報部に撮影許可を申し込んだのでいたのですが担当者と連絡がつかず当日になってしまったため、今回は施設の写真はありません。 後日許可が取れたらまた写真を撮りに行って来ようと思います。