カリフォルニア州は、州民がオピオイド過剰摂取の際に使用される救命薬「ナロキソン」を、州のウェブサイトを通じて直接購入できる新たな取り組みを開始した。このプログラムは、ガビン・ニューサム州知事が推進するCalRxイニシアティブの一環であり、医薬品の価格を引き下げ、より広範なアクセスを提供することを目的としている。
ナロキソンは、ヘロイン、フェンタニル、オキシコドンなどのオピオイドによる過剰摂取を逆転させる効果があり、2023年3月からは処方箋なしでの購入が可能となっている。しかし、市場価格は1箱(2回分)あたり45〜70ドルと高額であった。今回、州が提供するジェネリック版は1箱24ドルで、個人もオンラインで購入できるようになった。
この取り組みは、2023年にカリフォルニア州で記録された7,847件のオピオイド関連死亡者数を背景に、救命薬へのアクセスを拡大することを目的としている。ニューサム知事は、「命を救う薬が高額であってはならない。CalRxは、すべての人々が手頃な価格で必要な薬にアクセスできるようにする取り組みである」と述べている。
さらに、州は非営利団体Civicaと提携し、糖尿病治療に必要なインスリンの価格引き下げにも取り組んでおり、今後も医薬品の価格改革を進めていく方針である
Californians now able to buy opioid reversal drugs from the state online – CBS San Francisco




