2025年5月8日、イーストベイ地域公園局(East Bay Regional Park District)は、春から秋にかけてのガラガラヘビの活動活発化に伴い、訪問者に対して注意喚起を発表した。ガラガラヘビはカリフォルニア州に自生し、冬眠から目覚めた後、特に春から夏にかけて活発に行動する。これにより、ハイカーや犬の散歩中の人々との遭遇が増加する可能性がある。
公園局は、ガラガラヘビが生態系において重要な役割を果たしていることを強調し、訪問者に対して以下の安全対策を推奨している:
- 単独でのハイキングを避け、緊急時に助けを求められるようにする。
- 歩行中は地面を注意深く観察し、トレイルから外れたり、高い草むらを歩いたりしない。
- 座る前に、倒木や岩の周囲を慎重に確認する。
- 見えない場所に手や足を入れないようにする。
- 犬はリードにつなぎ、トレイル上を歩かせる。
ガラガラヘビを見かけた場合は、捕まえたり傷つけたりせず、静かに距離を取りながらその場を離れることが推奨されている。すべての野生動物は法律で保護されており、干渉することは違法である。
万が一、ガラガラヘビに咬まれた場合は、落ち着いて911に連絡し、咬まれた部位を心臓より低い位置に保ちながら横になる。止血帯の使用や毒の吸引、蛇咬キットの使用は避け、速やかに医療機関の治療を受けることが重要である。
詳細な情報や安全対策については、イーストベイ地域公園局の公式ウェブサイト(https://www.ebparks.org/about-us/whats-new/news/rattlesnake-advisory)を参照。