メキシコの太平洋沿岸で急速に勢いを強めているハリケーン・ヒラリーは南カリフォルニアに上陸する可能性があり、上陸すれば1939年以来84年ぶりのカリフォルニアでトロピカルストーム上陸となる。米国国立ハリケーンセンターは、歴史的な出来事として南カリフォルニアに熱帯暴風雨の警戒を発表した。ヒラリーは現在時速約145マイルの風を維持しており、多少弱まる可能性はあるものの、メキシコのバハカリフォルニア半島に接近し、最終的には南カリフォルニアに向かうまではハリケーンのままと予想されている。その後のハリケーンの進路はネバダ州に向かっており、北カリフォルニアには来週初めに軽い雨をもたらす可能性がある。
ハリケーンの名前は大統領選挙と関係あるの?
アメリカのハリケーンには毎年、発生順に頭文字Aから順番に人の名前がつけられている。このハリケーンネーミングシステムは1950年代にはじまり、当初は女性名だけだったが、現在では男女の名前が交互に使用され、6年ごとに新しい名前のセットが決定される。とくに強い被害をもたらした名前は永久欠番となりその後は使用されなくなる。
台風に女性名をつけるのが問題視されて男性名も加えられた経緯を考えると、次は多様性に配慮しアジア人名とか中性的名前なんかもいれろというポリコレがかかりそうな。