デベロッパーのトラブルなどで工事中のまま長く開発がストップしていたサニーベールのダウンタウン、タウンセンターの再開発工事がいよいよスタートする。サニーベールダウンタウンのモールは1979年にショッピングモールとしてオープンしたが、2000年初頭にはアンカーストアのMacy’s、JC Penny、Targetを残し多くの店舗がクローズして衰退の道をたどっていた。そこでサニーベール市は住宅エリアと商業エリアが共存する複合型でオープンエアの新しいタウンセンターの開発を計画、既存モールの取り壊しをスタートした。ところが不況の影響を受け、2009年には当時のデベロッパー、Sand Hill PropertyとRREEFがWells Fargoから借り入れていた1億8百万ドルに対して債務不履行をおす。これを受け、Well’s Fargoがフォークロージャーを進めたが2011年のオークションでは買い手がつかなかった。このプロセスに対して、Sand Hillが裁判でWell’s Fargoを訴えるなどがありさらに再開発は停滞した。2015年にようやく判決がおり、Well’s Fargoが不良債権として販売することを認められたため、現在のデベロッパの手に渡り再開発スタートへの準備が始まった。今週19日、再開発の着工を記念する竣工式が行われ、工事は2017年の春頃から本格的にスタートする。
City of Sunnyvale: Town Center Plans
昔はあのモールの中にボリウッド映画館があったんですけどね。覚えている人いるかな。