カナダは、米国のH-1Bビザに関する不確実性を逆手に取り、外国人労働者を国内に誘致するための新しい迅速なプログラムを承認した。プログラムは11月17日に通過した予算に含まれており、「イノベーションエコシステムの強化」や労働力不足の解消、そして「医療、研究、先進産業などの主要分野のトップ人材を引き寄せること」を目的としているが、具体的な詳細は未定であり、「今後数ヶ月で展開予定」であるとされている。
この動きは、トランプが9月に米国外からの新たなH-1Bビザ申請に10万ドルの手数料を課すという布告を行ったことに続くものである。H-1Bはシリコンバレーのテクノロジー企業で多く利用されており、リパブリカン党内で支持派と反対派の激しい対立を生んでいる。
トランプ政権は、H-1Bビザ保持者の配偶者が持つH-4ビザに対する自動延長の削除を行い、さらなる不確実性を生じさせている。カナダは以前からアメリカの移民政策の混乱を背景に、特にシリコンバレーから技術者を引き抜くことを試みてきた。2023年には、カナダが特定職種のH-1B保持者向けのプログラムを発表し、これは発表直後に1万件の申請数を記録した。
出典:H-1B visa: Canada launches another program to poach foreign talent from Silicon Valley




