グーグル幹部殺害容疑の売春婦、一部容疑を認め有罪

2013年にサンタ・クルーズのヨットハーバーでグーグルの幹部、Timothy Hayes (51)がヘロインの過剰摂取で死亡した事件で、殺害容疑で勾留されている売春婦、Alix Tichelmanが過失致死にたいして有罪を認めた。Tichelmanは事件当日停泊中のヨット内で被害者とヘロインを摂取し性的行為を行っていたことが防犯カメラなどから判明している。当初、被害者に過剰摂取させた容疑で殺人の罪を問われていたが、死亡は事故であり、通報などの対応を怠ったものの殺意はなかったことが認められた。Tichelmanは裁判ではこれまで無罪を主張していたが、過失致死の有罪を認めたことで、求刑より少ない6年の懲役となった。検察側では防犯カメラで倒れている被害者を踏みつけてワインを飲んでいるTichelmanの姿が確認されている事などからTichelmanの事件後の対応が悪質であったと主張していた。