2025年5月4日(日)、カリフォルニア州サンノゼ市で、メキシコの祝日「シンコ・デ・マヨ」を祝う2つの大規模なイベントが開催される。市議会議員ピーター・オルティス氏によると、キング通りとストーリー通りでは、300台以上のローライダー車両が通りを埋め尽くすパレードが行われ、エマ・プルッシュ・パークでは音楽やダンス、地元ベンダーによる出店などが楽しめるフェスティバルが予定されている。両イベントには合わせて約2万人の参加が見込まれている。
しかし、これらの祝祭は、トランプ政権下で強化された移民政策、特に強制送還の取り締まり強化に対する地域社会の懸念が高まる中で開催される。一部の都市では、移民コミュニティへの影響を考慮し、シンコ・デ・マヨのイベントを中止する動きも見られる。サンノゼ市では、こうした懸念を抱える住民も多いが、地域の文化的多様性と団結を示す場として、イベントの開催が決定された。
Cinco de Mayo celebrations to be held in San Jose amid deportation concerns