成績が優秀な上に、家が金持ちでないと入学することが難しかったスタンフォード大学が、低所得層への学費割引を拡大し、両親の収入が10万ドル以下の学生には年間の授業料3万6千ドルを来年から無料とするプランを発表した。現在、スタンフォード大学の生徒の家庭の年収の中間値は12万ドルで、今回の値引きにより多くの学生が恩恵を被ることとなる。値引きは、寮費にも適用され低所得の場合、授業料と寮費をあわせた4万7千ドルが無料となる。これまでは、5万5千ドル以下の家庭にとって成績が優秀で奨学金をとるか、割引で授業料が3871ドルとなるサンノゼ州大やUCバークレイが第一志望となっていたが、これからはスタンフォードで無料で授業が受けられることとなる。スタンフォードは授業料の値下げをすることで、貧富に関わり無く、優秀な学生を集めるのが狙い。すでに、合格率は11%と狭き門がさらに狭くなりそうだ。
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