ベイエリアで有名なシーフード・レストラン・チェーン、ザ・フィッシュ・マーケットが、昨年クローズしたサンタクララ店に続いて新たにパロアルトの本店とサンマテオ店、そして南サンフランシスコの漁業施設を閉鎖する。今回の閉店は、両施設の再開発計画によるもの。同社のドワイト・コルトン社長は、この決断に悲しみを表明しながらも、レストラン本来の完全性とビジョンを守る必要性を強調した。閉店は9月に予定されており、顧客は最後に訪れることができる。8月には、数十年にわたって提供されてきたお気に入りのメニューへのオマージュとして、キッチンで週替わりのスペシャルメニューが提供され、9月の最終日には記念メニューが用意される。
フィッシュマーケットは1976年にパロアルトで創業し、さまざまな場所に店舗を拡大したが、現在は南カリフォルニアに2店舗を残すのみとなっている。ベイエリアの店舗閉鎖は、50年近くにわたって高品質のシーフードとフレンドリーな雰囲気の提供に尽力してきた同社にとって、ひとつの時代の終わりを意味する。社長は、北カリフォルニアの忠実なゲストに感謝の意を表し、レストランの成功は献身的なチームメンバーのおかげであると述べた。フィッシュマーケット本店の閉店は、ベイエリアのダイニングシーンにとって大きな変化を意味し、再開発計画がこれらの老舗に取って代わることになる。
Palo Alto, San Mateo: Last 2 local Fish Market restaurants will close permanently日本からの出張者が「もう肉飽きた~魚くいて~」と言い始める出張三日目の定番レストラン。