中国人バイヤーは、2024年4月から2025年3月の間にアメリカの住宅を137億ドル購入し、前年から83%増加した。彼らは米中の地政学的緊張やビザ政策の厳格化をものともせず、海外資産を中国の経済減速へのヘッジと見なしている。主要な購入地域はカリフォルニア州で、購入の36%を占める。次いでメリーランド州とニューヨーク州がそれぞれ9%であった。
中国人買い手は、他の国籍に比べて現金一括での購入が多く、アメリカの不動産市場を良好な利回りと規制が行き届いている安全な投資先と見なしている。報告によると、11,700件の住宅を過去一年間で購入し、そのうち66%が個人的使用、例えば主な住宅、学生用住宅、またはバケーションホームとして購入しているとされる。
全体として、外国人による米国の既存住宅購入は560億ドルに達し、物件数は78,100件と前年比で44%増加した。中国人買い手は、すべての外国人買い手の中で平均購入価格が最も高く、120万ドルであったが、この支出額は2017年のピーク時の317億ドルを下回っている。
