カリフォルニア州、ホームレス対策資金の条件を厳格化

calmatters.org
カテゴリー:

カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事の政権は、地方自治体に対しホームレス対策資金の提供に関して新たな厳格な条件を課している。州はこれまで多額のホームレス対策資金を投資してきたにもかかわらず、都市の路上では野営地が依然として横行しており、この状況を「政策の明らかな失敗」と見なしているためだ。ニューサム知事はこれまでも資金停止を度々示唆してきたが、今年はその脅威が現実味を帯びている。

新たな条件として、地方自治体はホームレス野営地を規制する条例の制定や、建設的な住宅開発を促進する「プロハウジング指定」の取得が求められている。また、州が承認した住宅計画の保有、州の資金に対する地方資金のマッチング、住宅およびホームレス対策の指標における「進捗」と「結果」の証明も必要となる。2023年秋に署名された予算案では、これらの「明確な説明責任要件」を条件に、前回の50%減となる5億ドルのホームレス対策資金が計上されている。

この厳格化に対し、地方自治体からは不満の声が上がっている。カリフォルニア州都市連盟のキャロリン・コールマン事務局長兼CEOは、資金へのアクセスが困難になり、かえって住宅提供の遅延を招く可能性を懸念している。サンタクルーズ郡やメンドシノ郡では、申請プロセスが昨年よりも厳しくなり、州から多くの指摘を受けているという。特にメンドシノ郡の担当者は、住宅提供者として野営地規制の執行に関与することに抵抗を示している。

プロハウジング指定の要件についても、カリフォルニア予算政策センターのモニカ・ダバロス氏は、サービス提供者が自らのコントロール外のことで罰せられることになると指摘する。サンノゼ市長のマット・マハンは、「プロハウジング」のような認定よりも、州の資金を用いて実際にどれだけの人が入居できたかといった具体的な成功指標に焦点を当てるべきだと主張している。今後、ニューサム知事、議会、地方当局および関係者は、本年度予算に提案されている5億ドルのホームレス対策資金の条件について数ヶ月間協議を続ける見込みである。

出典: calmatters.org: California counties must jump through new hoops to get homelessness funds

Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

Ads Blocker Detected!!!

いつもシリコンバレー地方版をご愛読頂きありがとうございます。シリコンバレー地方版の運営は広告収入で成り立っています。アドブロッカーの無効化をお願いします。

Powered By
100% Free SEO Tools - Tool Kits PRO