カリフォルニア州立公園のプログラムである「California State Library Parks Pass」は、州の予算削減の対象から外され、存続が決定された。州の資金で運営されるこのプログラムは、図書カード保持者に対し、公立図書館から州立公園のパスを貸し出し、200以上の公園への無料アクセスを提供するものである。プログラムは2021年に開始され、これまでに38,000枚のパスが8,000人以上のカリフォルニア州民に貸し出されている。
カリフォルニア州立公園財団の調査によれば、参加者の63%が公園訪問の主な障壁として費用を挙げており、日帰り料金は平均5ドルから35ドルである。回答者の約70%が年収6万ドル以下で、63%以上が有色人種であることが報告されている。90%の参加者が、パスのおかげで年に7回以上公園を訪問する予定であると回答している。
2025年7月3日、ギャビン・ニューサム州知事は、このプログラムを2026年まで継続するために必要な675万ドルの予算を含む州予算案に署名した。これにより、州が公有地をすべての人にとって本当にアクセス可能にする方針を再確認したことになる。
CA State Parks library pass saved from state budget chopping block | KRON4