カリフォルニア州の有権者は、プロポジション50を含む複数の議案について投票する予定である。プロポジション50は、共和党のテキサスでの区割り変更に対抗するためのもので、民主党が5つの連邦議会議席を獲得するための道を開く可能性がある。アラメダ郡では、ワシントン・タウンシップ医療地区に関連する課税の是非が問われ、他にもサンタクララ郡やマリン郡での税関連措置や市長のリコール選挙が予定されている。
アラメダ郡(Alameda County)
Measure B:ワシントン・タウンシップ・ヘルスケア地区における医療体制強化のため、12年間にわたり建物面積1平方フィートあたり5セントの固定資産税を課す案。年間1,300万ドルを調達し、医療機器の更新、救急外来の待ち時間短縮、高品質な救急・入院医療の維持を目的としている。
マリン郡(Marin County)
フェアファクス(Fairfax)市では、市長と副市長のリコール(解任)を問う選挙が実施される。
Measure J:ソーサリート(Sausalito)市内の12か所の商業用地に住宅オーバーレイゾーンを設け、高齢者・家族向け・低所得者向け住宅の建設を可能にする案。
Measure K:市有地に最大50戸の高齢者住宅を建設できるようにする案。
サンタクララ郡(Santa Clara County)
Measure A:緊急医療、メンタルヘルス、公共安全サービスを支援するため、5年間にわたり5/8セントの売上税を課す提案。年間3億3,000万ドルの歳入を見込み、連邦補助金の削減を補う狙い。
また、郡査定官(Assessor)選挙には以下の4候補が出馬している。
- ヤン・ジャオ(Yan Zhao):サラトガ市議会議員
- リシ・クマール(Rishi Kumar):テック企業CEO
- ネイサ・フィルゴー(Neysa Filgor):副査定官
- ブライアン・ドー(Bryan Do):東サイドユニオン高校区理事
ソノマ郡(Sonoma County)
Measure I:ペタルーマ(Petaluma)市で、8年間にわたり年129ドルの区画税(parcel tax)を課す案。年間300万ドルを確保し、中学・高校の教員維持、STEMやライティング教育支援、少人数学級の維持に充てる。
また、ティンバーコーブ水道区(Timber Cove Water District)では理事3名を選出する選挙が行われる。候補者は以下の4名。
- ロバート・ライトナー(Robert Leihtner):現職(任命)
- ジョン・レア(John Rea):現職
- ジェス・ウェーバー(Jess Weber):生物学者
- ジョン・グレイ(John Gray):元消防士
出典:Nov. 4 Special Election: What else is on the ballot in the Bay Area?




