オークランド市は、市内18か所にスピード違反監視カメラを設置すると発表した。これらのカメラは来年1月中旬までに設置される予定であり、11mph以上のスピード違反を検出すると自動でナンバープレートを撮影する。映像は市職員が確認し、速度に応じて50ドルから500ドルの罰金が科せられる。

設置場所は、市内全体の8%にあたる「High Injury Network」に基づく事故データを元に選定された。プログラム開始後60日間は警告のみが発行され、その後は違反者に対して罰金が科せられる。オークランド市長のバーバラ・リー氏は、このプログラムが安全な交通を実現するための重要な一歩であると述べている。

このプログラムは2023年に制定された「Assembly Bill 645」に基づき、2032年までの試験的な取り組みとして実施される。施行は交通技術会社のVerra Mobilityが担当し、プライバシー保護のため、撮影はスピード違反車両のみを対象としナンバープレートの画像のみを保存する。市民への周知活動も行われ、詳細はオークランド市のウェブサイトで確認できる。

出典：Oakland to install new speed safety cameras at 18 locations