2025年4月23日、KTVUが報じた新たな調査結果によると、カリフォルニア州は全米で最も「ながら運転」が多い州の一つとして浮上した。この調査は、米国のドライバー1,000人を対象にしたアンケートと、600億件以上の運転データの分析に基づいており、デジタル機器による注意散漫が全世代に広がっていることが明らかになった。 KTVU FOX 2 San Francisco
特に、運転中のスマートフォン使用、食事、動画撮影などが一般的な注意散漫行為として挙げられている。カリフォルニア州では、リバーサイド、サンディエゴ、アナハイムなどの都市が、特に注意散漫運転の多い地域として指摘されている。KTVU FOX 2 San Francisco
カリフォルニア州交通安全局(OTS)は、運転中の携帯電話の手持ち使用を禁止しており、18歳未満のドライバーにはいかなる理由でも携帯電話の使用を禁じている。また、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール(CHP)は、「注意散漫運転は、運転者自身や同乗者、歩行者、自転車利用者、他の車両の乗員に重大な危険をもたらす」と警鐘を鳴らしている。 California Highway Patrol
4月は「注意散漫運転啓発月間」として、全国的な取り締まり強化週間(4月7日〜14日)も実施されており、カリフォルニア州でも集中的な取り締まりが行われている。運転中の注意散漫行為は、罰金や違反点数の加算などの法的制裁を受ける可能性があるため、ドライバーには十分な注意が求められている。
統計データの一部:
86%のドライバーがテクノロジーに気を取られていることを認めている。
27%のドライバーが運転中に着替えや化粧をする。
Z世代ドライバーの42%が運転中にオンラインビデオを視聴し、37%がソーシャルメディアをスクロールしている。
カリフォルニア州は急加速でトップ、フロリダ州は事故率が最も高い。
注意散漫な運転行動:
調査によると、運転中に服を着替えたり、髭を剃ったり、化粧をしたり、ネイルを塗ったりすることを認めるドライバーは27%。
運転中に飲食をする人のなんと72%が、バーベキューリブや熱いスープを食べるなど、かなり危険な食事に挑戦したことがあると認めている。
さらに、74%が最も恥ずかしい気晴らしは、運転中のビデオ撮影やソーシャルメディア・コンテンツの作成だと答えている。
Californians among top ‘distracted drivers,’ study reveals | KTVU FOX 2