サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフにある2つの象徴的なレストラン、Pompei’s GrottoとLou’s Fish Shackが、市とのリース契約終了に伴い閉店した。Pompei’s Grottoは1946年から、Lou’s Fish Shackは1988年から地元客や観光客に愛されていた。閉店は、パンデミック時にレストランが家賃を支払わなくなり、サンフランシスコ港に100万ドル以上の負債を抱えることになったことによる契約解除。これによりレストランは未払いリース料の一部と利息のみを支払うことになった。
レストラン側は、パンデミックによる壊滅的な経済的影響を閉店の理由としている。今回の閉店は、パンデミックに関連した損失と犯罪率の増加により、市内で閉鎖されたレストランや店舗のリストに追加された。フィッシャーマンズ・ワーフの人通りはパンデミック以前のレベルに近づいていると言われているが、今回の閉店は、ウォーターフロント沿いで事業を展開する他の店にとってはチャンスである。