サンタクララ市は、ベイエリアホスト委員会とサンフランシスコ49ersとの合意により、2026年スーパーボウルの費用として約640万ドルの返金を受けることとなった。この合意は2025年9月23日にサンタクララスタジアム管理委員会によって承認された。

合意により、法執行機関のセキュリティサービスや安全設備などにかかる費用が補償される。さらに、サンタクララコンベンションセンターの賃貸料として約65万ドル、サンフランシスコ49ersスタジアム会社からのシニアと青少年のチケット販売分約2万6,000ドルの返金が見込まれている。

サンタクララ市議会は賛成5、反対2で合意を承認したが、市長のリサ・ギルモアと副市長のケリー・コックスは返金が確実に行われるかの懸念を示した。ギルモア市長は、保証書や信用枠を要求することで地域住民と納税者を保護する必要があると述べたが、49ersの役員はその必要はないと返答した。

この合意は、2010年にレヴィースタジアム建設を承認した際のリース条件に基づいており、2016年のスーパーボウルの際よりも多くの安全策が提供されている。バイエリアホスト委員会のCEO、ザイリーン・ジャンモハメド氏は、FIFAワールドカップとスーパーボウルの合意は同組織のイベント実施への献身を証明するものであると述べた。

出典：Santa Clara will be reimbursed millions for hosting Super Bowl