カリフォルニア州サンタクルーズの港に、過去5か月で2度目となるカタクチイワシの大群が押し寄せた。この大量発生により、港の生態系や水質への影響が懸念されている。
港湾当局は、通常このような事態に備えて水中の酸素濃度を維持するためのエアレーター(曝気装置)を使用するが、現在これらの装置は年次メンテナンス中で使用できない状況にある。そのため、魚の大量死が発生する可能性が指摘されている。
サンタクルーズ港のパトロール隊員ショーン・ロスウェル氏は、「現在のところ、魚がパニック状態で跳ね回るようなストレスの兆候は見られない。これは水温が低く、酸素レベルが適切に保たれていることが要因だと考えられる」と述べている。
当局は今後の状況を注視し、必要に応じてエアレーターの早期復旧を検討する方針である。
VIDEO: Santa Cruz Harbor invaded by droves of anchovies – ABC7 San Francisco