大量の電話帳の無差別配布が環境破壊の原因になっているとして、サンフランシスコ市では電話帳の配布を規制する法案の審議を始めた。サンフランシスコ市スーパバイザのプレジデントであるDavid Chu氏によれば、サンフランシスコだけで年間150万冊のイエローページが配布されているが、そのほとんどが利用されずにそのままゴミに出され、市に年間5400万ドルのゴミ処理費用の負担となっている。Chu氏はイエローページは希望した家またはビジネスにのみ配布することとし、違反した場合には業者に1冊500ドルの罰金を果たすことを提案している。これに対してイエローページ社では、すでに配布を希望しない人にはオプトアウトの選択肢を用意しており、オプトインを法律で強制することこそ税金の無駄遣いと反対している。
今時イエローページを利用している人も不思議ですが、イエローページに広告を出しているビジネスも疑問。広告主が出稿をやめれば自然に絶滅しそうな気がしますけどね。
SF:電話帳の配布を禁止か
