ベイエリアの家族がスタンフォード大学のCOVID治療研究に「無料」で参加したところ、6,900ドル以上の請求書が届いた。2022年にCOVIDに感染した娘が、スタンフォードの医療施設からの電話で研究への参加を促され、三回の輸血が無料であると説明されていた。しかし、後になって予定にない高額な請求が送られ、家族は驚いた。

家族は保険会社Cignaに書類を提出したが、処理は進まなかった。スタンフォード側は患者との調整に努めると述べ、最終的に患者は減額された額を支払った。Cignaはカリフォルニア州法により、特定のCOVID治療の無料化が2022年9月まで施行されていなかったとしているが、州の保険局はこの主張に反して、治療が無料であるべきだと述べている。最終的にスタンフォードは、支払い済みの金額を返金する手続きを進めていると発表したが、家族にとっては不満が残る結果となった。

出典：COVID patient recruited to participate in ‘free’ research study, gets hit with $6.9K bills