サンノゼで大規模なメーデーデモ、移民政策への抗議が焦点に

NBC Bay Area

2025年5月1日、カリフォルニア州サンノゼにおいて、メーデー(国際労働者の日)を記念する大規模なデモが予定されている。主催者によれば、今回のデモは移民政策の大幅な変更に抗議するものであり、移民コミュニティの重要性を強調するため、移民に対して学校や職場を休むよう呼びかけている。

デモは午後にサンノゼ市内のストーリー通りとキング通りの交差点から開始される予定である。主催団体の一つであるWorking Partnerships USAのレベッカ・アルメンダリス氏は、「今年のデザインには『移民と労働者の権利のための闘い』と書かれている。我々は労働者と移民を支援する闘いの中にいる」と述べている。

このデモは、トランプ政権が就任後100日を迎えた直後に行われるものであり、連邦予算の削減や移民政策の大幅な変更、特に大量強制送還の実施に対する抗議の意味合いを持つ。アルメンダリス氏は「我々のコミュニティや労働者に対するこれらの攻撃は、これまでになく全国的かつ前例のないものである」と述べている。

カリフォルニア州立大学フラトン校のチカーノ・チカーナ研究のアレハンドロ・ガルディラ教授は、メーデーについて「この日は抗議のための日であり、時には象徴的な抗議であるが、過去20年間の最近の時期には、アメリカに影響を与えるより大きな問題に結びついた抗議であった」と述べている。

2006年には、全米で数百万人が、不法移民を犯罪化しようとする連邦法案に抗議するデモを行い、サンノゼでは約5万人が参加した。

アルメンダリス氏は、「シリコンバレーの労働者と移民の犠牲が、この地域を繁栄させ、全米で最も優れた郡にしている」と述べ、移民労働者の貢献を強調している。

Many demonstrators expected for May Day protest in San Jose – NBC Bay Area

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