ヘアスタイリストのティファニー・バリオス氏が、フィギュアスケーターのアリサ・リウ選手の象徴的なヘアスタイルを手掛けた。バリオス氏は、リウ選手がミラノ冬季オリンピックに出発し金メダルを獲得する直前、オークランドのPony Studios Co.で髪のカラーリングを担当した。当時、バリオス氏はこの仕事が世界で最も象徴的なルックスの一つになるとは知らなかったという。
リウ選手はオリンピック出場を前に、Pony Studios Co.のオーナーであるコリーナ・ヘルナンデス氏にカットとカラーリングを依頼した。20歳のリウ選手が考案した現在の「ハロースタイル」のヘアデザインは、セントルイスで開催された全米フィギュアスケート選手権中に地元のヘアスタイリスト、ケルシー・ミラー氏によって人気を博した。しかし、競技後に色が褪せたため、バリオス氏がオリンピックの衣装に合うようヘアスタイル全体を修復することになった。バリオス氏は20年の経験を持ち、SFGATEのインタビューに対し「創造的なカラーリングを求めるなら私に来てほしいと、誰もが言うでしょう」と語った。
バリオス氏は、オリンピック選手の髪に色を定着させ、温かみを保つため、約4ラウンドのトナーを使ったと述べている。作業中、バリオス氏はリウ選手と交流し、リウ選手が兄弟を愛していること、引退と復帰のきっかけ、共通の心理学への関心などについて語り合ったという。バリオス氏はリウ選手を「喜びに満ち、非常に純粋で地に足が着いており、自分自身をしっかり持っている」と評している。また、バリオス氏が「あなたはヘアアイコンになろうとしているが、どんな気持ちか」と尋ねた際、リウ選手は「そんなこと、考えもしなかった」と答えたという。
オリンピック後の反響
わずか1カ月半前まで、リウ選手は地元やフィギュアスケートのニッチなコミュニティで知られている程度であったが、ミラノでの2つの金メダル獲得はそれを劇的に変えた。バリオス氏はテープディレイでリウ選手の演技を視聴し、当初は自身の作業におけるわずかな不完全さに目が行ったものの、子供たちや同僚、顧客の興奮を通じて、自身の関与をより評価するようになったという。リウ選手のパフォーマンスは「ドロシー・ハミル効果」を生み出し、全国各地からリウ選手と同じヘアスタイルを求める連絡がバリオス氏に寄せられている。Pony Studios Co.では、今後の要望に備え、スタイリスト全員がリウ選手にインスパイアされたデザインに対応できるよう、社内カラーワークショップを計画している。バリオス氏は自身の役割を「非常に小さなもの」と感じながらも、「間違いなく非常に特別な経験」であったと述べ、キャリアにおいてこのレベルの経験は初めてだと語った。
出典: sfgate.com: The Oakland stylist who helped Alysa Liu become a hair icon




