カリフォルニア州内の複数の主要空港で、米国運輸保安庁(TSA)によるセキュリティ技術のアップグレードが進行中である。これは、航空セキュリティの強化と乗客体験の効率化を目的としており、主にコンピューター断層撮影(CT)スキャナーや認証技術(CAT)ユニットの導入が進められている。
対象となる空港は、ロサンゼルス国際空港(LAX)、サンフランシスコ国際空港(SFO)、ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港(SJC)、サクラメント国際空港(SMF)、サンディエゴ国際空港(SAN)などである。これらの空港では、バッグの中身を3次元で表示し、より詳細な検査を可能にするCTスキャナーが設置され、液体やノートパソコンなどを手荷物から取り出す必要がなくなる。また、CATユニットは、乗客が搭乗券を提示することなく、有効な身分証明書のみで本人確認を行うことを可能にする。
TSAは、これらの最新技術の導入により、セキュリティスクリーニングの精度を高めるとともに、乗客の待ち時間短縮と空港運営の効率化を目指している。これにより、カリフォルニア州の各空港を利用する年間数千万人の乗客に対し、より安全でスムーズな旅行体験を提供していく方針である。



