昨年、サンタクララ市ではデータセンターからの収入がホテル税を上回り、一般資金の第三の主要収入源となった。サンタクララは55のデータセンターを持ち、今後3つの新設が計画されている。Silicon Valley Power (SVP)は自社発電量の60%をデータセンターに供給しており、この需要は700メガワットから1,300メガワットに増加する見込みである。
SVPは総収入の5%を市の一般基金に拠出しており、2024-2025年度には3,450万ドルが見込まれている。さらに、データセンターは昨年、固定資産税や売上税、使用税で1,050万ドルを市に納付した。これらの収入により、2024-2025年度の市の歳入は4,500万ドル増加し、これは全体予算の13%に相当する。
データセンターは大規模な電力需要に伴うインフラ整備の費用も負担している。新たなデータセンター建設時には開発手数料を支払う仕組みとなっており、新設される50メガワットのデータセンターであれば、約3,000万ドルの手数料が発生する。また、2019年以来、データセンターは手頃な価格の住宅向けに390万ドルを拠出しており、今後建設される3つのデータセンターがさらに170万ドルを貢献すると見込まれている。
出典:Data Centers — Santa Clara’s Third Largest General Fund Revenue Generator