フェンタニルの取り締まりに全州で各機関が団結

サンフランシスコでは過去2年間に1700人がフェンタニルのオーバードースで死亡している。州全体では今年だけですでに5,500人とフェンタニル中毒が大きな問題となっていることから、カリフォルニア州では、緊急医療、警察、治療などに取り組むそれぞれの組織が州規模の「フェンタニル、オピオイド、過量服用防止委員会」として協力し合って対策にのぞむことを発表する予定。フェンタニルは麻酔や鎮痛、疼痛緩和などに使用される強オピオイド系の麻薬で処方箋があれば医療機関から入手することが可能なほか、中国から違法に個人で輸入されるケースも増えている。路上ではドラッグディーラーが中毒者を相手に違法売買を行っている。