Valley Waterは、物議を醸していたPacheco Dam拡張プロジェクトを無期限に中止することを決定した。このプロジェクトはダムの水容量を5,500エーカー・フィートから140,000エーカー・フィートに拡大する予定だったが、コストの急増と度重なる遅延が理由で中止となった。最終的なコストは32億ドルに達し、早くても2029年まで建設が始まらない見込みであった。
Valley Waterはすでに1億ドルをこのプロジェクトに費やしていたが、州からの5億400万ドルの助成金のうち2,440万ドルも含まれており、今後は助成金から撤退し、残金を返還する予定である。また、環境への影響を指摘する連邦当局の否定的な評価も障害となり、プロジェクトを継続することが困難となった。
環境保護団体や先住民族、地方の地権者からの訴訟もありながら、ダム拡張計画はその環境への悪影響が懸念されていた。例えば、28,000エーカー以上の重要な生息地が影響を受け、希少な動植物が脅かされることが指摘された。中止を受けて、今後は代替案としての水資源確保策が模索される見通しである。

