サンフランシスコのチャイナタウンで人気のナイトマーケットが、2025年5月9日（金）から再び開催される。イベントは10月までの毎月第2金曜日に行われ、グラント・アベニューのカリフォルニア通りからパシフィック・アベニューまでの5ブロックを会場とする。

ナイトマーケットでは、40のフードベンダーが出店し、ライオンダンスやドラゴンダンス、カラオケ、ライブ音楽などのパフォーマンスが行われる。今年は新たにAANHPI（アジア系アメリカ人、ネイティブ・ハワイアン、太平洋諸島系）アーティストによるライブステージが設置され、赤い提灯も増設された。

このイベントは、2023年11月のAPEC開催時に始まり、パンデミック後のチャイナタウンの活性化を目的としている。非営利団体BeChinatownがCivic Joy Fundの助成を受けて運営し、約100人のボランティアが参加している。昨年は月に1万〜1万5千人の来場者を記録し、USA Todayから「全米で最も優れたナイトマーケット」と評価された。

地元のビジネスもイベントに参加しており、イースタン・ベーカリーは月餅を紹介するために店舗前にブースを設置した。オークランドから訪れたアンソニー・ニール氏は、AANHPIヘリテージ月間を祝うために同僚と来場し、「地元ビジネスを支援するためにお金を使おう」と述べた。

ナイトマーケットへの出店希望者は、BeChinatownのウェブサイト（www.bechinatown.weebly.com）またはInstagram（@BeChinatownSF）から申し込むことができる。出店は先着順で、参加には料金が必要となる。

San Francisco’s Chinatown night markets return with more food, music – NBC Bay Area