2025年10月24日にポートラバレーのタウンセンター近くで見つかったコウモリが狂犬病に感染していることが確認された。サンマテオ郡の保健当局は、感染した動物との接触により狂犬病に感染すると致命的になるため、物理的接触があった場合は直ちに医療機関に連絡するよう呼びかけている。接触がなければリスクはないとされている。現在、暴露の可能性がある人物や動物は特定されていない。
狂犬病は感染動物の唾液を介して広がり、主に野生動物で見られる。カリフォルニア州では毎年約200件の狂犬病が確認されているが、人間への感染は非常に少なく、1980年以降、同州で確認された人間の感染例は17件である。全国では毎年およそ10万人が予防接種を受けている。
サンマテオ郡では過去11年間、毎年平均2匹のコウモリが感染しており、2023年以来の感染確認となる。今年は2件の感染が確認され、もう一つのケースはハーフムーンベイで発見されたが、こちらもリスクはないとされている。
Rabies(狂犬病)とは、犬に限らず猫やコウモリなど哺乳類全般の唾液などを介して感染し、発症するとほぼ100%致死となる神経系のウイルス性疾患です。
出典:San Mateo County Health Confirms Rabies in Bat Found at Portola Valley Town Center




