BARTの平日利用者数がパンデミック後最高に

BART

サンフランシスコのBART(ベイエリア高速鉄道)は、10月にパンデミック後最高の平日平均利用者数を記録した。利用者数は前年同月比で10.7%増加し、1日平均約200,000人が利用した。月間の利用数は530万回以上であり、「No Kings」抗議活動が最大の土曜日利用者数を引き寄せた。

利用者の増加は、ハードリー・ストリクトリー・ブルーグラス・フェスティバルやサンフランシスコ・フリートウィーク、ドリームフォース会議といったイベントの影響もあるとされる。また、10月の月間利用者は9月比で5.9%増加した。これには、非接触型カードで直接料金を支払える「Tap and Ride」の利用が10%に達したことや、低所得者向け割引「Clipper START」の利用が40%増加したことが関連している。

一方でBARTは、3億7500万ドルの予算赤字に直面している。この赤字を運賃収入のみで補うためには、現在の利用者数を倍増させる必要があるとしている。BARTは、通勤者が少ない背景からオンライン会議の増加や出勤状況の変化が続く中、長期的な資金解決策を模索している。

出典:BART ridership sees highest weekday average in October 2025

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