サンノゼ市のマット・マハン市長は、ホームレス問題や市の条例違反に対応する「地域生活品質ユニット(Neighborhood Quality of Life Unit)」を設立する計画を発表した。このユニットは、ホームレスキャンプの禁止区域での取り締まりを優先し、繰り返し避難所の利用を拒否する人々には逮捕の可能性もあるという。
マハン市長は、この施策はホームレスを犯罪化するものではなく、支援を提供するためのものであると強調している。計画には1,400床以上の避難所の追加が含まれ、アウトリーチチームがホームレスキャンプを訪問し、住民と関係を築きながら支援を提供することを目指している。
一方、サンノゼ警察官協会は、地域住民や事業者がホームレス問題の解決の進展を望んでいるとし、「避難所の利用や治療を拒む人々には逮捕もやむを得ない」との声明を発表した。
これに対し、ホームレス支援活動家のゲイル・オスマー氏は、警察を利用したアプローチは逆効果であり、人々を恐怖に陥れる可能性があると批判した。彼女は、警察がキャンプに介入することは解決策ではないと警鐘を鳴らしている。
Mayor Mahan unveils plans for police unit that will address homelessness – NBC Bay Area