サンノゼ市動物保護施設で再び犬の死亡、非人道的環境を指摘する監査後も改善進まず

ABC7

2025年5月12日、サンノゼ市の動物保護施設「San Jose Animal Care and Services」で、犬のローラが死亡した。同施設の職員コートニー・フェロが、休憩中に医療エリアで意識のないローラを発見した。ローラは脚にIVカテーテルが装着されており、首にはリードが何重にも巻き付いていた。フェロはローラを解放し、獣医クリニックに搬送したが、ローラはその後死亡した。

フェロによれば、施設では正式な手順書が存在せず、口頭での指示のみが行われていた。また、医療訓練を受けた夜間のコーディネーターも当日は不在であり、適切な対応がなされなかったと述べている。

この事件は、2024年末に市の監査報告書で指摘された非人道的な環境や過密状態が改善されていないことを浮き彫りにした。動物擁護団体「Sustain Our Shelters」の共同創設者で元職員のレベッカ・デイビス=マシューズは、施設の管理職と医療責任者の責任を問うべきだと主張している。

サンノゼ市は、ローラの死亡に関する内部調査を進めており、手順が守られていたかどうかを確認する予定である。

Another dog death reported at San Jose Animal Care Center following audit of inhumane conditions – ABC7 San Francisco

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