カリフォルニア州サンタクララのAIスタートアップ「YouPlus」の創業者であるシャウカット・シャミム（53歳）が、投資家を欺いたとして連邦刑務所で30か月の実刑判決を受けた。彼は、証券詐欺の罪を認め、2025年4月28日から服役を開始する予定である。また、5万ドルの罰金と3年間の保護観察も科された。Local News Matters+3San Francisco Chronicle+3SFGATE+3
シャミムは、YouPlusが高度なAI技術を用いた動画解析ツールを開発していると偽り、実際にはインドの従業員が手作業で動画を分析していた。また、2018年の収益を460万ドルと虚偽報告し、実際の収益は10万ドル未満であった。2019年には、偽造された銀行取引明細書を用いて、35社から60万ドルの収入があったと主張したが、実際には6万5千ドルの入金しかなかった。
この詐欺行為により、2018年8月から2019年10月までの間に、投資家から総額640万ドルを不正に調達した。シャミムは2019年11月にCEOを辞任し、2022年6月に起訴された。今回の判決は、シリコンバレーにおけるスタートアップ企業の倫理と透明性の重要性を再認識させるものである。
Bay Area tech startup CEO gets prison time for lying about product
