2020年の二倍の会社がカリフォルニアから本社を州外に移転

スタンフォード大学のフーバー研究所が最近発表したレポートによると、2021年に本社を移転した企業は153社で、2020年に撤退した75社の2倍以上、2018年に撤退した46社の3倍以上であった。州の規制の厳しさ、税金の高さ、生活費の高さなどが主な理由となっている。移転先としてはテキサス州が最も多く、テスラ、オラクル、HP、チャールズシュワブなどがカリフォルニアからテキサスへ本社を移転している。また、本社は移転せずとも業務の大部分を他州に移したり、従業員に州外への引っ越しを奨励し援助している会社も多い。このまま企業の撤退が続けば、税収や雇用機会の喪失にとどまらず、地域経済への影響も大きく、住宅価格の下落にもつながる。

‘No end in sight’ to businesses leaving Calif., report says