カリフォルニア州では、州内所得上位5%の平均年収が473,848ドルであるのに対し、最低20%層の平均所得は14,542ドルと、459,000ドルの大きな格差があることが分かった。しかし、全国的な所得ランキングでは同州は12位であり、上位10位には入らない。
WalletHubの調査によれば、カリフォルニア州の全住民の中央値年収は129,884ドルで、全米平均の約81,000ドルを上回っている。また、同州は住宅費などの生活費が高く、高所得が必ずしも豊かさを意味しないことも指摘された。
大都市と地方との格差も問題であり、農村地域での賃金は都市部に比べて約20%低いとされている。この所得格差の問題は、地域による生活費の違いが主な要因となっていると分析されている。