ハイキング中に骨折の元空軍医師、救助に来たCHP隊員を救出

Big Bear Lakeに近いShasta-Trinity National Forest をハイキング中に骨折をして動けなくなった男性が、ヘリコプターで救助に来たCHPの隊員を逆に救出することとなった。骨折したのは元空軍医師でラスベガスからサニーベールの友人を訪ね二人でハイキングに来ていたJeremy Kilburnさん。 Kilburnさんはハイキング中に連れていたジャーマンシェパードに飛びつかれた際にバランスを崩して倒れて骨折し動けなくなったため、他のハイカーから無線を借りて救助を呼んだ。しばらくして、ヘリコプターが到着したが、足場の悪い岩場に着陸したため、バランスをくずして回転中のプロペラがヘリから降りたCHPのオフィサーの後頭部を直撃する事故が起きてしまった。後頭部から出血し失神したオフィサーを見ると、Kilburnさんは友人の肩を借りて骨折した足をひきずってオフィサーに駆け寄り、止血や酸素補給などの応急処置を行った。
ヘリコプターはReddingの病院に二人のけが人を搬送。Kilburnさんは骨折の治療を受けて隊員。CHPのオフィサーはまだ油断を許さない状況だが、適切な応急処置のため一命は取り留めている。