サンタクララ郡は、シリコンバレー全域においてICE(米国移民・関税執行局)フリーゾーンを設ける方針を示した。郡の監督委員会は、ICEが郡の所有地を無許可で利用しないよう、バリアやゲートを設ける計画を全会一致で承認した。政策はシカゴに倣い、連邦当局が令状なしで利用する可能性のある空き地やガレージを把握し、警告看板を設置することを含んでいる。また、こうした看板は個人所有地でも使用できるように提供される予定である。
サンタクララ郡におけるこの動きは、ICEによる取り締まりへの対抗策として、郡内の対応を段階的に強化する計画の一環でもある。この計画は、ICEの活動規模に応じて郡の対応をエスカレートさせるもので、法律援助や居住支援、食料配布、健康サービスなどが含まれている。現在、ICEはロサンゼルスやサンフランシスコで大規模な作戦を実施しているが、サンタクララ郡では同様の取り締まりはまだ見られていない。移民関連の不安が、教育機関の出席率やラテン系のビジネスに影響を与えているとの声がある。
会議に参加した住民の多くはスペイン語で、郡の取り組みへの支持を表明した。郡の指導者たちは、連邦政府との摩擦を懸念しつつも、公衆に対して透明性を保つことと郡の利益を守ることのバランスを取る必要があると述べている。サンタクララ郡の計画は、現在の不確実な情勢に機敏に対応するため、柔軟に適応していく必要があるとされている。




