ラッコがサメに襲われる被害急増10年前の三倍に

カリフォルニア沿岸部に生息するカリフォルニアラッコがサメに襲われる被害が急増し、海洋生物学者を悩ませている。1990年代には死骸でみつかるラッコのうち、サメに襲われた痕跡がみつかったのは1割程度で、死因は感染症や寄生虫などによるものが中心だったが、ここ数年では3割以上がサメに襲われたことが原因で死亡している。襲っているのは主にホオジロザメと見られる。昨年はサンタバーバラからサンマテオの間の沿岸に打ち上げられたラッコの死骸のうち70頭からサメに襲われた痕跡が見つかった。カリフォルニアラッコは一時絶滅の危険にさらされていたが、近年になり少しずつ個体数が増加していたが、2010年には2711頭が確認され前年比で3.6%減少していた。サメ被害が急増している原因については明らかになっていない。