7人の死者を出したハーフムーンベイの銃撃事件があったマッシュルーム農園の一つ、カリフォルニア・テラ・ガーデンでは、居住設備に特定の法律や許可要件があったことを知らなかったとして、地元当局と会議の後、条件を満たす住居を新たに建設する計画を示した。農園は開発完了までに1年かかるとして、その間に従業員が住むための社宅を用意するとしている。

同農園は、事件後に従業員の最低賃金が守られていなかったり、住環境が劣悪だったとの報道に対して、従業員には最低賃金を上回る16.50ドルから24ドルを支払っており、有給休暇や健康保険などのベネフィットも提供しているとの声明を出していた。また、住居については300ドルの家賃を給与から天引きする形で敷地内のトレーラーハウスや大型ＲＶなどに住まわせていたとしている。

しかし、従業員をよく知る近所の商店の店員によれば、従業員の時給は9ドルで、だれも仕事を失うことを恐れて声を上げることができなかったという。

Half Moon Bay farm will build new housing, company says

ハーフムーンベイ銃撃事件、犯行のきっかけは100ドル – シリコンバレー地方版