あすからリアルID施行、無いと飛行機乗れない?

ABC7

クイックアンサー:パスポートあれば良し

2025年5月7日より、米国内の空港でのセキュリティチェックにおいて、REAL ID準拠の身分証明書の提示が義務付けられる。これにより、REAL IDに対応していない運転免許証や州発行のIDカードは、国内線搭乗時の有効な身分証明書として認められなくなる。

REAL IDは、2005年に制定された連邦法に基づき、州発行の身分証明書に対するセキュリティ基準を強化することを目的としている。この制度の導入は、当初2008年に予定されていたが、各州の準備状況やパンデミックの影響により、複数回延期されてきた。

カリフォルニア州では、REAL ID準拠の運転免許証やIDカードには、右上に金色のクマと星のシンボルが表示されている。取得には、以下の書類の提出が必要である:

  • 身元を証明する書類(例:出生証明書、パスポート、永住権カード)
  • 社会保障番号を証明する書類(例:社会保障カード、W-2フォーム、給与明細)
  • カリフォルニア州内の居住を証明する書類2点(例:公共料金の請求書、銀行取引明細書、賃貸契約書)

申請はオンラインで事前に行うことができるが、最終的な手続きはDMV(車両管理局)の窓口で対面で完了させる必要がある。

REAL IDを取得していない場合でも、パスポートや軍人ID、グローバルエントリーカードなど、他の連邦政府承認の身分証明書を提示すれば、国内線の搭乗は可能である。ただし、追加のセキュリティチェックや待ち時間が発生する可能性があるため、空港には通常より早めに到着することが推奨されている。

REAL IDは、国内線搭乗だけでなく、一部の連邦施設へのアクセスにも必要となる。一方で、運転、投票、銀行口座の開設など、他の多くの用途には影響しない。

Travelers with no REAL ID can fly for now, but with likely extra steps, Homeland Security chief says – ABC7 San Francisco

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