アマゾンは今夏、カリフォルニア州サニーベールにある複数の施設で50人以上の従業員をレイオフする見通しであることが、カリフォルニア州雇用開発局(EDD)への届け出から明らかになった。通知は5月15日(木)に提出され、対象となる従業員には7月7日付での離職が予定されている。
最大の人員削減が行われるのは、同社の研究開発部門Lab126の施設(Enterprise Way 1100番地)で、33人が職を失う。また、Sunnyvale市内の11th Avenueにある別のLab126施設でも6人が削減対象となる。Lab126は、Kindle、Fire、Echoなどアマゾンのデバイスを開発してきた部門である。
さらに、Discovery Way 1100番地にあるフルフィルメントセンターとみられる施設では5人が、Enterprise Way 1140番地にある施設では8人がレイオフ対象となっている。
今回の人員削減は、先週ロイター通信が報じたアマゾンの「デバイスおよびサービス部門」での全社的な100人規模のレイオフの一環とみられる。