Waymo、サウスベイおよび半島地域でのロボタクシーサービス拡大に向け州の承認を申請

自動運転技術を開発するWaymoは、サウスベイおよび半島地域でのロボタクシーサービスの拡大に向け、カリフォルニア州公共事業委員会(CPUC)に対し、乗客からの料金徴収を許可する申請を行った。​同社は2025年3月に「アドバイスレター」を提出し、現在、CPUCの審査結果を待っている。

Waymoはすでにサンフランシスコで無人運転のロボタクシーサービス「Waymo One」を展開しており、今回の申請が承認されれば、サンノゼやクパチーノ、ロスガトス、ミルピタスなどを含むサウスベイ全域および半島地域へのサービス拡大が可能となる。​また、サンノゼ・ミネタ国際空港(SJC)へのサービス提供も視野に入れており、2024年8月から9月にかけて、同空港で安全運転手を同乗させたマッピングとテスト走行を実施している。

この拡大計画には、サンノゼ市長マット・マハン氏や連邦議員サム・リカルド氏、Sharks Sports and Entertainment、シリコンバレー自転車連盟など、地元のリーダーや団体からの支持が寄せられている。​リカルド氏は、「サンノゼの住民はテクノロジーに精通しており、Waymoのような革新的な交通手段を受け入れる土壌がある」と述べている。

現在、Waymoはサンノゼで安全運転手を同乗させた自動運転車両の運行を行っているが、CPUCの承認が得られれば、完全な無人運転による商用サービスの提供が可能となる。​同社は、サービスの拡大により、地域住民に安全で便利な移動手段を提供し、交通の選択肢を増やすことを目指している。

Waymo seeks state approval to expand robotaxi service – NBC Bay Area

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