サンノゼ市のナンバープレートカメラに対するプライバシー訴訟

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現地の擁護団体が提起した訴訟により、サンノゼ市が街中で展開している自動ナンバープレート読み取り装置によって収集されたデータが、運転者のプライバシー権を侵害しているとされる。訴訟はサンタクララ郡上級裁判所にて火曜日に提起され、サンノゼ警察が令状なしに膨大な数のナンバープレートや車両画像を検索できる点が問題視されている。原告は、この手法がカリフォルニア州憲法で禁止されている不合理な捜索に該当し、プライバシー権を保障する規定に違反していると主張している。

訴訟は、アメリカ自由人権協会(ACLU)と電子フロンティア財団(EFF)が、サービス・移民権利・教育ネットワークとアメリカ・イスラム関係評議会という2つの非営利団体を代表して行っている。これらの団体は、警察がデータベースを検索する際にまず令状を取得するよう、裁判所に要求している。

サンノゼ市は2022年から、特定の場所に監視技術を初めて配置した。その背景には、高級ショッピングモールを含むいくつかの高額窃盗事件があった。サンノゼは事故の多い通りや犯罪多発地帯の交差点に、合計472台の自動ナンバープレート読み取り装置を設置している。支持者はこの技術が人員不足を補い、様々な犯罪捜査において重要な手がかりを提供してきたと述べている。

出典:Lawsuit over San Jose license plate readers

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