カリフォルニア州リッチモンドのバーナード・アベニュー沿いで、電線に止まった鳥が感電し、爆発音とともに死亡する事例が数ヶ月前から相次いでいる。地元住民によれば、これまでに少なくとも13羽の鳥が死亡しており、監視カメラには「ポン」という音とともに鳥が落下する様子が記録されている。
住民のマキシミリアン・ボリング氏は、電線の絶縁体や保護シールの欠損が原因ではないかと指摘している。しかし、電力会社PG&Eに複数回報告したにもかかわらず、現場での詳細な調査や修理は行われていないという。PG&Eは現在、調査中であると述べている。
近隣住民は、火災シーズンの到来を前に、この問題が山火事の引き金になる可能性を懸念している。そのため、電柱に警告看板を掲示し、目撃者に記録を呼びかけるなど、自主的な対策を講じている。