アメリカで生活しているとよく目にするのが、建物の入口で 後から来る人のためにドアを押さえてあげる光景。「After you!」なんて言いながらドアを開けて待ってくれるのは、ちょっとした優しさの象徴であり、アメリカならではのマナーの一つです。
ところが、これが オートロック付きのアパートになると少し話が変わってきます。
マナー vs セキュリティ
本来、オートロックは部外者の侵入を防ぐための仕組み。
でも習慣から、後ろから人が来たときにドアを閉めてしまうのは、どうしても冷たく感じられるものです。特に「同じアパートの住人かもしれない」と思うと、なおさら眼の前で閉めにくい。
その結果、不審者が「住人を装って」簡単に中へ入ってしまえる状況が生まれます。
実はこれ、オフィスビルやオフィスのセキュリティでも有名な問題で、テイルゲーティングと呼ばれています。
理想的には、建物の管理会社やHOA(管理組合)が「必ず自分の鍵で入館してください」とルール化し、掲示を出してくれること。そうすれば、断るときに「ルールだから」と説明でき、無碍な印象も和らぎます。


