2025年4月27日、カリフォルニア大学バークレー校の学生が、トランプ政権による連邦教育省の解体命令に抗議してキャンパス内でウォークアウトを実施した。この抗議行動は、教育学部の学生を中心に組織され、スプロール・ホール前で集会が行われた。学生たちは、教育の質と公平性を損なう政策に対して声を上げ、連邦政府の役割の重要性を訴えた。
抗議の中心人物であるイーサン・コリアー=モレノ氏は、母親が30年近く教職に就いていることを例に挙げ、教育省の解体が教育現場に与える深刻な影響を強調した。また、UCバークレー教育学部のミシェル・ヤング学部長は、連邦政府が低所得層や障害を持つ学生への支援を提供している現状を説明し、教育省の存在意義を訴えた。
この抗議行動は、トランプ政権の教育政策に対する全国的な反発の一環であり、他の大学でも同様の動きが広がっている。学生たちは、教育の公平性と質の維持を求め、今後も抗議活動を継続する意向を示している。
UC Berkeley students stage walkout against Trump administration policies | KRON4