不動産や物価など生活コストの急増とともにカリフォルニアを去る人が多い中、引っ越し先に選ばれることの多いユタ州では、ここ数年で人口が急増し生活インフラや住宅供給が圧迫されている。ユタ州では、2010年から2020年の10年間で人口が18.4%増加し、2021年から2022年の一年間だけでも41,687人増と全米でも9番目の上昇率となっている。ユタ州のコックス知事は人口の急増はカリフォルニアからの流入が原因とし、住宅不足や住宅価格の高騰をさけるためにも、カリフォルニア州が税金や規制を削減し、市民がユタ州に移住するのを防ぐことを望んでいると記者会見で語った。
Utah governor dissuades Californians from moving to his state